この記事では、Galaxy Z Fold4を格安SIM(MVNO)で使うことを検討しているあなたのために、以下の疑問を徹底的に解消していきます。
- Galaxy Z Fold4は本当に格安SIMで使えるの?
- 対応バンドって何?自分の使いたいMVNOで使えるか心配…
- SIMロック解除って必要なの?
- APN設定って難しそう…どうすればいいの?
- Galaxy Z Fold4におすすめの格安SIMはどれ?
- Galaxy Z Fold4を格安SIMに乗り換えるメリット・デメリットは?
この記事を読み終える頃には、Galaxy Z Fold4と格安SIMの組み合わせについて、きっと安心して利用を開始できるはずです。さあ、一緒にGalaxy Z Fold4を賢く、お得に使う方法を見ていきましょう!
Galaxy Z Fold4と格安SIMの相性:基本情報

対応バンドと主要MVNOの対応状況
Galaxy Z Fold4は、国内で販売されているキャリア版、およびSIMフリー版ともに、主要な5G・4Gバンドに幅広く対応しています。これは、日本の主要な通信キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の電波を問題なく掴めることを意味し、結果として多くの**格安SIM(MVNO)**で快適に利用できる可能性が非常に高いということです。
しかし、格安SIMはそれぞれドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線のいずれか、あるいは複数を利用してサービスを提供しています。そのため、お手元のGalaxy Z Fold4が、利用したいMVNOの回線に対応しているかを確認することは非常に重要です。
以下の表に、Galaxy Z Fold4の主要な対応バンドと、主要キャリアが利用しているバンド、そして各MVNOが利用する回線との一般的な対応状況をまとめました。
キャリア回線 | 主な利用バンド(4G LTE) | 主な利用バンド(5G) | Galaxy Z Fold4対応バンド |
ドコモ回線 | Band 1, 3, 19, 21, 28, 42 | n28, n78, n79, n257 | 〇 (対応済み) |
au回線 | Band 1, 3, 18, 26, 28, 41, 42 | n3, n28, n77, n78, n257 | 〇 (対応済み) |
ソフトバンク回線 | Band 1, 3, 8, 28, 41, 42 | n3, n28, n77, n78, n257 | 〇 (対応済み) |
楽天モバイル回線 | Band 3, 18, 26, 28 | n77, n257 | 〇 (対応済み) |
※上記は一般的な主要バンドとGalaxy Z Fold4の対応状況を示しています。正確な対応バンドは、お使いのGalaxy Z Fold4のモデル(キャリア版・SIMフリー版)や、各MVNOの公式サイトで最新情報をご確認ください。特に、Galaxy Z Fold4 ドコモ系格安SIM、au系格安SIM、ソフトバンク系格安SIMのいずれを利用する場合でも、上記のプラチナバンドに対応しているため、安定した通信が期待できます。
この表からわかるように、Galaxy Z Fold4は主要なキャリア回線に広く対応しており、格安SIMを選ぶ上での自由度は非常に高いと言えます。特に「プラチナバンド」と呼ばれる、電波が届きやすく繋がりやすい周波数帯にも対応しているため、建物の中や地方でも安心して利用できるでしょう。
SIMロック解除の必要性
もしあなたが、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)で購入したGalaxy Z Fold4を、他社の格安SIMで利用しようと考えている場合、SIMロック解除が必要になることがあります。
SIMロックとは、特定のキャリアのSIMカードしか使えないように、スマートフォンにかけられた制限のことです。2021年10月1日以降に販売された端末にはSIMロックが原則禁止されているため、それ以降に購入したGalaxy Z Fold4であれば、基本的にSIMロック解除の手続きは不要です。
しかし、それ以前に購入したGalaxy Z Fold4や、中古で購入した端末の場合は、SIMロック解除が必要になる可能性があります。
SIMロック解除は、購入したキャリアのウェブサイトや店頭で手続きが可能です。ウェブサイトからの手続きであれば、基本的に手数料はかかりません。もしGalaxy Z Fold4がSIMロックされているか不安な場合は、購入元のキャリアに確認してみましょう。
また、家電量販店やオンラインストアで販売されているSIMフリー版のGalaxy Z Fold4であれば、最初からSIMロックがかかっていないため、どの格安SIMでも自由に利用できます。Galaxy Z Fold4 乗り換えを検討している場合は、事前にこのSIMロックの有無を確認しておきましょう。
