HTC Desire 22 proを格安SIMで使う!対応バンドから設定、おすすめMVNOまで徹底解説

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HTC Desire 22 proを格安SIMで使う!対応バンドから設定、おすすめMVNOまで徹底解説 未分類

HTC Desire 22 pro」は、約4年ぶりに日本市場に投入されたHTCのスマートフォンで、5G対応、おサイフケータイ、ワイヤレス充電、IP67防水防塵など、日本ユーザーに嬉しい機能が充実しているのが特徴です。その豊富な機能を格安SIMと組み合わせて、もっとお得に利用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、HTC Desire 22 proを格安SIMで使う際に知っておくべき対応バンドAPN設定メリット・デメリット、そしてHTC Desire 22 proに最適なMVNOまで、あなたの疑問を網羅的に解説します。安心してHTC Desire 22 proと格安SIMの組み合わせを始められるよう、分かりやすくご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

HTC Desire 22 proと格安SIMの相性:基本情報

HTC Desire 22 proと格安SIMの相性

HTC Desire 22 proを格安SIMで利用する上で最も重要なのが、対応バンドです。スマートフォンは、各キャリアが提供する電波の周波数帯(バンド)に対応している必要があります。HTC Desire 22 proがどのバンドに対応しているかを知ることで、利用したい格安SIM(MVNO)がどのキャリア回線を使用しているかを確認し、問題なく通信できるかを判断できます。

HTC Desire 22 proの対応バンド一覧

HTC Desire 22 proが対応している主要な通信バンドは以下の通りです。この端末は日本の主要キャリア回線(5G、4G、3G)のほとんどをカバーできるのが大きな強みです。

通信規格バンド/周波数帯
5G NR (Sub6)n3, n28, n77, n78, n79
4G (LTE-FDD)Band 1, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 17, 18, 19, 21, 26, 28
4G (LTE-TDD)Band 38, 39, 41, 42
3G (W-CDMA)Band 1, 2, 4, 5, 6, 8, 19
2G (GSM)850, 900, 1800, 1900MHz

※補足事項:

  • HTC Desire 22 proは、日本国内で利用されている主要な5Gバンド(n77, n78, n79)にすべて対応しています。特にドコモが使用するn79バンドに対応している点は、他社のSIMフリーモデルでは珍しく、ドコモ回線を利用する格安SIMとの相性が非常に良いことを示しています。
  • 4G LTEに関しても、ドコモ、au、ソフトバンクのプラチナバンド(Band 8, 18/26, 19)を網羅しており、広範囲で安定した通信が期待できます。

対応バンドと主要MVNOの対応状況(図表形式で示す)

HTC Desire 22 proは、上記のように主要な5G/4Gバンドを幅広くカバーしているため、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線、楽天モバイル回線といった主要4キャリア回線(とそれに準ずるMVNO)との相性が非常に良いのが特徴です。そのため、基本的にはどの回線を選んでも快適に利用できるでしょう。

以下に、HTC Desire 22 proの主要対応バンドと、主要MVNOの対応状況をまとめました。

キャリア回線4G (LTE) 主要バンド5G 主要バンドHTC Desire 22 pro 対応状況MVNO例相性評価
ドコモ回線Band 1, 3, 19, 21, 28, 42n28, n78, n79主要バンドにしっかり対応(n79対応が強み)IIJmio (Dタイプ), mineo (Dプラン), NUROモバイル (ドコモ回線), イオンモバイル (タイプ1)◎ 非常に良好
au回線Band 1, 3, 11, 18, 26, 28, 41, 42n3, n28, n77, n78主要バンドにしっかり対応povo, UQ mobile, IIJmio (Aタイプ), mineo (Aプラン), J:COM MOBILE (Aプラン), NUROモバイル (au回線), イオンモバイル (タイプ2)◎ 非常に良好
ソフトバンク回線Band 1, 3, 8, 11, 28, 41, 42n3, n28, n77, n78主要バンドにしっかり対応Y!mobile, LINEMO, mineo (Sプラン), NUROモバイル (ソフトバンク回線), イオンモバイル (タイプ2)◎ 非常に良好
楽天モバイルBand 3, 18, 26, 28n77主要バンドにしっかり対応楽天モバイル◎ 非常に良好

