Android One S10を格安SIMで使う!対応バンドから設定、おすすめMVNOまで徹底解説

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Android One S10を格安SIMで使う!対応バンドから設定、おすすめMVNOまで徹底解説 未分類

最近のスマートフォンは高機能化が進み、魅力的なモデルが数多く登場していますが、同時に端末価格も上昇傾向にあります。そこで注目されているのが、月々の通信費を大幅に抑えられる「格安SIM」です。お気に入りのスマートフォンを格安SIMと組み合わせて使うことで、高額な通信費を気にせず、賢く快適なスマホライフを送ることができます。

中でも、「Android One S10」は、京セラ製のシンプルで使いやすい操作性、最新のAndroidバージョンへのアップデート保証、そして高い耐久性が魅力のスマートフォンです。ワイモバイルから発売されましたが、幅広いバンドに対応しているため、格安SIMとの相性が非常に良いと言われています。

この記事では、Android One S10を格安SIMで利用する際に知っておくべき対応バンド、APN設定、メリット・デメリット、そしてAndroid One S10に最適なMVNOまで、あなたの疑問を網羅的に解説します。安心してAndroid One S10と格安SIMの組み合わせを始められるよう、分かりやすくご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

Android One S10と格安SIMの相性:基本情報

Android One S10を格安SIMで利用する上で最も重要なのが、対応バンドです。スマートフォンは、各キャリアが提供する電波の周波数帯(バンド)に対応している必要があります。Android One S10がどのバンドに対応しているかを知ることで、利用したい格安SIM(MVNO)がどのキャリア回線を使用しているかを確認し、問題なく通信できるかを判断できます。

Android One S10の対応バンド一覧

Android One S10 (S10-KC) が対応している主要な通信バンドは以下の通りです。幅広いバンドに対応しているため、多くのキャリア回線で利用しやすいのが特徴です。

通信規格バンド/周波数帯
5Gn3, n28, n77, n78, n79
4G (LTE)Band 1, 2, 3, 4, 5, 8, 12, 18, 19, 28, 39, 41, 42
3G (W-CDMA)Band 1, 2, 4, 5, 8

対応バンドと主要MVNOの対応状況

Android One S10(S10-KC)は、ワイモバイル(ソフトバンク回線)から発売されましたが、上記のように主要な4G/5Gバンドを幅広くカバーしているため、ソフトバンク回線だけでなく、ドコモ回線、au回線、楽天モバイル回線といった主要3キャリア回線(とそれに準ずるMVNO)との相性が非常に良いのが特徴です。

以下に、Android One S10の主要対応バンドと、主要MVNOの対応状況をまとめました。

キャリア回線4G (LTE) 主要バンド5G 主要バンドAndroid One S10 (S10-KC) 対応状況MVNO例相性評価
ドコモ回線
Band 1, 3, 19, 28, 42

n28, n78, n79, n257
主要バンドにしっかり対応IIJmio (Dタイプ), mineo (Dプラン), NUROモバイル (ドコモ回線), イオンモバイル (タイプ1)◎ 非常に良好
au回線Band 1, 3, 18, 28, 41, 42n3, n28, n77, n78主要バンドにしっかり対応povo, UQ mobile, IIJmio (Aタイプ), mineo (Aプラン), NUROモバイル (au回線), イオンモバイル (タイプ2)◎ 非常に良好
ソフトバンク回線
Band 1, 3, 8, 28, 41, 42
n3, n28, n77, n78主要バンドにしっかり対応Y!mobile, LINEMO, mineo (Sプラン), NUROモバイル (ソフトバンク回線), イオンモバイル (タイプ2)◎ 非常に良好
楽天モバイル
Band 3, 18, 28
n77主要バンドにしっかり対応楽天モバイル◎ 非常に良好

※補足事項:

  • Android One S10は幅広いバンドに対応しているため、大手3キャリアのどの回線を利用する格安SIMでも快適な通信が期待できます。
  • 特にプラチナバンド(Band 18/26, Band 8など)にも対応しているため、建物内や地下、山間部などでも電波が届きやすく、安定した通信が期待できます。