格安SIMを契約してから利用開始するまでの一般的な流れ

Galaxy Z Fold4で格安SIMを使うと決めたら、次は実際に契約して利用開始するまでの流れを把握しておきましょう。初めて格安SIMを契約する方もいるかもしれませんが、手順は意外とシンプルです。
- MVNOの選定と申し込みまずは、ご自身の使い方や予算に合ったMVNOを選びます。この記事の後半で、Galaxy Z Fold4におすすめの格安SIMを具体的に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。選んだMVNOの公式サイトにアクセスし、料金プランやオプションを選んで申し込みを行います。本人確認書類やクレジットカード情報が必要になるので、事前に準備しておくとスムーズです。
- SIMカード(またはeSIM)の到着申し込みが完了すると、数日から1週間程度でSIMカードが郵送されてきます。eSIMの場合は、物理的なカードは届かず、QRコードやアクティベーションコードがメールなどで送られてきます。
- 初期設定(APN設定)SIMカードが届いたら、Galaxy Z Fold4に挿入し、APN設定を行います。eSIMの場合は、QRコードを読み込むなどの設定が必要です。APN設定とは、Galaxy Z Fold4がどのMVNOのネットワークに接続すればいいかを教えてあげる設定のことです。この設定が完了しないと、データ通信や通話ができません。具体的な手順は後述しますのでご安心ください。
- MNP転入(電話番号を引き継ぐ場合)現在使っている電話番号をそのまま格安SIMでも使いたい場合は、「MNP(モバイルナンバーポータビリティ)」という制度を利用します。この場合、新しいMVNOに申し込む際にMNP予約番号を伝えます。SIMカードが届いた後、MVNOによってはウェブサイトや電話で「回線切り替え」の手続きが必要になります。切り替えが完了すると、それまで使っていたキャリアのSIMカードは使えなくなり、新しい格安SIMで電話番号が利用できるようになります。
- 利用開始!上記の手続きがすべて完了すれば、晴れてGalaxy Z Fold4を格安SIMで快適に利用開始できます。
Galaxy Z Fold4におすすめの格安SIM
Galaxy Z Fold4は高性能なスマートフォンなので、その性能を最大限に活かしつつ、通信費を抑えられる格安SIMを選びたいですよね。ここでは、Galaxy Z Fold4との相性が良く、特におすすめできるMVNOを5社ご紹介します。各社の特徴や料金プラン、Galaxy Z Fold4での利用メリットを比較検討して、あなたにぴったりの格安SIMを見つけてください。
mineo(マイネオ)
mineoは、ドコモ、au、ソフトバンクのトリプルキャリアに対応している点が最大の特徴です。現在お使いのGalaxy Z Fold4がどのキャリアのモデルであっても、その回線を選んで安心して利用できます。独自のコミュニティや「フリータンク」など、ユーザー同士でパケットをシェアできるユニークなサービスも充実しており、通信品質の安定性にも定評があります。
特徴:
- マルチキャリア対応: ドコモ、au、ソフトバンクの3回線から自由に選択可能。現在のGalaxy Z Fold4のモデルに合わせた回線を選べます。
- 独自のコミュニティ: ユーザー同士でパケットを分け合える「フリータンク」や、Q&Aサイト「マイネ王」など、ユニークなサービスが豊富です。
- 節約モード: 低速ながらデータ消費ゼロで通信できる「mineoスイッチ」機能があり、データ容量を節約できます。
- パケット放題 Plus: 月額385円で最大1.5Mbpsでデータ使い放題になるオプションがあり、動画視聴も快適に楽しめます。
料金プラン例(マイピタ):
- 1GB: 月額 1,298円
- 5GB: 月額 1,518円
- 10GB: 月額 1,958円
- 20GB: 月額 2,178円(通話定額オプションは別途)
Galaxy Z Fold4での利用メリット:
- Galaxy Z Fold4がどのキャリア版でも、最適な回線を選択できるため、安定した通信が期待できます。
- 大画面での動画視聴やSNS利用が多い場合でも、「パケット放題 Plus」や「フリータンク」を活用することで、データ容量を気にせず利用できます。
- 通信の安定性が高いため、WebブラウジングやSNSもストレスなく楽しめます。
- Galaxy Z Fold4 ドコモ系格安SIM、au系格安SIM、ソフトバンク系格安SIMを検討している全ての方に対応できます。
IIJmio(アイアイジェイミオ)
IIJmioは、格安SIMの老舗で、業界最安値クラスの料金設定と、ドコモ回線(Dタイプ)、au回線(Aタイプ)の選択肢が魅力です。特に、eSIMに対応しているため、Galaxy Z Fold4のデュアルSIM機能を最大限に活用したい方に最適です。
