最近のスマートフォンは高機能化が進み、魅力的なモデルが数多く登場していますが、同時に端末価格も上昇傾向にあります。そこで注目されているのが、月々の通信費を大幅に抑えられる「格安SIM」です。お気に入りのスマートフォンを格安SIMと組み合わせることで、高額な通信費を気にせず、賢く快適なスマホライフを送ることができます。
特に、「BASIO active」は、京セラ製の「かんたんスマホ」シリーズの一つで、大きなアイコンとシンプルな操作性が特徴です。見やすい大画面ディスプレイ、使いやすい物理ボタン、そして防水・防塵・耐衝撃性能も備えているため、初めてスマートフォンを使う方や、操作に不慣れな方にも人気があります。auから発売されましたが、格安SIMとの相性も気になるところでしょう。
この記事では、BASIO activeを格安SIMで使う際に知っておくべき対応バンド、APN設定、メリット・デメリット、そしてBASIO activeに最適なMVNOまで、あなたの疑問を網羅的に解説します。安心してBASIO activeと格安SIMの組み合わせを始められるよう、分かりやすくご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
BASIO activeと格安SIMの相性:基本情報

BASIO activeを格安SIMで利用する上で最も重要なのが、対応バンドです。スマートフォンは、各キャリアが提供する電波の周波数帯(バンド)に対応している必要があります。BASIO activeがどのバンドに対応しているかを知ることで、利用したい格安SIM(MVNO)がどのキャリア回線を使用しているかを確認し、問題なく通信できるかを判断できます。
BASIO activeの対応バンド一覧
BASIO active (SHG09) が対応している主要な通信バンドは以下の通りです。BASIO activeはauから発売されており、au回線との相性が特に良いですが、他の回線でも利用可能な場合があります。
通信規格 | バンド/周波数帯 |
5G NR | n3, n28, n77, n78 |
4G (LTE-FDD) | Band 1, 2, 3, 5, 8, 12, 17, 18, 19, 38, 41 |
3G (W-CDMA) | Band 1, 2, 4, 5, 8 |
対応バンドと主要MVNOの対応状況(図表形式で示す)
BASIO active(SHG09)はauから発売されており、特にau回線の主要バンドにしっかり対応しています。ドコモ回線やソフトバンク回線、楽天モバイル回線でも利用は可能ですが、プラチナバンドと呼ばれる電波が届きにくい場所での通信に影響が出る可能性があるので注意が必要です。
以下に、BASIO activeの主要対応バンドと、主要MVNOの対応状況をまとめました。
キャリア回線 | 4G (LTE) 主要バンド | 5G 主要バンド | BASIO active 対応状況 | MVNO例 | 相性評価 |
ドコモ回線 | Band 1, 3, 19 | n28, n78 | Band 1, 3は対応、n79は非対応。 | IIJmio (Dタイプ), mineo (Dプラン), NUROモバイル (ドコモ回線), イオンモバイル (タイプ1) | △ 通話・通信品質に影響が出る可能性あり |
au回線 | Band 1, 3, 18, 26, 41 | n3, n28, n77, n78 | 主要バンドにしっかり対応 | povo, UQ mobile, IIJmio (Aタイプ), mineo (Aプラン), NUROモバイル (au回線), イオンモバイル (タイプ2) | ◎ 非常に良好 |
ソフトバンク回線 | Band 1, 3, 8, 41 | n3, n28, n77, n78 | Band 1, 3は対応 | Y!mobile, LINEMO, mineo (Sプラン), NUROモバイル (ソフトバンク回線), イオンモバイル (タイプ2) | ○ 通話・通信品質に影響が出る可能性あり |
楽天モバイル | Band 3, 18 | n77 | Band 3は対応 | 楽天モバイル | △ 通話・通信品質に影響が出る可能性あり |
※補足事項:
- BASIO activeはau回線に最適化されています。
- 5Gバンドについては、n3, n28, n77, n78に対応していますが、ドコモのn79には非対応です。
SIMロック解除の必要性