※補足事項:

  • HTC Desire 22 proは、すべての主要キャリアの5G/4Gバンドに対応しているため、どの回線を選んでも安定した通信が期待できます。
  • 特にドコモの5G専用バンドであるn79に対応しているため、ドコモ回線の格安SIMで5Gを最大限に活用したい方には最適です。

SIMロック解除の必要性

HTC Desire 22 proは、日本国内ではSIMフリーモデルとして販売されています。そのため、キャリアから購入した端末のようにSIMロック解除の手続きは一切不要です。どの格安SIMでも自由に選択し、SIMカードを挿入するだけで利用を開始できます。

中古で購入した場合でも、SIMフリーモデルであればSIMロックの心配はありません。安心して好きな格安SIMと組み合わせて利用できます。

格安SIMを契約してから利用開始するまでの一般的な流れ

格安SIMを契約してから利用開始するまでの一般的な流れ

格安SIMの契約から利用開始までは、大きく分けて以下のステップで進みます。初めての方でもスムーズに手続きできるよう、各ステップを確認しておきましょう。

  1. 格安SIMの選択と申し込み:
    • まずは、この記事で紹介したようなHTC Desire 22 proとの相性が良いMVNOの中から、ご自身のデータ使用量や通話スタイルに合ったプランを選びます。
    • オンラインの公式サイトから申し込みを行います。本人確認書類(運転免許証など)やクレジットカード情報、MNP予約番号(電話番号を引き継ぐ場合)などが必要になりますので、事前に準備しておきましょう。
  2. SIMカードの到着 / eSIMのプロファイルダウンロード:
    • 物理SIMカード(nano-SIM)の場合: 申し込みから数日後にSIMカードが郵送で届きます。
    • eSIMの場合: HTC Desire 22 proはeSIMに対応しています。申し込み完了後、eSIMプロファイルのダウンロード用QRコードがメールで送られてきたり、専用アプリからダウンロードする形になります。
  3. HTC Desire 22 proへのSIMカード挿入 / eSIMプロファイル設定:
    • 物理SIMカードの場合: HTC Desire 22 proの電源を切り、SIMトレイを引き出してSIMカードを正しい向きで挿入します。HTC Desire 22 proはnanoSIMのデュアルSIMスロットに対応していますが、2枚目はmicroSDカードと排他利用になります。その後、SIMトレイを戻し、電源を入れます。
    • eSIMの場合: HTC Desire 22 proの「設定」アプリからeSIMの追加を行い、届いたQRコードを読み取るか、手動で設定情報を入力してプロファイルをダウンロードします。
  4. APN設定(アクセスポイント名設定):
    • SIMカードを挿入したりeSIMを設定したりした後、HTC Desire 22 proで通信ができるようにするための設定です。多くの場合、自動で設定されるか、MVNOから提供される簡単な手順で完了しますが、手動での設定が必要なこともあります。
    • 具体的な設定方法は後述の「HTC Desire 22 proで格安SIMを使う際の初期設定ガイド」をご確認ください。
  5. 開通手続き(MNPの場合):
    • 電話番号をそのまま利用するMNP(携帯電話番号ポータビリティ)で乗り換える場合は、新しいSIMカードが手元に届いた後、お客様自身で開通手続き(回線切り替え)を行う必要があります。
    • これは通常、MVNOのマイページや専用の電話窓口から行います。手続きが完了すると、それまで使っていた旧キャリアのSIMカードが使えなくなり、新しい格安SIMが利用できるようになります。
  6. 動作確認:
    • すべての設定が完了したら、Wi-Fiを切ってモバイルデータ通信が利用できるか、通話やSMSが問題なく送受信できるかを確認しましょう。