特徴:
- 業界最安値クラスの料金設定: 低容量から大容量まで、非常にコストパフォーマンスに優れた料金プランを提供しています。
- eSIM対応: 物理SIMとeSIMの組み合わせで、Galaxy Z Fold4のデュアルSIM運用を簡単に実現できます。
- 「ギガプラン」でデータ繰り越し可能: 余ったデータ容量は翌月に繰り越せるため、データが無駄になりません。
- MNPワンストップに対応: 乗り換え時の手続きがオンラインで完結し、手間が少ないです。
料金プラン例(ギガプラン – ドコモ回線/au回線共通):
- 2GB: 月額 850円
- 4GB: 月額 1,060円
- 8GB: 月額 1,500円
- 15GB: 月額 1,800円
- 20GB: 月額 2,000円(通話定額オプションは別途)
Galaxy Z Fold4での利用メリット:
- Galaxy Z Fold4のデュアルSIM機能を活かし、IIJmioのeSIMと物理SIMの組み合わせで、2つの回線を同時に利用することができます。
- 通信費を極限まで抑えたい方に最適で、コスパの高さは業界トップクラスです。
- 大画面での動画視聴やゲームなど、データ通信量が多いGalaxy Z Fold4ユーザーにも、データ繰り越し機能と豊富なプランで最適です。
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)
J:COM MOBILEは、J:COMのケーブルテレビやインターネットサービスを利用している方にとって非常に魅力的な格安SIMです。セット割引が適用されると、非常にお得にスマートフォンを利用できます。全国に店舗があるため、Galaxy Z Fold4での設定方法など、困った時に直接サポートを受けたい方にもおすすめです。
特徴:
- J:COMサービスとのセット割引: ケーブルテレビやインターネットサービスなど、J:COMの対象サービス加入で、データ容量が増量される「データ盛」が適用されます。
- 店舗サポートが充実: 全国にあるJ:COMショップや家電量販店で、直接契約相談や設定サポートを受けることができます。
- au回線利用: au回線を利用しているため、auのプラチナバンドにも対応し、広範囲で安定した通信が期待できます。
- かけ放題オプション: 5分かけ放題や、完全かけ放題のオプションも用意されています。
料金プラン例(データ盛):
- 1GB: 月額 1,078円
- 5GB: 月額 1,628円
- 10GB: 月額 2,178円
- 20GB: 月額 2,728円(J:COM対象サービス加入でデータ容量増量)
Galaxy Z Fold4での利用メリット:
- 万が一のトラブル時にも、J:COMの店舗で直接相談できる安心感があります。Galaxy Z Fold4の初期設定に不安がある方や、手厚いサポートを求める方におすすめです。
- J:COMの他サービスを利用している場合は、通信費をさらに節約できるため、Galaxy Z Fold4をよりお得に利用できます。
- 大画面でJ:COMオンデマンドなどのコンテンツを視聴する方には特におすすめです。
NUROモバイル(ニューロモバイル)
NUROモバイルは、ドコモ、au、ソフトバンクの3回線から選べるのが特徴の格安SIMです。料金プランもシンプルで分かりやすく、特に「Gigaプラス」機能で余ったデータ容量を翌月に繰り越せる点が魅力的です。低価格ながらも高品質な通信を目指しており、バランスの取れた選択肢を求める方におすすめです。
特徴:
- トリプルキャリア対応: ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線から選択可能。お使いのGalaxy Z Fold4に合わせた回線を選べます。
- 「Gigaプラス」でデータ繰り越し: 余ったデータ容量は翌月に繰り越せるため、無駄なくデータを使えます。
- リーズナブルな料金設定: 各データ容量において、非常に競争力のある価格設定となっています。
- 5G通信対応: 全ての料金プランで追加料金なしで5G通信を利用できます。
料金プラン例(バリュープラス):
- 3GB: 月額 792円
- 5GB: 月額 990円
- 8GB: 月額 1,485円
- 15GB: 月額 2,090円
- 20GB: 月額 2,690円(通話定額オプションは別途)
Galaxy Z Fold4での利用メリット:
- Galaxy Z Fold4のキャリアを選ばず利用でき、Gigaプラス機能で余ったデータを翌月も使えるため、無駄なくデータ容量を使い切れます。
- 低価格ながらも高品質な通信を目指しており、バランスの取れた選択肢です。
- 月によってデータ使用量が変動しやすいGalaxy Z Fold4ユーザーに特におすすめです。
