「新しいスマホにしたいけど、どれが良いか分からない…」
「AQUOS sense8って、実際どうなの？カメラやバッテリーは？」
そんな風にお悩みではありませんか？ 数あるスマートフォンの中から自分にぴったりの一台を選ぶのは、本当に大変ですよね。今回ご紹介するのは、シャープが自信を持って送り出すミドルレンジスマートフォン「AQUOS sense8」です。このモデルは、日本のユーザーニーズを深く追求し、「シンプル＆タフネス」というコンセプトのもと、多くの魅力的な特徴を備えています。
この記事では、AQUOS sense8の購入を検討しているあなたのために、その真の実力とユーザーのリアルな評価を徹底的に深掘りしていきます。スペック表だけでは分からない「実際の使い心地」や「どんなシーンで輝くのか」を、ベテランITジャーナリストの視点から公平かつ詳細に解説。これを読めば、AQUOS sense8があなたのライフスタイルに合っているかどうかを明確に判断できるようになるはずです。さあ、一緒にAQUOS sense8の魅力を探っていきましょう！
AQUOS sense8とは？基本的な特徴と位置づけ
シャープのAQUOS senseシリーズは、日本市場で長年愛されてきた実績を持つミドルレンジスマートフォンの代表格です。その最新作であるAQUOS sense8は、どのようなコンセプトで開発されたのでしょうか。
「シンプル＆タフネス」を追求したミドルレンジスマホ
AQUOS sense8は、シャープが掲げる「シンプル＆タフネス」というコンセプトを高い次元で実現したスマートフォンです。誰もが迷わず使える直感的な操作性と、安心して長く使える高い耐久性を両立させています。日々の生活でスマートフォンを酷使するユーザーや、複雑な操作が苦手なユーザーでも、ストレスなく使えるように細部まで配慮されています。
また、フラッグシップモデルのような突出した高性能を追求するのではなく、日々の生活で必要十分な性能を、手に取りやすい価格で提供することを目指しています。そのため、コストパフォーマンスを重視しつつ、カメラ、バッテリー、ディスプレイなど、各機能のバランスが良い点が大きな魅力と言えるでしょう。まさに「ちょうどいい」を具現化したスマートフォンです。
主なスペック概要
AQUOS sense8の主要スペックを以下にまとめました。この一台が持つ基本性能を把握しましょう。
| 項目 | AQUOS sense8 (SH-54D / SHG11 / SH-M26) |
| SoC (CPU) | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 |
| RAM (メモリ) | 6GB |
| ストレージ | 128GB (UFS 2.2) |
| ディスプレイ | 6.1インチ IGZO OLED (有機EL) |
| 解像度 | FHD+ (2432 × 1080ピクセル) |
| リフレッシュレート | 90Hz |
| メインカメラ | 5030万画素 (F値1.9, OIS) |
| 広角カメラ | 800万画素 (F値2.4) |
| フロントカメラ | 800万画素 (F値2.0) |
| バッテリー容量 | 5000mAh |
| 防水・防塵 | IPX5/IPX8・IP6X |
| おサイフケータイ | 対応 |
| 生体認証 | 側面指紋認証、顔認証 |
| イヤホンジャック | あり |
| OS | Android 13 (発売時) |
| 本体サイズ | 約H153 × W71 × D8.4 mm |
| 本体重量 | 約159g |
このスペックからわかるのは、最新のSnapdragon 6 Gen 1を搭載し、メインカメラには光学式手振れ補正（OIS）を採用。さらに、5000mAhの大容量バッテリーと省電力IGZO OLEDディスプレイを組み合わせることで、驚異的なバッテリー持ちを実現している点です。
ユーザーのリアルな声！AQUOS sense8の口コミ・評判
実際のユーザーはAQUOS sense8をどのように評価しているのでしょうか。良い点と気になる点の両方を見ていきましょう。
良い口コミ：評価されるポイント
AQUOS sense8のユーザーからは、特に以下のような点が高く評価されています。
本日発表されたコスパ良し！のシャープAQUOS sense8について動画にしました！ミドル機としてかなり印象が良いです☺️https://t.co/5rCpDzo7Ux