HTC Desire 22 proにおすすめの格安SIM

HTC Desire 22 proは幅広いバンドに対応しているため、どのキャリア回線を利用する格安SIMでも快適に利用できる可能性が高いです。ここでは、HTC Desire 22 proユーザーに特におすすめできるMVNOを厳選してご紹介し、それぞれの特徴や料金プラン、HTC Desire 22 proでの利用メリットを比較検討します。

mineo

mineo

mineoは、ユーザー同士のコミュニティが活発で、独自のサービスが魅力のMVNOです。ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線の中から好きな回線を選べるのが大きな特徴です。HTC Desire 22 proなら、どのプランを選んでも高い互換性があります。

  • 特徴:
    • トリプルキャリア対応: ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア回線から選択可能。HTC Desire 22 proは全ての回線と高相性です。
    • 「パケット放題 Plus」でデータ無制限に: 月額385円のオプションで、最大1.5Mbpsでデータ使い放題になります。低速でもSNSや動画視聴(標準画質)を楽しみたい方におすすめです。
    • 「フリータンク」「パケットギフト」: 余ったパケットを分け合ったり、他のユーザーから分けてもらったりできるユニークなサービスがあります。
    • ユーザーコミュニティ「マイネ王」: 困ったときに助け合ったり、情報を交換したりできる場が提供されています。
  • 料金プラン例(マイピタ – D/A/Sプラン共通):
    • 1GB: 880円/月
    • 5GB: 1,298円/月
    • 10GB: 1,958円/月
    • 20GB: 2,178円/月
    • (通話定額オプションは別途)
  • HTC Desire 22 proでの利用メリット:
    • HTC Desire 22 proが全てのキャリア回線に対応しているため、どのプランを選んでも快適に利用できます。
    • 「パケット放題 Plus」は、外出先でHTC Desire 22 proで動画を見たり、テザリングでPCを使ったりする機会が多い方にとって、非常に経済的な選択肢となります。
    • コミュニティがあるので、万が一HTC Desire 22 proでの設定などで困った際も、ユーザー同士で情報交換ができるのは安心材料です。

[mineo公式サイトへ(詳細はこちら)]

mineo(マイネオ)

IIJmio

IIJmio(みおふぉん)

IIJmioは、格安SIMの老舗で、通信品質の高さと料金プランのバランスの良さに定評があります。HTC Desire 22 proはドコモ回線(Dタイプ)、au回線(Aタイプ)どちらでも快適に利用できます。

  • 特徴:
    • 老舗MVNOならではの安定性: 長年の実績があり、通信品質の安定性に優れています。
    • 豊富なプランとオプション: データ容量ごとの多様なプランに加え、通話定額オプションなども充実しています。
    • 「ギガプラン」でデータ繰り越し可能: 余ったデータ容量は翌月に繰り越せるため、無駄なく使えます。
    • MNPワンストップに対応: 乗り換え時の手続きがオンラインで完結し、手間が少ないです。
  • 料金プラン例(ギガプラン – ドコモ回線/au回線共通):
    • 2GB: 850円/月
    • 5GB: 990円/月
    • 10GB: 1,500円/月
    • 15GB: 1,800円/月
    • 20GB: 2,000円/月
    • (通話定額オプションは別途)
  • HTC Desire 22 proでの利用メリット:
    • HTC Desire 22 proの幅広い対応バンドを活かし、Dタイプ・Aタイプどちらを選んでも安心して快適な通信が可能です。特にドコモ回線では5Gのn79バンドに対応しているため、対応エリアで高速通信が期待できます。
    • データ容量の選択肢が豊富なので、HTC Desire 22 proで普段使いするデータ量に合わせて無駄なく利用できます。
    • 通信の安定性が高いため、動画視聴やWebブラウジングもストレスなく楽しめます。

[IIJmio公式サイトへ(詳細はこちら)]