BASIO active(SHG09)は、auから販売されているスマートフォンです。2021年10月1日以降にauから販売された端末は、原則としてSIMロックが設定されていません。BASIO activeもこのルールに則り、購入時からSIMフリーの状態で販売されているため、基本的にSIMロック解除の手続きは不要です。
しかし、もし何らかの理由でSIMロックがかかっている場合(非常に稀なケースですが、例えば中古で購入した場合などで以前のルールが適用されている可能性もゼロではありません)、他社の格安SIMを利用するためにはSIMロック解除が必要になります。
SIMロック解除が必要な場合の手続き方法(auの場合):
- My au(オンライン): 最も手軽でおすすめの方法です。24時間いつでも手数料無料で手続きができます。
- My auにログインし、「SIMロック解除」の項目へ進みます。
- 画面の指示に従ってIMEI番号などを入力し、手続きを完了させます。
- auショップ: 店頭での手続きも可能です。
- auお客様サポート(電話): 電話でも手続きが可能です。
ご自身のBASIO activeがSIMフリーかどうかは、設定アプリから確認できます。
- Androidの場合: 「設定」アプリ > 「端末情報」または「デバイス情報」 > 「SIMカードステータス」または「SIMロックの状態」を確認し、「許可されています」や「SIMロックなし」と表示されていればSIMフリーです。
格安SIMを契約してから利用開始するまでの一般的な流れ

格安SIMの契約から利用開始までは、大きく分けて以下のステップで進みます。初めての方でもスムーズに手続きできるよう、各ステップを確認しておきましょう。
- 格安SIMの選択と申し込み:
- まずは、この記事で紹介したようなBASIO activeとの相性が良いMVNOの中から、ご自身のデータ使用量や通話スタイルに合ったプランを選びます。
- オンラインの公式サイトから申し込みを行います。本人確認書類(運転免許証など)やクレジットカード情報、MNP予約番号(電話番号を引き継ぐ場合)などが必要になりますので、事前に準備しておきましょう。
- SIMカードの到着 / eSIMのプロファイルダウンロード:
- 物理SIMカードの場合:申し込みから数日後にSIMカードが郵送で届きます。
- eSIMの場合:申し込み完了後、eSIMプロファイルのダウンロード用QRコードがメールで送られてきたり、専用アプリからダウンロードする形になります。
- BASIO activeへのSIMカード挿入 / eSIMプロファイル設定:
- 物理SIMカードの場合:BASIO activeの電源を切り、SIMトレイを引き出してSIMカードを正しい向きで挿入します。その後、SIMトレイを戻し、電源を入れます。
- eSIMの場合:BASIO activeの「設定」アプリからeSIMの追加を行い、届いたQRコードを読み取るか、手動で設定情報を入力してプロファイルをダウンロードします。
- APN設定(アクセスポイント名設定):
- SIMカードを挿入したりeSIMを設定したりした後、BASIO activeで通信ができるようにするための設定です。多くの場合、自動で設定されるか、MVNOから提供される簡単な手順で完了しますが、手動での設定が必要なこともあります。
- 具体的な設定方法は後述の「BASIO activeで格安SIMを使う際の初期設定ガイド」をご確認ください。
- 開通手続き(MNPの場合):
- 電話番号をそのまま利用するMNP(携帯電話番号ポータビリティ)で乗り換える場合は、新しいSIMカードが手元に届いた後、お客様自身で開通手続き(回線切り替え)を行う必要があります。
- これは通常、MVNOのマイページや専用の電話窓口から行います。手続きが完了すると、それまで使っていた旧キャリアのSIMカードが使えなくなり、新しい格安SIMが利用できるようになります。
- 動作確認:
- すべての設定が完了したら、Wi-Fiを切ってモバイルデータ通信が利用できるか、通話やSMSが問題なく送受信できるかを確認しましょう。
BASIO activeにおすすめの格安SIM
BASIO activeの対応バンドを踏まえると、**au回線を利用する格安SIM(MVNO)**が最もおすすめです。ここでは、BASIO activeユーザーに特におすすめできるMVNOを4社ピックアップし、それぞれの特徴や料金プラン、BASIO activeでの利用メリットを比較検討します。
mineo