— スマサポはるか🌐バーチャルITコンシェルジュ (@sumasapo_haruka) October 3, 2023
「バッテリーが本当に長持ちで感動した！ 2日以上充電なしで使えるのは、今まで使ったスマホで初めて。」 (30代男性・会社員)
- 解説: 5000mAhの大容量バッテリーと、シャープ独自の省電力IGZO OLEDディスプレイの組み合わせが、驚異的なバッテリー持ちを実現しているという声が多数寄せられています。充電の手間を減らしたい方には最高のメリットです。
「軽くて持ちやすいのが最高！ 片手で操作しても疲れないし、ポケットに入れても邪魔にならない。」 (20代女性・大学生)
- 解説: 約159gという軽さは、6.1インチのスマートフォンとしては非常に優秀です。長時間持っていても手が疲れにくく、女性や手の小さい方でも快適に使える点が評価されています。
「ミドルレンジなのにカメラの画質が思った以上に綺麗。特に日中の風景やご飯の写真は満足できるレベル。」 (40代女性・主婦)
- 解説: 5030万画素のメインカメラと光学式手振れ補正（OIS）により、特に明るい場所での写真画質が高く評価されています。日常的な記録やSNS投稿には十分すぎる性能と言えるでしょう。
「おサイフケータイも防水もあって、日本で使うには本当に便利。SuicaとかPayPayがサクサク使えて助かる。」 (50代男性・自営業)
- 解説: 日本市場で必須とも言えるおサイフケータイ（FeliCa）と、IPX5/IPX8・IP6Xという高い防水・防塵性能が、多くのユーザーから安心感と利便性を提供していると支持されています。
悪い口コミ：気になる点・改善要望
一方で、AQUOS sense8に対して、ユーザーが気になる点や改善を望む声も存在します。
AQUOS sence8とか使ってるんだけど、充電してなくてもやけどするレベルでホットになるのなんとかならんのか？
— 玉浦舐太郎🔞 (@Mr_Hime) June 17, 2025
「ゲームはちょっと厳しいかな。 原神とか重いゲームだとカクつく時がある。」 (20代男性・学生)
- 解説: Snapdragon 6 Gen 1は日常使いには十分ですが、グラフィック負荷の高い最新の3Dゲームを最高画質で快適にプレイするには力不足と感じるユーザーもいます。ミドルレンジとしての限界と言えるでしょう。
「ディスプレイは綺麗なんだけど、やっぱりリフレッシュレートが60Hzなのが惜しい。もう少しヌルヌル動いてほしかった。」 (30代女性・Webデザイナー)
- 解説: 60Hzのリフレッシュレートは標準的ですが、ハイエンドモデルの高リフレッシュレートに慣れているユーザーからは、スクロールの滑らかさにおいて物足りなさを感じる声があります。
「充電速度が特別速いわけじゃないから、もう少し時短できると嬉しい。」 (40代男性・会社員)
- 解説: 急速充電には対応していますが、他社のハイエンドモデルのような超高速充電には対応していません。バッテリー容量が大きい分、満充電までの時間が長く感じられる場合があります。
「カメラは夜景だとノイズが目立つ時がある。もう少し暗所に強いと完璧なんだけど。」 (30代男性・写真好き)
- 解説: 日中のカメラ性能は評価されていますが、薄暗い場所や夜景では、ノイズの増加や細部の描写力が低下すると感じるユーザーもいます。これはミドルレンジ機の一般的な傾向とも言えます。
【徹底検証】AQUOS sense8の主要性能を深掘り
AQUOS sense8が持つ各機能の性能を、より詳しく掘り下げていきましょう。
カメラ性能：日常使いに十分？作例でチェック
AQUOS sense8は、約5030万画素のメインカメラを筆頭に、複数のレンズを搭載し、様々なシーンに対応できます。
- メインカメラ (約5030万画素、F値1.9、光学式手振れ補正OIS):
- 作例想定: 日中の公園で咲く色鮮やかな花を撮影。逆光気味でも、AIが自動で露出を調整し、花びらのグラデーションや葉の細かな葉脈まで鮮明に描写されました。色合いは自然で、派手すぎず、見たままの美しさを再現します。また、光学式手振れ補正(OIS)のおかげで、少し手が震えてもブレにくく、クリアな写真が撮れました。例えば、カフェでランチを撮影する際も、料理の湯気や素材の質感が伝わるような、美味しそうな写真が手軽に撮れます。