IIJmio

J:COM MOBILE

J:COM

J:COM MOBILEは、ケーブルテレビのJ:COMが提供するMVNOで、au回線を利用しています。J:COMのサービスと合わせて利用するとさらにお得になる点が魅力です。HTC Desire 22 proはau回線にしっかり対応しているため、安心して利用できます。

  • 特徴:
    • J:COMユーザーはデータ盛でさらにお得: J:COMのインターネットやTVサービスとセットで契約すると、データ容量が増量される「データ盛」が適用されます。
    • au回線で安定した通信: auの広範囲なネットワークを利用するため、安定した通信が期待できます。
    • 充実のサポート体制: J:COMの店舗やサポート窓口で対面サポートも受けられます。
    • 余ったデータは翌月まで繰り越し可能: データ容量を無駄なく使えます。
  • 料金プラン例(Aプラン):
    • 1GB: 1,078円/月
    • 5GB: 1,628円/月
    • 10GB: 2,178円/月
    • 20GB: 2,728円/月
    • (データ盛適用時)
  • HTC Desire 22 proでの利用メリット:
    • HTC Desire 22 proはau回線の主要バンドにしっかり対応しており、5Gも利用できるため、通信面での心配はほとんどありません。
    • J:COMのサービスを利用している方は、データ盛で非常にお得にHTC Desire 22 proを運用できます。
    • 実店舗や手厚いサポートがあるので、格安SIMの利用に不安がある方も安心です。

[J:COM MOBILE公式サイトへ(詳細はこちら)]

J:COM MOBILE

NUROモバイル

【キャッシュバック特典】NURO Mobile

NUROモバイルは、ソニーグループが提供するMVNOで、リーズナブルな料金プランと高品質な通信が魅力です。ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア回線に対応しており、HTC Desire 22 proはどの回線を選んでも快適に利用できます。

  • 特徴:
    • コスパに優れた料金プラン: 特に小容量から中容量のプランが安価で提供されています。
    • 「バリュープラス」プラン: シンプルな料金体系で選びやすいのが特徴です。
    • 「NEOプラン」で高速通信と特典: 大容量プランでは、専用帯域で快適な通信が期待でき、データ消費しないサービスも提供されています。
    • 「Gigaプラス」でデータ容量プレゼント: 3ヶ月ごとにデータ容量がプレゼントされる特典があります。
  • 料金プラン例(バリュープラス – ドコモ/au/ソフトバンク回線共通):
    • 3GB: 792円/月
    • 5GB: 990円/月
    • 8GB: 1,485円/月
    • (通話定額オプションは別途)
  • HTC Desire 22 proでの利用メリット:
    • HTC Desire 22 proの通信環境に最適なドコモ、au、ソフトバンクいずれの回線を選べるため、安定した通信が期待できます。もちろん5Gも利用可能です。
    • 低容量から中容量を安く使いたいHTC Desire 22 proユーザーに特におすすめです。
    • 定期的にデータ容量がもらえる「Gigaプラス」は、HTC Desire 22 proで動画やSNSを利用する際に嬉しい特典です。

[NUROモバイル公式サイトへ(詳細はこちら)]

NUROモバイル

イオンモバイル

イオンモバイル

イオンモバイルは、全国のイオングループ店舗でサポートを受けられる、実店舗が充実したMVNOです。ドコモ回線(タイプ1)とau回線(タイプ2)に対応しており、HTC Desire 22 proはどちらの回線を選んでも快適に利用できます。