SIMロック解除の必要性

Android One S10(S10-KC)は、ワイモバイルから販売されたスマートフォンです。2021年5月12日以降にワイモバイルで販売された端末は、原則としてSIMロックが設定されていません。Android One S10もこのルールに則り、購入時からSIMフリーの状態で販売されているため、基本的にSIMロック解除の手続きは不要です。

しかし、もしそれ以前に購入された端末や、何らかの理由でSIMロックがかかっている場合(中古で購入した場合などで以前のルールが適用されている可能性もゼロではありません)、他社の格安SIMを利用するためにはSIMロック解除が必要になります。

SIMロック解除が必要な場合の手続き方法(ワイモバイルの場合):

  1. My SoftBank(オンライン): 最も手軽でおすすめの方法です。24時間いつでも手数料無料で手続きができます。
    • My SoftBankにログインし、SIMロック解除の手続きページへ進みます。
    • 画面の指示に従ってIMEI番号などを入力し、手続きを完了させます。
  2. ワイモバイルショップ: 店頭での手続きも可能です。
  3. ワイモバイルカスタマーセンター(電話): 電話でも手続きが可能です。

ご自身のAndroid One S10がSIMフリーかどうかは、設定アプリから確認できます。

  • Androidの場合: 「設定」アプリ > 「端末情報」または「デバイス情報」 > 「SIMカードステータス」または「SIMロックの状態」を確認し、「許可されています」や「SIMロックなし」と表示されていればSIMフリーです。

格安SIMを契約してから利用開始するまでの一般的な流れ

格安SIMを契約してから利用開始するまでの一般的な流れ

格安SIMの契約から利用開始までは、大きく分けて以下のステップで進みます。初めての方でもスムーズに手続きできるよう、各ステップを確認しておきましょう。

  1. 格安SIMの選択と申し込み:
    • まずは、この記事で紹介したようなAndroid One S10との相性が良いMVNOの中から、ご自身のデータ使用量や通話スタイルに合ったプランを選びます。
    • オンラインの公式サイトから申し込みを行います。本人確認書類(運転免許証など)やクレジットカード情報、MNP予約番号(電話番号を引き継ぐ場合)などが必要になりますので、事前に準備しておきましょう。
  2. SIMカードの到着 / eSIMのプロファイルダウンロード:
    • 物理SIMカードの場合:申し込みから数日後にSIMカードが郵送で届きます。
    • eSIMの場合:申し込み完了後、eSIMプロファイルのダウンロード用QRコードがメールで送られてきたり、専用アプリからダウンロードする形になります。
  3. Android One S10へのSIMカード挿入 / eSIMプロファイル設定:
    • 物理SIMカードの場合:Android One S10の電源を切り、SIMトレイを引き出してSIMカードを挿入します。
    • eSIMの場合:Android One S10の「設定」アプリからeSIMの追加を行い、届いたQRコードを読み取るか、手動で設定情報を入力してプロファイルをダウンロードします。
  4. APN設定(アクセスポイント名設定):
    • SIMカードを挿入したりeSIMを設定したりした後、Android One S10で通信ができるようにするための設定です。多くの場合、自動で設定されるか、MVNOから提供される簡単な手順で完了しますが、手動での設定が必要なこともあります。
    • 具体的な設定方法は後述の「Android One S10で格安SIMを使う際の初期設定ガイド」をご確認ください。
  5. 開通手続き(MNPの場合):
    • 電話番号をそのまま利用するMNP(携帯電話番号ポータビリティ)で乗り換える場合は、新しいSIMカードが手元に届いた後、お客様自身で開通手続き(回線切り替え)を行う必要があります。
    • これは通常、MVNOのマイページや専用の電話窓口から行います。手続きが完了すると、それまで使っていた旧キャリアのSIMカードが使えなくなり、新しい格安SIMが利用できるようになります。
  6. 動作確認:
    • すべての設定が完了したら、Wi-Fiを切ってモバイルデータ通信が利用できるか、通話やSMSが問題なく送受信できるかを確認しましょう。