- Galaxy Z Fold4の5G通信性能を存分に活かせる料金プランも魅力です。
NUROモバイル公式サイトへ
NUROモバイルイオンモバイル(イオンモバイル)
イオンモバイルは、全国のイオン店舗で直接契約相談やサポートを受けられる点が最大の魅力です。デジタルに不慣れな方や、直接相談できる安心感を重視する方に最適です。料金プランも非常に豊富で、あなたの使い方に合わせた最適なプランを見つけやすいです。
特徴:
- 全国のイオン店舗でサポート: 契約相談、初期設定サポート、料金プランの見直しなど、対面で手厚いサポートを受けることができます。
- 豊富な料金プラン: 0.5GBから50GBまで、細かくデータ容量が選べるため、自分にぴったりのプランが見つかります。
- ドコモ回線・au回線対応: ドコモ回線(タイプ1)とau回線(タイプ2)から選択できます。
- 家族シェアプラン: 複数人でデータ容量をシェアできるプランも充実しており、家族での利用にも便利です。
料金プラン例(音声プラン):
- 0.5GB: 月額 858円
- 2GB: 月額 1,078円
- 10GB: 月額 1,958円
- 20GB: 月額 3,058円(その他、細かくデータ容量が選べます。通話定額オプションは別途)
Galaxy Z Fold4での利用メリット:
- 全国にあるイオンの店舗で、Galaxy Z Fold4の契約相談や設定サポートを対面で受けられます。デジタルに不慣れな方や、直接相談できる安心感を重視する方に最適です。
- Galaxy Z Fold4での利用状況に合わせて、無駄なくデータ容量を選べるため、通信費を最適化できます。
- 家族でGalaxy Z Fold4と他のスマホをまとめて利用する際も、家族シェアプランでお得に運用できます。
イオンモバイル公式サイトへ
イオンモバイルその他の格安SIM業者はコチラから
格安SIMでGalaxy Z Fold4を使うメリット・デメリット

Galaxy Z Fold4を格安SIMで使うことには、多くのメリットがある一方で、いくつか注意すべきデメリットも存在します。ここでは、両方をしっかりと理解して、後悔のない選択をするための情報を提供します。
メリット:賢くお得にGalaxy Z Fold4を使いこなす!
- 通信費を大幅に削減できるこれが格安SIM最大のメリットです。大手キャリアの料金プランと比較して、月々の通信費を数千円から、場合によっては半分以下に抑えることが可能です。Galaxy Z Fold4のような高性能な端末代金と合わせても、トータルの支出を大きく減らせるでしょう。節約できた費用で、Galaxy Z Fold4のアクセサリー購入や、新しいアプリの利用、あるいは他の趣味に充てることもできます。
- 自由な料金プラン選択MVNOは、データ容量の選択肢が非常に豊富です。1GBのような低容量から、20GB以上の大容量プランまで、あなたのスマートフォンの利用状況に合わせて最適なプランを選ぶことができます。使わないデータ容量に高い料金を払う必要がなくなります。Galaxy Z Fold4の大画面で動画をよく見る方も、必要なだけデータ量を契約できるため無駄がありません。
- SIMフリー版で機種変更が容易SIMフリー版のGalaxy Z Fold4であれば、特定のキャリアに縛られず、自由にMVNOを乗り換えられます。料金プランの見直しや、新しいキャンペーンの利用など、いつでもお得な選択肢を探しやすくなります。将来的に別の端末に買い替える際も、SIMフリーであればGalaxy Z Fold4を中古市場で高く売却しやすいでしょう。
- デュアルSIM運用が可能Galaxy Z Fold4は、物理SIMとeSIMの両方に対応したデュアルSIM端末です。これにより、通話用とデータ通信用で異なるMVNOを組み合わせたり、プライベート用と仕事用で回線を分けたりと、より柔軟な使い方が可能になります。例えば、データ通信は安い格安SIM、通話はかけ放題の格安SIM、といった使い方もできます。これは、Galaxy Z Fold4の利便性をさらに高める大きなメリットです。
デメリット:事前に知っておきたい注意点
- 通信速度が不安定になる可能性がある格安SIMは大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため、回線が混み合う時間帯(平日の昼休み、夕方以降など)には、通信速度が低下することがあります。Galaxy Z Fold4の大画面で動画視聴やオンラインゲームなど、安定した高速通信を求める場合は、事前に利用者の評判などを調べておくことをおすすめします。特に、キャリアの回線が混雑するエリアでは注意が必要です。