mineoは、ユーザー同士のコミュニティが活発で、独自のサービスが魅力のMVNOです。ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線の中から好きな回線を選べるのが大きな特徴です。BASIO activeで利用するなら、もちろんau回線(Aプラン)がおすすめです。
- 特徴:
- トリプルキャリア対応: ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア回線から選択可能。BASIO activeならau回線を選びましょう。
- 「パケット放題 Plus」でデータ無制限に: 月額385円のオプションで、最大1.5Mbpsでデータ使い放題になります。低速でもSNSや動画視聴(標準画質)を楽しみたい方におすすめです。
- 「フリータンク」「パケットギフト」: 余ったパケットを分け合ったり、他のユーザーから分けてもらったりできるユニークなサービスがあります。
- ユーザーコミュニティ「マイネ王」: 困ったときに助け合ったり、情報を交換したりできる場が提供されています。
- 料金プラン例(マイピタ – Aプランの場合):
- 1GB: 880円/月
- 5GB: 1,298円/月
- 10GB: 1,958円/月
- 20GB: 2,178円/月
- (通話定額オプションは別途)
- BASIO activeでの利用メリット:
- au回線を選択することで、BASIO activeの通信性能を最大限に活かせます。
- 「パケット放題 Plus」は、外出先でBASIO activeで動画を見たり、テザリングでPCを使ったりする機会が多い方にとって、非常に経済的な選択肢となります。
- コミュニティがあるので、万が一BASIO activeでの設定などで困った際も、ユーザー同士で情報交換ができるのは安心材料です。
[mineo公式サイトへ(詳細はこちら)]
mineo(マイネオ)IIJmio
IIJmioは、格安SIMの老舗で、通信品質の高さと料金プランのバランスの良さに定評があります。BASIO activeはau回線(Aタイプ)で快適に利用できます。
- 特徴:
- 老舗MVNOならではの安定性: 長年の実績があり、通信品質の安定性に優れています。
- 豊富なプランとオプション: データ容量ごとの多様なプランに加え、通話定額オプションなども充実しています。
- 「ギガプラン」でデータ繰り越し可能: 余ったデータ容量は翌月に繰り越せるため、無駄なく使えます。
- MNPワンストップに対応: 乗り換え時の手続きがオンラインで完結し、手間が少ないです。
- 料金プラン例(ギガプラン – au回線の場合):
- 2GB: 850円/月
- 5GB: 990円/月
- 10GB: 1,500円/月
- 15GB: 1,800円/月
- 20GB: 2,000円/月
- (通話定額オプションは別途)
- BASIO activeでの利用メリット:
- BASIO activeの対応バンドに最適なau回線を使用するため、安心して快適な通信が可能です。
- データ容量の選択肢が豊富なので、BASIO activeで普段使いするデータ量に合わせて無駄なく利用できます。
- 通信の安定性が高いため、Webブラウジングもストレスなく楽しめます。
[IIJmio公式サイトへ(詳細はこちら)]
IIJmioNUROモバイル
NUROモバイルは、ソニーグループが提供するMVNOで、リーズナブルな料金プランと高品質な通信が魅力です。ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア回線に対応しており、BASIO activeではau回線を選ぶことで快適に利用できます。
- 特徴:
- コスパに優れた料金プラン: 特に小容量から中容量のプランが安価で提供されています。
- 「バリュープラス」プラン: シンプルな料金体系で選びやすいのが特徴です。
- 「NEOプラン」で高速通信と特典: 大容量プランでは、専用帯域で快適な通信が期待でき、データ消費しないサービスも提供されています。
- 「Gigaプラス」でデータ容量プレゼント: 3ヶ月ごとにデータ容量がプレゼントされる特典があります。
- 料金プラン例(バリュープラス – au回線の場合):
- 3GB: 792円/月
- 5GB: 990円/月
- 8GB: 1,485円/月
- (通話定額オプションは別途)
- BASIO activeでの利用メリット:
- BASIO activeの通信環境に最適なau回線を選べるため、安定した通信が期待できます。