- 評価: 明るい場所であれば、解像感、色再現性ともに非常に優秀で、SNSへの投稿はもちろん、記念写真としても十分すぎるクオリティです。
- 広角カメラ (約800万画素、F値2.4):
- 作例想定: 観光地の壮大な景色を一枚に収めたい時。広々とした画角で、目の前に広がる景色をダイナミックに捉えることができました。広角特有の端の歪みも比較的抑えられており、自然な仕上がりです。例えば、集合写真を撮る際に、広い背景も一緒に写し込みたい場合にも便利です。
- 評価: メインカメラと比較すると細部の描写はやや甘くなりますが、広大な風景や集合写真など、広い範囲を写したいシーンで活躍します。
- フロントカメラ (約800万画素、F値2.0):
- 作例想定: 友人とのビデオ通話や自撮り。顔色を自然に明るく補正し、肌のトーンも美しく見せます。ビデオ通話では相手にもクリアな映像を届けられます。
- 評価: 日常的な自撮りやビデオ通話には十分な画質を提供します。
- 夜景モード:
- 作例想定: 夕暮れの街並みや、イルミネーション。通常の撮影モードでは暗く潰れてしまいがちな部分も、夜景モードを使うことで、建物の明かりや空のグラデーションが明るく鮮明に描写されます。ノイズも比較的抑えられており、SNS映えする夜景写真を気軽に楽しめます。
- 評価: ハイエンド機のような圧倒的な明るさやノイズの少なさはありませんが、ミドルレンジとしては健闘しており、暗所での撮影の選択肢を広げてくれます。
広角カメラ切り替え機能
AQUOS sense8は、メインカメラと広角カメラをシームレスに切り替えることができます。カメラアプリを開いて、画面上のアイコンをタップするだけで、標準画角から広角画角へと簡単に変更できます。これにより、被写体との距離を変えずに、より広範囲を撮影することが可能になります。例えば、狭い室内で全体を写したい時や、雄大な自然をダイナミックに捉えたい時に非常に役立つ機能です。
バッテリー持ちと充電速度：一日使えるか？
AQUOS sense8のバッテリー性能は、その最大の特徴の一つと言えます。
バッテリー容量と持続時間
- バッテリー容量: AQUOS sense8は、5000mAhという大容量バッテリーを搭載しています。これは、近年のスマートフォンの中でもトップクラスの容量です。
- 持続時間: シャープ独自の省電力技術であるIGZO OLEDディスプレイと、Snapdragon 6 Gen 1の省電力性能の組み合わせにより、驚異的なバッテリー持続時間を実現しています。
- 具体的な使用シナリオ: 例えば、朝7時に満充電で家を出て、通勤中にSNSを30分、昼休みに動画を1時間視聴、仕事中にLINEを頻繁に利用し、帰宅後にゲームを1時間、さらに寝る前にSNSとWeb閲覧を2時間程度行った場合。このヘビーな利用シナリオでも、夜23時頃にはまだ40%以上のバッテリー残量が残っているといった印象です。
- 一日使えるか？: 多くのユーザーにとって、丸一日どころか、2日間の利用も余裕で可能でしょう。ライトユーザーであれば、週に数回の充電で済むかもしれません。充電頻度を極限まで減らしたい方には、非常に心強い一台です。
急速充電対応と充電速度
- 急速充電対応: AQUOS sense8は、USB Power Delivery (USB PD) に対応した急速充電に対応しています。これにより、対応する充電器を使用することで、短時間で効率よく充電できます。
- 満充電までの所要時間: 公式発表ではありませんが、一般的な急速充電器（例: 18W〜27W程度のPD対応充電器）を使用した場合、空の状態から満充電まで約2時間半〜3時間程度かかるでしょう。バッテリー容量が大きい分、時間がかかるのは仕方がありませんが、就寝中や休憩中に充電すれば問題ないレベルです。超高速充電を求めるハイエンドモデルと比較すると速度は見劣りしますが、日々の運用には十分実用的な速度です。
ディスプレイの視認性と操作性：画面サイズと有機ELの魅力
AQUOS sense8は、シャープ独自のIGZO技術を搭載した有機ELディスプレイを採用しています。
- 画面サイズとパネルの種類: 約6.1インチのIGZO OLED（有機EL）ディスプレイを搭載しています。有機ELは、液晶ディスプレイとは異なり、画素一つ一つが自発光するため、純粋な黒を表現でき、コントラスト比が非常に高いのが特徴です。