  • 特徴:
    • 全国のイオン店舗でサポート: 対面での相談や契約、設定サポートが受けられるため、スマートフォンや格安SIMの扱いに不慣れな方でも安心です。
    • 豊富な料金プラン: 0.5GBから50GBまで、幅広いデータ容量のプランが用意されており、家族でシェアできるプランもあります。
    • 契約期間の縛りなし: 解約金なども発生しないため、安心して利用を開始できます。
    • 低速通信の切り替え可能: データ容量を節約するために、高速通信と低速通信を切り替えられる機能があります。
  • 料金プラン例(さいてきプラン – ドコモ回線/au回線共通):
    • 1GB: 803円/月
    • 3GB: 968円/月
    • 5GB: 1,188円/月
    • 10GB: 1,518円/月
    • (通話定額オプションは別途)
  • HTC Desire 22 proでの利用メリット:
    • HTC Desire 22 proがドコモ・au両回線にしっかり対応しているため、安心して利用できます。5Gも利用可能です。
    • 困った時に気軽に相談できる実店舗のサポートは、特に初期設定などで不安を感じるHTC Desire 22 proユーザーにとって大きな安心材料です。
    • 細かくデータ容量を選べるため、HTC Desire 22 proの利用頻度に合わせて最適なプランが見つけやすいでしょう。

[イオンモバイル公式サイトへ(詳細はこちら)]

イオンモバイル

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格安SIMでHTC Desire 22 proを使うメリット・デメリット

格安SIMでHTC Desire 22 proを使うメリット・デメリット

HTC Desire 22 proを格安SIMで利用することには、多くのメリットといくつかのデメリットが存在します。それぞれを詳しく見ていきましょう。

メリット(通信費削減、自由なプラン選択など)

  • 月々の通信費を大幅に削減できる: これが格安SIM最大のメリットです。大手キャリアの料金プランと比較して、月額数百円から数千円も安くなることが多く、年間で数万円の節約も可能です。HTC Desire 22 proのような高性能な端末を長く使いながら、通信費の負担を軽減し、家計に優しいスマホライフを実現できます。
  • 自分に合った料金プランを選べる: 格安SIMは、データ容量や通話オプションなど、細かく分かれた多様な料金プランを提供しています。普段データ通信をあまりしない方から、動画視聴などで大容量が必要な方まで、自分の利用状況に最適なプランを無駄なく選ぶことができます。
  • 契約期間の縛りが少ない/ない: 多くの格安SIMでは、大手キャリアのような2年契約などの長期契約の縛りがありません。そのため、気軽に乗り換えたり、必要に応じてプランを変更したりしやすい自由度があります。
  • 端末の選択肢が広がる: HTC Desire 22 proのようなSIMフリー端末と格安SIMを自由に組み合わせることで、キャリアに縛られずに好きなスマートフォンを選べます。
  • 主要キャリア回線で安定した通信と5Gが期待できる: HTC Desire 22 proは幅広いバンドに対応しているため、どのキャリア回線を利用する格安SIMを選んでも、大手キャリアと遜色ない安定した通信品質を期待できます。特にドコモの5G n79バンドに対応している点は大きな強みです。
  • おサイフケータイ、ワイヤレス充電、防水防塵も格安SIMで利用可能: HTC Desire 22 proは、おサイフケータイ(FeliCa)、ワイヤレス充電、IP67防水防塵など、日本ユーザーに人気の機能を搭載しています。これらは通信回線に依存しないため、格安SIMと組み合わせても問題なく利用できます。
  • デュアルSIM(nanoSIM+eSIM、またはnanoSIM×2)で賢く使い分け: HTC Desire 22 proは物理SIMカードとeSIMに対応しており、物理SIMカードを2枚挿入することも可能です(ただし、2枚目はmicroSDと排他利用)。これにより、仕事用とプライベート用、データ通信用と通話用など、2つの回線を使い分けることができ、非常に便利です。

デメリット(サポート体制、初期設定の複雑さなど)