Android One S10におすすめの格安SIM

Android One S10は幅広いバンドに対応しているため、どのキャリア回線を利用する格安SIMでも快適に利用できる可能性が高いです。ここでは、Android One S10ユーザーに特におすすめできるMVNOを4社ピックアップし、それぞれの特徴や料金プラン、Android One S10での利用メリットを比較検討します。

IIJmio

IIJmio(みおふぉん)

IIJmioは、格安SIMの老舗で、通信品質の高さと料金プランのバランスの良さに定評があります。Android One S10はドコモ回線(Dタイプ)、au回線(Aタイプ)どちらでも快適に利用できます。

  • 特徴:
    • 老舗MVNOならではの安定性: 長年の実績があり、通信品質の安定性に優れています。
    • 豊富なプランとオプション: データ容量ごとの多様なプランに加え、通話定額オプションなども充実しています。
    • 「ギガプラン」でデータ繰り越し可能: 余ったデータ容量は翌月に繰り越せるため、無駄なく使えます。
    • MNPワンストップに対応: 乗り換え時の手続きがオンラインで完結し、手間が少ないです。
  • 料金プラン例(ギガプラン – ドコモ回線/au回線共通):
    • 2GB: 850円/月
    • 5GB: 990円/月
    • 10GB: 1,500円/月
    • 15GB: 1,800円/月
    • 20GB: 2,000円/月
    • (通話定額オプションは別途)
  • Android One S10での利用メリット:
    • Android One S10の幅広い対応バンドを活かし、Dタイプ・Aタイプどちらを選んでも安心して快適な通信が可能です。
    • データ容量の選択肢が豊富なので、Android One S10で普段使いするデータ量に合わせて無駄なく利用できます。
    • 通信の安定性が高いため、動画視聴やWebブラウジングもストレスなく楽しめます。

[IIJmio公式サイトへ(詳細はこちら)]

IIJmio

mineo

mineo

mineoは、ユーザー同士のコミュニティが活発で、独自のサービスが魅力のMVNOです。ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線の中から好きな回線を選べるのが大きな特徴です。Android One S10なら、どのプランを選んでも高い互換性があります。

  • 特徴:
    • トリプルキャリア対応: ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア回線から選択可能。Android One S10は全ての回線と高相性です。
    • 「パケット放題 Plus」でデータ無制限に: 月額385円のオプションで、最大1.5Mbpsでデータ使い放題になります。低速でもSNSや動画視聴(標準画質)を楽しみたい方におすすめです。
    • 「フリータンク」「パケットギフト」: 余ったパケットを分け合ったり、他のユーザーから分けてもらったりできるユニークなサービスがあります。
    • ユーザーコミュニティ「マイネ王」: 困ったときに助け合ったり、情報を交換したりできる場が提供されています。
  • 料金プラン例(マイピタ – D/A/Sプラン共通):
    • 1GB: 880円/月
    • 5GB: 1,298円/月
    • 10GB: 1,958円/月
    • 20GB: 2,178円/月
    • (通話定額オプションは別途)
  • Android One S10での利用メリット:
    • Android One S10が全てのキャリア回線に対応しているため、どのプランを選んでも快適に利用できます。
    • 「パケット放題 Plus」は、外出先でAndroid One S10で動画を見たり、テザリングでPCを使ったりする機会が多い方にとって、非常に経済的な選択肢となります。
    • コミュニティがあるので、万が一Android One S10での設定などで困った際も、ユーザー同士で情報交換ができるのは安心材料です。

[mineo公式サイトへ(詳細はこちら)]

mineo(マイネオ)

NUROモバイル

【キャッシュバック特典】NURO Mobile

NUROモバイルは、ソニーグループが提供するMVNOで、リーズナブルな料金プランと高品質な通信が魅力です。ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア回線に対応しており、Android One S10はどの回線を選んでも快適に利用できます。