- サポート体制が手薄な場合がある大手キャリアのような手厚い店舗サポートや24時間対応の電話サポートがないMVNOも少なくありません。オンラインでのチャットサポートやFAQが中心となるため、自分で調べて解決する能力がある程度必要になります。ただし、イオンモバイルやJ:COM MOBILEのように店舗サポートが充実しているMVNOもありますので、不安な場合はそちらを選ぶと良いでしょう。
- 初期設定が複雑に感じることがあるGalaxy Z Fold4で格安SIMを利用する際、特にAPN設定など、初期設定を自分で行う必要があります。これは大手キャリアのスマホであれば設定済みの場合が多いため、初めての方には戸惑うかもしれません。しかし、手順さえわかれば決して難しいものではなく、この記事の後半で具体的な手順を解説していますのでご安心ください。
- キャリアメールが使えなくなる大手キャリアから格安SIMに乗り換えた場合、@docomo.ne.jpなどのキャリアメールアドレスは基本的に使えなくなります。GmailやOutlookなどのフリーメールアドレスに移行するか、別途キャリアメール持ち運びサービス(有料)を契約する必要があります。日頃からキャリアメールを主要な連絡手段としている場合は、事前に移行計画を立てておきましょう。
Galaxy Z Fold4で格安SIMを使う際の初期設定ガイド(APN設定の具体的な手順)
Galaxy Z Fold4で格安SIMを使う上で、最も重要な初期設定がAPN設定です。APN(Access Point Name)とは、スマートフォンがインターネットに接続するために必要な情報のこと。この設定が正しく行われていないと、データ通信ができません。ご安心ください、手順はとても簡単です。
APN設定の基本的な流れ
- SIMカードをGalaxy Z Fold4に挿入する
- Galaxy Z Fold4の電源をオフにします。
- 本体側面にあるSIMトレイを引き出します。ピンが必要な場合は、付属のSIMピンを使用してください。
- SIMカードをSIMトレイの向きに合わせてセットします。nanoSIMカードは、通常、切り欠きがある方を意識して入れます。
- SIMトレイをGalaxy Z Fold4本体にしっかりと差し込みます。
- 電源をオンにします。
- eSIMの場合のアクティベーション
- eSIMの場合は、物理SIMカードの挿入は不要です。
- MVNOから提供されたQRコードをGalaxy Z Fold4のカメラで読み込むか、手動でアクティベーションコードを入力します。
- 設定アプリ > 「接続」 > 「SIMカードマネージャー」 > 「モバイルプランの追加」から手続きを進めます。
- APN設定の画面を開く
- Galaxy Z Fold4のホーム画面から「設定」アプリをタップします。
- 「接続」または「ネットワークとインターネット」をタップします。
- 「モバイルネットワーク」または「SIMカードマネージャー」をタップします。
- 「アクセスポイント名」または「APN」をタップします。
- 新しいAPNを作成する
- 画面右上の「+」ボタンや、メニューアイコン(縦に3つの点)から「新しいAPN」または「追加」を選択します。
- MVNOから提供された情報を入力する
- MVNOの公式サイトや、SIMカードに同梱されている説明書に記載されているAPN設定情報を入力します。
- 一般的に入力が必要な項目は以下の通りです。(名称はMVNOによって多少異なります)
項目名 | 説明 | 入力例(mineo Dプランの場合) |
名前(Name) | 任意の名前 | mineo Dプラン |
APN | 各MVNOが指定するAPN | mineo-d.jp |
ユーザー名(User Name) | 指定があれば入力 | mi***@***eo.jp |
パスワード(Password) | 指定があれば入力 | mineo |
認証タイプ(Authentication Type) | CHAPまたはPAP、またはCHAP/PAP | CHAPまたはPAP |
MCC | モバイル国コード(通常は初期値のままでOK) | 440 |
MNC | モバイルネットワークコード(通常は初期値のままでOK) | 10 |
- 作成したAPNを選択する
- APN一覧に戻るので、今作成したAPNの横にあるチェックボックスやラジオボタンをタップして選択します。
- 正しく設定が完了していれば、しばらくするとGalaxy Z Fold4の画面上部に「4G」や「5G」のマークが表示され、インターネットに接続できるようになります。
もし、設定後もインターネットに接続できない場合は、Galaxy Z Fold4を再起動してみたり、入力した情報に間違いがないか再度確認したりしてみてください。それでも解決しない場合は、契約しているMVNOのサポートセンターに問い合わせてみましょう。Galaxy Z Fold4 APN設定は、一度行えば基本的には再設定不要です。
よくある質問(FAQ)
Q1: Galaxy Z Fold4で5G通信は利用できますか?