- 低容量から中容量を安く使いたいBASIO activeユーザーに特におすすめです。
- 定期的にもらえる「Gigaプラス」は、BASIO activeで動画やSNSを利用する際に嬉しい特典です。
[NUROモバイル公式サイトへ(詳細はこちら)]
NUROモバイルイオンモバイル
イオンモバイルは、全国のイオングループ店舗でサポートを受けられる、実店舗が充実したMVNOです。ドコモ回線(タイプ1)とau回線(タイプ2)に対応しており、BASIO activeではau回線を選びましょう。
- 特徴:
- 全国のイオン店舗でサポート: 対面での相談や契約、設定サポートが受けられるため、スマートフォンや格安SIMの扱いに不慣れな方でも安心です。
- 豊富な料金プラン: 0.5GBから50GBまで、幅広いデータ容量のプランが用意されており、家族でシェアできるプランもあります。
- 契約期間の縛りなし: 解約金なども発生しないため、安心して利用を開始できます。
- 低速通信の切り替え可能: データ容量を節約するために、高速通信と低速通信を切り替えられる機能があります。
- 料金プラン例(さいてきプラン – au回線の場合):
- 1GB: 803円/月
- 3GB: 968円/月
- 5GB: 1,188円/月
- 10GB: 1,518円/月
- (通話定額オプションは別途)
- BASIO activeでの利用メリット:
- au回線を利用できるため、BASIO activeとの通信相性は抜群です。
- 困った時に気軽に相談できる実店舗のサポートは、特に初期設定などで不安を感じるBASIO activeユーザーにとって大きな安心材料です。
- 細かくデータ容量を選べるため、BASIO activeの利用頻度に合わせて最適なプランが見つけやすいでしょう。
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格安SIMでBASIO activeを使うメリット・デメリット

BASIO activeを格安SIMで利用することには、多くのメリットといくつかのデメリットが存在します。それぞれを詳しく見ていきましょう。
メリット(通信費削減、自由なプラン選択など)
- 月々の通信費を大幅に削減できる: これが格安SIM最大のメリットです。大手キャリアの料金プランと比較して、月額数百円から数千円も安くなることが多く、年間で数万円の節約も可能です。BASIO activeのような操作しやすい端末を長く使いながら、通信費の負担を軽減し、家計に優しいスマホライフを実現できます。
- 自分に合った料金プランを選べる: 格安SIMは、データ容量や通話オプションなど、細かく分かれた多様な料金プランを提供しています。普段データ通信をあまりしない方から、動画視聴などで大容量が必要な方まで、自分の利用状況に最適なプランを無駄なく選ぶことができます。
- 契約期間の縛りが少ない/ない: 多くの格安SIMでは、大手キャリアのような2年契約などの長期契約の縛りがありません。そのため、気軽に乗り換えたり、必要に応じてプランを変更したりしやすい自由度があります。
- 端末の選択肢が広がる: BASIO activeのようなSIMフリー端末と格安SIMを自由に組み合わせることで、キャリアに縛られずに好きなスマートフォンを選べます。
- au回線系MVNOなら安定した通信が期待できる: BASIO activeはau回線に最適化されているため、au回線を利用する格安SIMを選べば、大手キャリアと遜色ない安定した通信品質を期待できます。
デメリット(サポート体制、初期設定の複雑さなど)
- 通信速度が時間帯によって変動する可能性: 格安SIMは大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しているため、お昼休みや夕方など、回線が混雑する時間帯には通信速度が低下する可能性があります。これは、利用者が集中することで回線が混み合うためです。
- サポート体制が大手キャリアに比べて手薄な場合がある: 多くの格安SIMでは、実店舗でのサポートが少なく、問い合わせはオンライン(チャットやメール)や電話が中心となります。スマートフォンの操作に不慣れな方や、対面でのサポートを重視する方にとってはデメリットとなるかもしれません。
- 初期設定(APN設定)が必要な場合がある: SIMカードを挿入するだけで自動で設定が完了するケースもありますが、手動でのAPN設定が必要になることがあります。特に初めて格安SIMを利用する方にとっては、少しハードルが高く感じるかもしれません。(ただし、一度設定すれば基本的に変更は不要です。)