- 視認性: 有機ELならではの鮮やかな発色と、高いコントラスト比により、写真や動画コンテンツが非常に美しく表示されます。黒が引き締まることで、映像に奥行きが生まれ、まるで画面が浮き上がってくるかのような臨場感を味わえます。屋外での視認性も高く、日差しが強い場所でも内容をしっかり確認できます。
- 操作性: 画面のリフレッシュレートは60Hzですが、表示内容によっては最大90Hz駆動に対応する「インテリジェントリフレッシュレート」機能により、Webページのスクロールや一部のアプリでの動作が滑らかに感じられます。タッチ感度も良好で、指の追従性も高く、快適な操作が可能です。
処理性能（AnTuTuベンチマーク）：ゲームやアプリは快適？
スマートフォンの「脳」とも言えるSoCの性能は、アプリの動作速度やゲームの快適さに直結します。
- AnTuTuベンチマークスコア: AQUOS sense8に搭載されているSnapdragon 6 Gen 1のAnTuTuベンチマークスコア（v10）は、おおよそ約50万点台前半から中盤を記録すると予想されます（例: 55万点前後）。
- 日常使い: このスコアは、ミドルレンジ帯としては非常に優秀な部類に入ります。Webブラウジング、SNS、動画視聴、LINE、メールといった日常的に利用するアプリは、非常にサクサクと快適に動作します。アプリの起動や切り替えもスムーズで、ストレスを感じることはほとんどありません。複数のアプリを同時に起動するマルチタスクも問題なくこなせます。
- ゲーム:
- パズルゲームや軽めの3Dゲーム: 「パズル＆ドラゴンズ」「モンスターストライク」「どうぶつの森 ポケットキャンプ」といったパズルゲームや、グラフィック負荷の比較的低い3Dゲームは、高画質設定でも非常に快適にプレイできます。
- 高負荷な3Dゲーム（例: 原神、PUBG Mobile）: 「原神」のようなグラフィック負荷の高いゲームを最高画質で快適にプレイするのは難しいでしょう。しかし、グラフィック設定を「中」や「低」に調整すれば、30fps〜40fps程度の安定したフレームレートでプレイ可能な場面も多く、カジュアルに楽しむ分には十分実用的な性能です。PUBG MobileやApex Legends MobileのようなFPSゲームも、設定次第で十分対戦を楽しめるレベルです。
持ちやすさとデザイン：軽さとサイズ感
AQUOS sense8は、日常使いで最も重要な「持ちやすさ」にもこだわっています。
- 軽さ: 約159gという軽さは、5000mAhもの大容量バッテリーを搭載しながらも驚異的です。一般的なスマートフォンの多くが200g前後であることを考えると、その軽さが際立ちます。長時間片手で操作しても疲れにくく、ポケットや小さなバッグに入れても負担になりません。
- サイズ感: 約6.1インチというディスプレイサイズは、多くのユーザーにとって片手で操作しやすいバランスの取れたサイズです。本体サイズは約H153×W71×D8.4 mmで、女性や手の小さい方でもしっかりと握りやすいでしょう。
- デザイン: シンプルながらも洗練されたデザインは、飽きがこず、どんなシーンにも馴染みます。背面はサラサラとしたマットな質感で、指紋がつきにくい工夫が施されていることも、日常使いでの満足度を高めています。
AQUOS sense8の便利な機能
AQUOS sense8には、日々の生活をさらに便利にするための、シャープならではの細やかな配慮が光る機能が満載です。
おサイフケータイ対応
日本の生活に深く根付いているキャッシュレス決済。AQUOS sense8はもちろん対応しています。
- 対応状況: AQUOS sense8は、FeliCa（おサイフケータイ）機能に完全対応しています。
- 利便性: これにより、スマートフォンをかざすだけで、SuicaやPASMOなどの交通系IC、iDやQUICPayなどの電子マネー、そしてPayPay（PayPayタッチ払い）や楽天Edy、nanacoなどの主要な非接触型決済サービスをスムーズに利用できます。駅の改札、コンビニ、スーパー、飲食店など、あらゆる場所で財布を取り出す手間なく決済が完了し、日々の支払いが非常にスマートになります。
防水・防塵性能
安心して長く使えるための高い耐久性もAQUOS sense8の魅力です。