A1: はい、Galaxy Z Fold4は5G通信にしっかりと対応しています。高性能なGalaxy Z Fold4の能力を最大限に引き出すためにも、5G通信の利用はおすすめです。ただし、5G通信を利用するには、以下の条件を満たす必要があります。
- ご契約中のMVNOが5Gサービスを提供していること。
- ご契約中の料金プランが5Gに対応していること。
- お使いのGalaxy Z Fold4が5G対応エリア内にいること。
これらの条件を満たしていれば、Galaxy Z Fold4で快適な5G通信を体験できるでしょう。
Q2: Galaxy Z Fold4はデュアルSIMに対応していますか?
A2: はい、Galaxy Z Fold4はデュアルSIMに対応しています。具体的には、物理的なnanoSIMカード1枚とeSIM1枚を同時に利用することができます。
これにより、例えば「仕事用とプライベート用で電話番号を分けたい」「通話はA社の格安SIM、データ通信はB社の格安SIMで利用したい」といった柔軟な使い方が可能です。Galaxy Z Fold4 デュアルSIMを活用することで、より便利で経済的なスマートフォン運用が可能になります。
Q3: 古いSIMカードをGalaxy Z Fold4に挿しても使えますか?
A3: 基本的に、古いSIMカードをGalaxy Z Fold4に挿入しても、そのSIMカードがnanoSIMサイズであり、かつアクティベーション済みの状態であれば通信自体は可能です。ただし、以下の点に注意が必要です。
- SIMのサイズ: Galaxy Z Fold4はnanoSIMサイズに対応しています。古いSIMカードがそれより大きい場合は、サイズ変更(カットなど)が必要になりますが、これはSIMカードの破損に繋がる可能性があり、おすすめできません。
- SIMロックの有無: もし古いSIMカードが特定のキャリアのSIMロックがかかっていた場合、Galaxy Z Fold4がそのキャリアで購入されたものでなければ利用できません。
- プランの最適化: 古いSIMカードのプランが、Galaxy Z Fold4で利用するデータ量や通話スタイルに合っているか確認しましょう。多くの場合、新しい格安SIMに乗り換える方が、最新の料金プランでお得に利用できることが多いです。
- 5G対応: 古いSIMカードの契約が5Gに対応していない場合、Galaxy Z Fold4が5G対応端末であっても5G通信はできません。
基本的には、新しいMVNOと契約して新しいSIMカード(またはeSIM)を発行してもらうことをおすすめします。特にGalaxy Z Fold4 乗り換えを機に、最適なプランを選び直すのが賢明です。
まとめ:Galaxy Z Fold4と格安SIMで快適なスマホライフを!
今回は、Galaxy Z Fold4を格安SIMで使うことを検討しているあなたのために、対応バンドからAPN設定、おすすめMVNO、そしてメリット・デメリットまで、幅広い情報をお届けしました。
Galaxy Z Fold4は、その革新的なデザインと高性能な機能で、あなたのデジタルライフを豊かにしてくれる素晴らしいスマートフォンです。そして、格安SIMと組み合わせることで、月々の通信費を大幅に抑えながら、その魅力を最大限に引き出すことができます。
初期設定や乗り換えに多少の手間はかかるかもしれませんが、一度設定してしまえば、毎月数千円もの通信費を節約でき、その差額でGalaxy Z Fold4のアクセサリーを購入したり、趣味にお金を使ったりと、あなたの生活にゆとりが生まれるはずです。
「通信費を賢く節約しながら、最新の高性能スマホを使いたい!」
そう考えているあなたにとって、Galaxy Z Fold4と格安SIMの組み合わせは、まさに理想的な選択肢となるでしょう。
この記事を参考に、あなたにぴったりの格安SIMを見つけて、Galaxy Z Fold4での快適なスマホライフをスタートさせてください!
もう一度、おすすめMVNOをチェック!
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