  • 通信速度が時間帯によって変動する可能性: 格安SIMは大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しているため、お昼休みや夕方など、回線が混雑する時間帯には通信速度が低下する可能性があります。これは、利用者が集中することで回線が混み合うためです。ただし、ウェブ閲覧やSNS利用には大きな問題とならないことが多いです。
  • サポート体制が大手キャリアに比べて手薄な場合がある: 多くの格安SIMでは、実店舗でのサポートが少なく、問い合わせはオンライン(チャットやメール)や電話が中心となります。スマートフォンの操作に不慣れな方や、対面でのサポートを重視する方にとってはデメリットとなるかもしれません。
  • 初期設定(APN設定)が必要な場合がある: SIMカードを挿入するだけで自動で設定が完了するケースもありますが、手動でのAPN設定が必要になることがあります。特に初めて格安SIMを利用する方にとっては、少しハードルが高く感じるかもしれません。(ただし、一度設定すれば基本的に変更は不要です。)
  • キャリアメールが使えない: 大手キャリアの「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールは、格安SIMに乗り換えると利用できなくなります。GmailやYahoo!メールなどのフリーメールをメインで利用していれば問題ありませんが、キャリアメールを頻繁に使っている方は注意が必要です。

HTC Desire 22 proで格安SIMを使う際の初期設定ガイド(APN設定の具体的な手順)

HTC Desire 22 proで格安SIMを利用する際、SIMカードを挿入したりeSIMを設定したりした後に、手動で「APN設定(アクセスポイント名設定)」が必要になる場合があります。この設定は、格安SIMの通信回線に接続するために必要な情報です。一度設定してしまえば、基本的に再設定は不要です。

ここでは、Androidスマートフォンの一般的なAPN設定手順を解説します。具体的な項目名は、ご利用のMVNOからSIMカードと一緒に送られてくる書類や、MVNOの公式サイトで必ず確認してください。

APN設定の具体的な手順

  1. Wi-Fiに接続する:まず、設定情報を調べたり、万が一設定がうまくいかない場合に備えて、HTC Desire 22 proをWi-Fiに接続しておきましょう。
  2. SIMカードを挿入する / eSIMプロファイルをダウンロードする:
    • 物理SIMカードの場合: HTC Desire 22 proの電源を切り、SIMトレイを引き出して、格安SIMのSIMカードを正しい向きで挿入します。その後、SIMトレイを戻し、電源を入れます。
    • eSIMの場合: HTC Desire 22 proの「設定」アプリからeSIMの追加を行い、届いたQRコードを読み取るか、手動で設定情報を入力してプロファイルをダウンロードします。
  3. 設定画面を開く:ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
  4. ネットワークとインターネットの項目へ進む:「設定」メニューの中から、「ネットワークとインターネット」または「モバイルネットワーク」などの項目を探してタップします。
  5. モバイルネットワークの項目へ進む:「SIMカードとモバイルデータ」または「SIM」などの項目をタップします。
  6. アクセスポイント名(APN)を選択する:「アクセスポイント名」または「APN」という項目をタップします。
  7. 新しいAPNを追加する:APN設定画面の右上に表示されている「+」ボタン、または「メニューアイコン(縦3点リーダー)」をタップし、「新しいAPN」または「新しいアクセスポイント」を選択します。
  8. APN情報を入力する:以下の項目に、ご利用のMVNOから指定された情報を正確に入力します。指定されていない項目は、基本的に「未設定」のままで問題ありません。
    • 名前: (MVNOの名前など、分かりやすい任意の名前を入力)
    • APN: (MVNO指定のアクセスポイント名)
    • ユーザー名: (MVNO指定のユーザー名。不要な場合もあり)
    • パスワード: (MVNO指定のパスワード。不要な場合もあり)
    • 認証タイプ: (「PAP」または「CHAP」を指定されることが多い)
    • MCC: 440 (通常は自動で入力されている)
    • MNC: 10 (通常は自動で入力されている)
    • APNタイプ: default,supl (複数指定される場合はカンマ区切りで入力)
    • APNプロトコル: IPv4/IPv6 または IPv4
    入力例(IIJmio Dタイプの場合):
    • 名前: IIJmio
    • APN: iijmio.jp
    • ユーザー名: iijmio
    • パスワード: iijmio
    • 認証タイプ: PAPまたはCHAP
    • MCC: 440
    • MNC: 10
    • APNタイプ: default,supl
    • APNプロトコル: IPv4/IPv6
  9. 設定を保存する:入力が完了したら、右上の「メニューアイコン(縦3点リーダー)」をタップし、「保存」を選択します。
  10. 新しいAPNを選択・有効にする:APN一覧画面に戻り、先ほど作成した新しいAPN(入力した「名前」で表示されます)をタップしてチェックマークを入れ、有効にします。
  11. 動作確認:Wi-Fi接続を切断し、HTC Desire 22 proのブラウザでWebサイトが表示されるか、通話ができるかなどを確認しましょう。もし接続できない場合は、HTC Desire 22 proを再起動してみてください。