  • 特徴:
    • コスパに優れた料金プラン: 特に小容量から中容量のプランが安価で提供されています。
    • 「バリュープラス」プラン: シンプルな料金体系で選びやすいのが特徴です。
    • 「NEOプラン」で高速通信と特典: 大容量プランでは、専用帯域で快適な通信が期待でき、データ消費しないサービスも提供されています。
    • 「Gigaプラス」でデータ容量プレゼント: 3ヶ月ごとにデータ容量がプレゼントされる特典があります。
  • 料金プラン例(バリュープラス – ドコモ/au/ソフトバンク回線共通):
    • 3GB: 792円/月
    • 5GB: 990円/月
    • 8GB: 1,485円/月
    • (通話定額オプションは別途)
  • Android One S10での利用メリット:
    • Android One S10の通信環境に最適なドコモ、au、ソフトバンクいずれの回線を選べるため、安定した通信が期待できます。
    • 低容量から中容量を安く使いたいAndroid One S10ユーザーに特におすすめです。
    • 定期的にデータ容量がもらえる「Gigaプラス」は、Android One S10で動画やSNSを利用する際に嬉しい特典です。

[NUROモバイル公式サイトへ(詳細はこちら)]

NUROモバイル

イオンモバイル

イオンモバイル

イオンモバイルは、全国のイオングループ店舗でサポートを受けられる、実店舗が充実したMVNOです。ドコモ回線(タイプ1)とau回線(タイプ2)に対応しており、Android One S10はどちらの回線を選んでも快適に利用できます。

  • 特徴:
    • 全国のイオン店舗でサポート: 対面での相談や契約、設定サポートが受けられるため、スマートフォンや格安SIMの扱いに不慣れな方でも安心です。
    • 豊富な料金プラン: 0.5GBから50GBまで、幅広いデータ容量のプランが用意されており、家族でシェアできるプランもあります。
    • 契約期間の縛りなし: 解約金なども発生しないため、安心して利用を開始できます。
    • 低速通信の切り替え可能: データ容量を節約するために、高速通信と低速通信を切り替えられる機能があります。
  • 料金プラン例(さいてきプラン – ドコモ回線/au回線共通):
    • 1GB: 803円/月
    • 3GB: 968円/月
    • 5GB: 1,188円/月
    • 10GB: 1,518円/月
    • (通話定額オプションは別途)
  • Android One S10での利用メリット:
    • ドコモ回線、au回線のいずれも利用できるため、Android One S10との通信相性は抜群です。
    • 困った時に気軽に相談できる実店舗のサポートは、特に初期設定などで不安を感じるAndroid One S10ユーザーにとって大きな安心材料です。
    • 細かくデータ容量を選べるため、Android One S10の利用頻度に合わせて最適なプランが見つけやすいでしょう。

[イオンモバイル公式サイトへ(詳細はこちら)]

イオンモバイル

その他の格安SIM業者はコチラから

格安SIMでAndroid One S10を使うメリット・デメリット

格安SIMでAndroid One S10を使うメリット・デメリット

Android One S10を格安SIMで利用することには、多くのメリットといくつかのデメリットが存在します。それぞれを詳しく見ていきましょう。

メリット(通信費削減、自由なプラン選択など)

  • 月々の通信費を大幅に削減できる: これが格安SIM最大のメリットです。大手キャリアの料金プランと比較して、月額数百円から数千円も安くなることが多く、年間で数万円の節約も可能です。Android One S10のような長く使える端末と組み合わせることで、通信費の負担を軽減し、家計に優しいスマホライフを実現できます。
  • 自分に合った料金プランを選べる: 格安SIMは、データ容量や通話オプションなど、細かく分かれた多様な料金プランを提供しています。普段データ通信をあまりしない方から、動画視聴などで大容量が必要な方まで、自分の利用状況に最適なプランを無駄なく選ぶことができます。
  • 契約期間の縛りが少ない/ない: 多くの格安SIMでは、大手キャリアのような2年契約などの長期契約の縛りがありません。そのため、気軽に乗り換えたり、必要に応じてプランを変更したりしやすい自由度があります。
  • 端末の選択肢が広がる: Android One S10のようなSIMフリー端末と格安SIMを自由に組み合わせることで、キャリアに縛られずに好きなスマートフォンを選べます。
  • 主要キャリア回線で安定した通信が期待できる: Android One S10は幅広いバンドに対応しているため、どのキャリア回線を利用する格安SIMを選んでも、大手キャリアと遜色ない安定した通信品質を期待できます。