- 具体的な規格: AQUOS sense8は、IPX5/IPX8相当の防水性能と、IP6X相当の防塵性能を備えています。
- IPX5: あらゆる方向からの噴流水（例: シャワーや水道の蛇口から出るような水しぶき）に耐えられます。
- IPX8: 常温の水道水に、水深1.5mで30分間沈めても有害な影響を受けません。
- IP6X: 粉塵が内部に完全に侵入しない「完全な防塵」性能です。
- 日常生活での安心感: 突然の雨に降られたり、キッチンで水がかかってしまったり、屋外で砂埃が舞うような環境でも安心して使用できます。万が一、飲み物をこぼしてしまっても慌てる必要はありません。ただし、お風呂やプールでの使用は、石鹸やシャンプーなどが付着すると劣化の原因となるため推奨されません。
その他の注目機能
- ダイレクト給電: バッテリーの劣化を抑えながらゲームなどを楽しむための画期的な機能です。充電器に接続した状態で、バッテリーを介さずに直接本体に電力を供給するため、バッテリーへの負荷を軽減し、寿命を延ばすことができます。長時間のゲームプレイや動画視聴時にバッテリーの劣化を気にせず使いたい方に最適です。
- のぞき見防止: シャープ独自の「のぞき見ブロック」機能を搭載しています（一部モデルや設定による）。これは、画面を正面から見たときには問題なく見えますが、左右斜めから見ると画面が暗くなり、内容が見えにくくなる機能です。電車の中や公共の場所で、SNSや個人情報を含む画面を他人に見られたくない場合に非常に役立ちます。
- 指紋認証と顔認証: 側面の電源ボタンに指紋認証センサーを搭載しており、素早く正確なロック解除が可能です。顔認証にも対応しているため、状況に応じて使い分けることができます。
- テザリング: Wi-Fiテザリング、Bluetoothテザリング、USBテザリングに対応しており、外出先でPCやタブレットなどをインターネットに接続できます。
AQUOS sense8のモデルとカラーバリエーション
AQUOS sense8は、複数のキャリアやSIMフリーモデルとして販売されています。
SH-54D（ドコモ）、SHG11（au）、SH-M26（SIMフリー）の違い
- SH-54D（ドコモ）: NTTドコモから販売されるモデルです。ドコモの料金プランやサービスに最適化されており、ドコモショップでのサポートを受けられます。ドコモの通信バンドに完全に合致しており、安定した通信が期待できます。
- SHG11（au）: auから販売されるモデルです。auの料金プランやサービス、auショップでのサポートが利用できます。auの通信バンドに最適化されており、安定した通信が可能です。
- SH-M26（SIMフリー）: 家電量販店やオンラインストアなどで販売されるSIMフリーモデルです。特定のキャリアとの契約なしに端末単体で購入でき、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど、どのキャリアのSIMカードでも利用可能です。MVNO（格安SIM）ユーザーには特におすすめです。
基本スペックはどのモデルも共通ですが、プリインストールされているアプリや、一部のキャリアサービスへの対応状況が異なる場合があります。
各モデルのストレージ容量（128GB, 256GB）
AQUOS sense8のストレージ容量は、通常128GBのモデルが中心です。しかし、一部のキャリアや販売ルートでは、より大容量の256GBモデルが提供される可能性もあります。
- 128GB: 一般的な使い方であれば十分な容量ですが、高画質な写真や動画を大量に撮影する方、多くのゲームアプリをインストールする方は、容量不足を感じるかもしれません。
- 256GB: 容量不足を気にせず、思う存分データ保存やアプリ利用をしたい方に最適です。MicroSDカードでの容量拡張にも対応しているため、後からさらにストレージを増やすことも可能です。
人気のカラー：ブルー、ライトカッパーなど
AQUOS sense8のカラーバリエーションは、シンプルで洗練されたものが中心です。
- ブルー: 深みのある落ち着いたブルーは、ビジネスシーンでもプライベートでも馴染みやすい人気のカラーです。知的でクールな印象を与えます。
- ライトカッパー: 温かみのある上品なライトカッパーは、柔らかな印象で、ファッションアイテムとしても楽しめるカラーです。特に女性に人気です。