- キャリアメールが使えない: 大手キャリアの「@au.com」などのキャリアメールは、格安SIMに乗り換えると利用できなくなります。GmailやYahoo!メールなどのフリーメールをメインで利用していれば問題ありませんが、キャリアメールを頻繁に使っている方は注意が必要です。
- 他回線ではプラチナバンド非対応による電波の不安定さ: BASIO activeはau回線に最適化されているため、ドコモ回線やソフトバンク回線のプラチナバンドに非対応です。これらの回線を利用する格安SIMでは、建物内や地下、山間部などで電波が届きにくい、または通信が不安定になる可能性があります。
BASIO activeで格安SIMを使う際の初期設定ガイド(APN設定の具体的な手順)
BASIO activeで格安SIMを利用する際、SIMカードを挿入した後に、手動で「APN設定(アクセスポイント名設定)」が必要になる場合があります。この設定は、格安SIMの通信回線に接続するために必要な情報です。一度設定してしまえば、基本的に再設定は不要です。
ここでは、Androidスマートフォンの一般的なAPN設定手順を解説します。具体的な項目名は、ご利用のMVNOによって異なりますので、SIMカードと一緒に送られてくる書類や、MVNOの公式サイトで必ず確認してください。
APN設定の具体的な手順
- Wi-Fiに接続する:まず、設定情報を調べたり、万が一設定がうまくいかない場合に備えて、BASIO activeをWi-Fiに接続しておきましょう。
- SIMカードを挿入する:BASIO activeの電源を切り、SIMトレイを引き出して、格安SIMのSIMカードを正しい向きで挿入します。その後、SIMトレイを戻し、電源を入れます。
- 設定画面を開く:ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
- ネットワークとインターネットの項目へ進む:「設定」メニューの中から、「ネットワークとインターネット」または「接続」などの項目を探してタップします。
- モバイルネットワークの項目へ進む:「モバイルネットワーク」または「SIM」などの項目をタップします。
- アクセスポイント名(APN)を選択する:「アクセスポイント名」または「APN」という項目をタップします。
- 新しいAPNを追加する:APN設定画面の右上に表示されている「+」ボタン、または「メニューアイコン(縦3点リーダー)」をタップし、「新しいAPN」または「新しいアクセスポイント」を選択します。
- APN情報を入力する:以下の項目に、ご利用のMVNOから指定された情報を正確に入力します。指定されていない項目は、基本的に「未設定」のままで問題ありません。
- 名前: (MVNOの名前など、分かりやすい任意の名前を入力)
- APN: (MVNO指定のアクセスポイント名)
- ユーザー名: (MVNO指定のユーザー名。不要な場合もあり)
- パスワード: (MVNO指定のパスワード。不要な場合もあり)
- 認証タイプ: (「PAP」または「CHAP」を指定されることが多い)
- MCC: 440 (通常は自動で入力されている)
- MNC: 50 (通常は自動で入力されている)
- APNタイプ: default,supl (複数指定される場合はカンマ区切りで入力)
- APNプロトコル: IPv4/IPv6 または IPv4
- 名前: IIJmio A
- APN: iijmio.jp
- ユーザー名: iijmio
- パスワード: iijmio
- 認証タイプ: CHAP
- MCC: 440
- MNC: 50
- APNタイプ: default,supl
- APNプロトコル: IPv4/IPv6
- 設定を保存する:入力が完了したら、右上の「メニューアイコン(縦3点リーダー)」をタップし、「保存」を選択します。
- 新しいAPNを選択・有効にする:APN一覧画面に戻り、先ほど作成した新しいAPN(入力した「名前」で表示されます)をタップしてチェックマークを入れ、有効にします。
- 動作確認:Wi-Fi接続を切断し、BASIO activeのブラウザでWebサイトが表示されるか、通話ができるかなどを確認しましょう。もし接続できない場合は、BASIO activeを再起動してみてください。
よくある質問(FAQ形式)

Q1: BASIO activeはeSIMに対応していますか?