デメリット(サポート体制、初期設定の複雑さなど)

  • 通信速度が時間帯によって変動する可能性: 格安SIMは大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しているため、お昼休みや夕方など、回線が混雑する時間帯には通信速度が低下する可能性があります。これは、利用者が集中することで回線が混み合うためです。
  • サポート体制が大手キャリアに比べて手薄な場合がある: 多くの格安SIMでは、実店舗でのサポートが少なく、問い合わせはオンライン(チャットやメール)や電話が中心となります。スマートフォンの操作に不慣れな方や、対面でのサポートを重視する方にとってはデメリットとなるかもしれません。
  • 初期設定(APN設定)が必要な場合がある: SIMカードを挿入するだけで自動で設定が完了するケースもありますが、手動でのAPN設定が必要になることがあります。特に初めて格安SIMを利用する方にとっては、少しハードルが高く感じるかもしれません。(ただし、一度設定すれば基本的に変更は不要です。)
  • キャリアメールが使えない: 大手キャリアの「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールは、格安SIMに乗り換えると利用できなくなります。GmailやYahoo!メールなどのフリーメールをメインで利用していれば問題ありませんが、キャリアメールを頻繁に使っている方は注意が必要です。
  • 決済サービスや特定サービスで不便が生じる可能性: ごく稀に、特定の決済サービスやキャリア決済、年齢認証など、大手キャリアの契約が必要となるサービスが利用できない場合があります。

Android One S10で格安SIMを使う際の初期設定ガイド(APN設定の具体的な手順)

Android One S10で格安SIMを利用する際、SIMカードを挿入した後に、手動で「APN設定(アクセスポイント名設定)」が必要になる場合があります。この設定は、格安SIMの通信回線に接続するために必要な情報です。一度設定してしまえば、基本的に再設定は不要です。

ここでは、Androidスマートフォンの一般的なAPN設定手順を解説します。具体的な項目名は、ご利用のMVNOによって異なりますので、SIMカードと一緒に送られてくる書類や、MVNOの公式サイトで必ず確認してください。

APN設定の具体的な手順

  1. Wi-Fiに接続する:まず、設定情報を調べたり、万が一設定がうまくいかない場合に備えて、Android One S10をWi-Fiに接続しておきましょう。
  2. SIMカードを挿入する:Android One S10の電源を切り、SIMトレイを引き出して、格安SIMのSIMカードを正しい向きで挿入します。その後、SIMトレイを戻し、電源を入れます。
  3. 設定画面を開く:ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
  4. ネットワークとインターネットの項目へ進む:「設定」メニューの中から、「ネットワークとインターネット」または「接続」などの項目を探してタップします。
  5. モバイルネットワークの項目へ進む:「モバイルネットワーク」または「SIM」などの項目をタップします。
  6. アクセスポイント名(APN)を選択する:「アクセスポイント名」または「APN」という項目をタップします。
  7. 新しいAPNを追加する:APN設定画面の右上に表示されている「+」ボタン、または「メニューアイコン(縦3点リーダー)」をタップし、「新しいAPN」または「新しいアクセスポイント」を選択します。
  8. APN情報を入力する:以下の項目に、ご利用のMVNOから指定された情報を正確に入力します。指定されていない項目は、基本的に「未設定」のままで問題ありません。
    • 名前: (MVNOの名前など、分かりやすい任意の名前を入力)
    • APN: (MVNO指定のアクセスポイント名)
    • ユーザー名: (MVNO指定のユーザー名。不要な場合もあり)
    • パスワード: (MVNO指定のパスワード。不要な場合もあり)
    • 認証タイプ: (「PAP」または「CHAP」を指定されることが多い)
    • MCC: 440 (通常は自動で入力されている)
    • MNC: 10 (通常は自動で入力されている)
    • APNタイプ: default,supl (複数指定される場合はカンマ区切りで入力)
    • APNプロトコル: IPv4/IPv6 または IPv4
    入力例(IIJmio Dタイプの場合):
    • 名前: IIJmio
    • APN: iijmio.jp
    • ユーザー名: iijmio
    • パスワード: iijmio
    • 認証タイプ: PAPまたはCHAP
    • MCC: 440
    • MNC: 10
    • APNタイプ: default,supl
    • APNプロトコル: IPv4/IPv6
  9. 設定を保存する:入力が完了したら、右上の「メニューアイコン(縦3点リーダー)」をタップし、「保存」を選択します。
  10. 新しいAPNを選択・有効にする:APN一覧画面に戻り、先ほど作成した新しいAPN(入力した「名前」で表示されます)をタップしてチェックマークを入れ、有効にします。
  11. 動作確認:Wi-Fi接続を切断し、Android One S10のブラウザでWebサイトが表示されるか、通話ができるかなどを確認しましょう。もし接続できない場合は、Android One S10を再起動してみてください。

