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IIJmioが業界初のフルMVNOへ

2017年度下期にIIJmioがフルMVNOへ、というニュースが流れましたね。

 

フルMVNOとは?
加入者管理機能である「HLR/HSS」というユーザー情報を管理するデータベースを自社で運用するMVNOという事らしいんですが・・・

 

今現在、MVNOが管理している部分というのは、ネット接続時のゲートウェイ部分のみ、パソコンのネット接続でいえば、インターネットプロバイダの部分のみという感じだと思います。

 

実際の契約者の情報など顧客情報はドコモ回線のMVNOならドコモが管理しており、同様にau回線ならauが管理している状況です。

 

加入者を特定する、SIMカードは、ドコモやauから借りて各MVNO業者が提供している状態です。

 

これが、フルMVNOとなってHLR/HSSをIIJmioが管理する事になると、顧客情報を自社で管理するので、当然SIMカードも自社で提供できるようになるようです。

 

フルMVNOになる事で現在の格安SIMユーザーへのメリットは?
現状では、特になさそうです。

 

以前、フルMVNOになる事で、音声通話に関してのサービスも提供できるようになる事で、定額通話など通話に関するサービスもMVNOで提供できるようなるといったようなニュース記事を読みましたが、現状でも、プレフィックス番号を用いた通話サービスや、IP電話などで、現状でも定額などの音声通話のサービスが提供できるようになったので、音声通話に関しては、今後もドコモやauに依存するようです。

 

強いて挙げると、MVNO業者を今現在600社にも上るそうで、ドコモの通信網を利用してスマホ以外のサービスを提供しているMVNO業者の方が多いと思うので、全てがスマホ向けの格安SIM事業者というわけではないですが、非常に多くの格安SIM業者があり、競争も激化しており、顧客を集める事のできない格安SIM業者は、潰れる所も今後たくさんでてくるんじゃないかと思います。
フルMVNOになる事でMVNO業界のトップ企業の一つにIIJmioが引き続きなる事で、IIJの格安SIMユーザーは今後も安心してサービスを受ける事が出来る可能性が高いんじゃないでしょうか。

 

では、なぜフルMVNOになるのか?
これは、MVNOでもスマホの格安SIM以外のサービス提供をする為の伏線のようです。

 

自社でSIMカードが発行できるので、様々な形状のSIMの提供が可能になり、次世代のIoTの分野への参入の布石といった事が強いようです。

 

IoTとは分かりやすく言えば、物とインターネットを繋ぐ事を言うそうで、他えば現在でもいくつかありますが、デジタルカメラで撮った写真をそのままアップロードできたり、自宅の家電製品を外からスマホで操作できたりなど、ネット接続できる機器が今度どんどん増えて行く事が予想されていますので、そういったサービスへの参入が、フルMVNOになる事で出来るようになるようです。

 

IoTが身近になって、色んな物がネット経由で操作できるようになると思うと、漫画や映画の未来の世界がどんどん現実味を帯びてきてワクワクする反面、大手企業などセキュリティが非常に高いはずのコンピューターでもハッキングされて顧客情報が・・などのニュースを見るので、色んな物の操作がハッキングされるかも・・
なんて考えるとちょっと怖いですね(笑)