- その他、コバルトブラックなどの定番カラーがラインナップされることもあります。
どのカラーも指紋が目立ちにくいマットな質感で、AQUOS sense8の軽さと相まって、より一層洗練された印象を与えます。
AQUOS sense8はどんな人におすすめ？
これまでの詳細なレビューを踏まえ、AQUOS sense8がどのようなユーザーに最も適しているのかをまとめます。
コストパフォーマンスを重視する方
AQUOS sense8は、ミドルレンジ帯の価格でありながら、日本のユーザーが求める機能（おサイフケータイ、防水・防塵）と、高い基本性能、驚異的なバッテリー持ちを兼ね備えています。
- 高価なフラッグシップモデルは不要だが、安すぎるエントリーモデルでは物足りないと感じる方。
- 価格と性能、機能のバランスを最も重視する方には、まさに最適な一台と言えるでしょう。
日常使いで十分な性能を求める方
Snapdragon 6 Gen 1の搭載により、Webブラウジング、SNS、動画視聴、LINE、メールといった日常的に利用するアプリは非常にサクサクと快適に動作します。
- 最新の超高負荷な3Dゲームを最高画質で長時間プレイすることはないが、日常的な操作でストレスを感じたくない方。
- 安定した動作と、バッテリー切れの心配なく一日を過ごしたい方にぴったりです。
バッテリー持ちや耐久性を重視する方
AQUOS sense8は、5000mAhの大容量バッテリーとIGZO OLEDディスプレイの組み合わせで、驚異的なバッテリー持続時間を実現しています。また、IP68の高い防水・防塵性能と、MIL規格準拠の堅牢性も兼ね備えています。
- 頻繁な充電から解放されたい方。
- アウトドアや水回りでも安心してスマホを使いたい方。
- うっかり落としてしまうのが心配な方。このように、スマートフォンの「タフさ」と「持久力」を何よりも重視する方にとって、AQUOS sense8は最高の選択肢となるでしょう。
購入前に知っておきたい注意点
AQUOS sense8は非常に魅力的なスマートフォンですが、購入前に把握しておくべき点もあります。
ワイヤレス充電・無線充電の非対応について
- AQUOS sense8は、残念ながらワイヤレス充電（Qi規格）には対応していません。充電の際は、常にUSB Type-Cケーブルを接続する必要があります。
- ワイヤレス充電の手軽さを重視する方や、ワイヤレス充電器をすでに持っていて活用したいと考えている方は、この点を事前に理解しておく必要があります。
のぞき見防止機能の有無
- AQUOS sense8には、シャープ独自の**「のぞき見ブロック」機能が搭載**されています（一部モデルや設定に依存）。これにより、電車内やカフェなど、公共の場で画面を覗かれるのを防ぐことができます。
- ただし、この機能はディスプレイの特性を利用しているため、画面を正面から見ても輝度がわずかに低下する、色味が若干変わるといった影響が出る場合があります。気になる場合は、設定でオン/オフを切り替えることで、通常の表示に戻すことが可能です。プライバシーを重視するか、画面の美しさを重視するかで判断が分かれる点です。
まとめ：AQUOS sense8はバランスの取れた一台
AQUOS sense8は、シャープが長年培ってきた技術と、日本のユーザーニーズへの深い理解が凝縮された、まさに**「バランスの取れた一台」**です。
- 最新のSnapdragon 6 Gen 1による安定した処理性能。
- 5000万画素OIS対応カメラによる日常使いに十分な高画質。
- 驚異的な5000mAhバッテリーによる安心のバッテリー持ち。
- IGZO OLEDディスプレイが織りなす美しい映像体験。
- そして、おサイフケータイ、IP68防水・防塵といった日本市場で愛される機能の充実。
これらの要素が、手に取りやすい価格で凝縮されており、多くのユーザーにとって「これ一台で十分」と感じさせるだけの魅力を持っています。
もしあなたが、フラッグシップモデルのような極限の性能や、超高速充電、ワイヤレス充電にはこだわらないけれど、日常的な快適さ、バッテリー持ち、耐久性、そして日本で便利な機能をバランス良く求めるのであれば、AQUOS sense8は間違いなくあなたの期待に応えてくれるでしょう。後悔しないスマートフォン選びのために、ぜひAQUOS sense8を候補に入れて、その真の実力を体感してみてください。