よくある質問(FAQ形式)

Q1: Android One S10はeSIMに対応していますか?

はい、Android One S10はeSIMに対応しています。物理SIMカードとeSIMの両方に対応しているため、デュアルSIM運用も可能です。eSIMを利用すれば、SIMカードの差し替えが不要になり、オンラインで手続きが完結するため、手軽に回線を切り替えたり、別の回線を追加したりできます。

Q2: Android One S10で格安SIMに乗り換えた場合、ワイモバイルで購入した時のアプリやサービスは使えなくなりますか?

Android One S10本体にインストールされているワイモバイル系のプリインストールアプリやサービスの一部は、格安SIMに乗り換えると利用できなくなる場合があります。特に「My Y!mobile」などのアカウントに紐付くサービスや、キャリア決済などは利用できなくなる可能性が高いです。ただし、Google Playストアからダウンロードした一般的なアプリ(LINE、X、Instagram、YouTubeなど)は、回線に関わらず引き続き利用できます。

Q3: Android One S10を格安SIMで使うと、おサイフケータイは使えますか?

はい、Android One S10のおサイフケータイ機能(FeliCa)は、格安SIMでも問題なく利用できます。おサイフケータイは端末に搭載されている機能であり、通信回線には依存しません。SuicaやiD、QUICPayなどの電子マネーサービスや、マイナンバーカードの読み取りなど、引き続き利用可能です。

Q4: Android One S10は5G通信に対応していますか?

はい、Android One S10は5G通信に対応しています。対応バンドはn3, n28, n77, n78, n79です。ご利用の格安SIMが5Gサービスを提供しており、かつAndroid One S10の対応バンドと一致していれば、5Gエリア内では高速な5G通信を利用できます。

まとめ

本記事では、高性能で使いやすいスマートフォン「Android One S10」を格安SIMで利用する際に役立つ情報を徹底解説しました。Android One S10は幅広いバンドに対応しているため、ドコモ、au、ソフトバンクといった主要キャリア回線のMVNOと組み合わせることで、その性能を最大限に引き出しつつ、月々の通信費を大幅に削減できるという大きなメリットがあります。

Android One S10と格安SIMの組み合わせは、以下のような方々に特におすすめです。

  • シンプルで長く使えるスマートフォンを求めている方
  • 月々の通信費を賢く節約したい方
  • ご自身のデータ利用量に合った柔軟なプランを選びたい方
  • 幅広いキャリア回線から自由に選びたい方

IIJmioやmineo、NUROモバイル、イオンモバイルなど、Android One S10に最適なMVNOはたくさんあります。それぞれの特徴や料金プランを比較し、ご自身のライフスタイルに最も合った格安SIMを見つけて、Android One S10との組み合わせで快適なスマートフォンライフを始めてみませんか?

APN設定など初期設定で不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、この記事で紹介した手順や、各MVNOのサポート情報を参考にすれば、決して難しいことではありません。ぜひこの機会に、Android One S10と格安SIMで、賢くスマートなスマホ生活を手に入れてください。

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