はい、BASIO activeはeSIMに対応しています。物理SIMカードとeSIMの両方に対応しているため、デュアルSIM運用も可能です。eSIMを利用すれば、SIMカードの差し替えが不要になり、オンラインで手続きが完結するため、手軽に回線を切り替えたり、別の回線を追加したりできます。
Q2: BASIO activeで格安SIMに乗り換えた場合、auで購入した時のアプリやサービスは使えなくなりますか?
BASIO active本体にインストールされているau系のプリインストールアプリやサービスの一部は、格安SIMに乗り換えると利用できなくなる場合があります。特に「au PAY」などのauアカウントに紐付くサービスや、キャリア決済などは利用できなくなる可能性が高いです。ただし、Google Playストアからダウンロードした一般的なアプリ(LINE、X、Instagram、YouTubeなど)は、回線に関わらず引き続き利用できます。
Q3: BASIO activeを格安SIMで使うと、おサイフケータイは使えますか?
はい、BASIO activeのおサイフケータイ機能(FeliCa)は、格安SIMでも問題なく利用できます。おサイフケータイは端末に搭載されている機能であり、通信回線には依存しません。SuicaやiD、QUICPayなどの電子マネーサービスや、マイナンバーカードの読み取りなど、引き続き利用可能です。
Q4: BASIO activeは5G通信に対応していますか?
はい、BASIO activeは5G通信に対応しています。対応バンドはn3, n28, n77, n78です。ご利用の格安SIMが5Gサービスを提供しており、かつBASIO activeの対応バンドと一致していれば、5Gエリア内では高速な5G通信を利用できます。
まとめ
本記事では、使いやすさと耐久性が魅力のスマートフォン「BASIO active」を格安SIMで利用する際に役立つ情報を徹底解説しました。BASIO activeは特にau回線に最適化されており、au系のMVNOと組み合わせることで、その性能を最大限に引き出しつつ、月々の通信費を大幅に削減できるという大きなメリットがあります。
BASIO activeと格安SIMの組み合わせは、以下のような方々に特におすすめです。
- シンプルで分かりやすい操作性を求めている方
- 月々の通信費を賢く節約したい方
- ご自身のデータ利用量に合った柔軟なプランを選びたい方
- au回線の安定した通信品質を維持したい方
mineoやIIJmio、NUROモバイル、イオンモバイルなど、BASIO activeに最適なMVNOはたくさんあります。それぞれの特徴や料金プランを比較し、ご自身のライフスタイルに最も合った格安SIMを見つけて、BASIO activeとの組み合わせで快適なスマートフォンライフを始めてみませんか?
APN設定など初期設定で不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、この記事で紹介した手順や、各MVNOのサポート情報を参考にすれば、決して難しいことではありません。ぜひこの機会に、BASIO activeと格安SIMで、賢くスマートなスマホ生活を手に入れてください。
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