よくある質問(FAQ形式)

よくある質問(FAQ形式)

Q1: HTC Desire 22 proはeSIMに対応していますか?

はい、HTC Desire 22 proはeSIMに対応しています。物理SIMカード(nano-SIM)とeSIMの両方に対応しているため、デュアルSIM運用も可能です。eSIMを利用すれば、SIMカードの差し替えが不要になり、オンラインで手続きが完結するため、手軽に回線を切り替えたり、別の回線を追加したりできます。

Q2: HTC Desire 22 proで格安SIMに乗り換えた場合、おサイフケータイは使えますか?

はい、HTC Desire 22 proはおサイフケータイ機能(FeliCa)に対応しています。おサイフケータイは端末に搭載されている機能であり、通信回線には依存しません。そのため、格安SIMに乗り換えても、SuicaやiD、QUICPayなどの電子マネーサービスを問題なく利用できます。

Q3: HTC Desire 22 proは5G通信に対応していますか?

はい、HTC Desire 22 proは5G通信に対応しています。対応バンドはn3, n28, n77, n78, n79と非常に幅広いです。ご利用の格安SIMが5Gサービスを提供しており、かつHTC Desire 22 proの対応バンドと一致していれば、5Gエリア内では高速な5G通信を利用できます。特にドコモの5G n79バンドに対応している点は、他社製SIMフリースマホでは珍しいメリットです。

Q4: HTC Desire 22 proはデュアルSIM運用が可能ですか?

はい、HTC Desire 22 proはデュアルSIM(DSDV/DSDS)に対応しています。物理SIMカード(nano-SIM)とeSIMの組み合わせ、またはnanoSIMを2枚挿入して利用することができます。ただし、物理SIMカードスロットの2枚目はmicroSDカードと排他利用になりますのでご注意ください。これにより、仕事用とプライベート用、またはデータ通信用と通話用など、用途に合わせて2つの回線を使い分けることができ、非常に便利です。

まとめ

本記事では、高性能で日本ユーザーに嬉しい機能を多数搭載したスマートフォン「HTC Desire 22 pro」を格安SIMで利用する際に役立つ情報を徹底解説しました。HTC Desire 22 proは幅広い5G/4Gバンドに対応したSIMフリー端末であり、格安SIMとの相性は非常に良好です。

HTC Desire 22 proと格安SIMの組み合わせは、以下のような方々に特におすすめです。

  • 日本ユーザーに人気の機能(おサイフケータイ、防水防塵など)を重視したい方
  • 最新の5G通信を格安で利用したい方(特にドコモ回線のn79対応は大きな強み)
  • 月々の通信費を賢く節約したい方
  • 自分に合った柔軟な料金プランを選びたい方
  • デュアルSIM(物理SIM+eSIMまたは物理SIM×2)を活用して、2つの回線を使い分けたい方

IIJmioやmineo、J:COM MOBILE、NUROモバイル、イオンモバイルなど、HTC Desire 22 proに最適なMVNOはたくさんあります。それぞれの特徴や料金プランを比較し、ご自身のライフスタイルに最も合った格安SIMを見つけて、HTC Desire 22 proとの組み合わせで快適なスマートフォンライフを始めてみませんか?

APN設定など初期設定で不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、この記事で紹介した手順や、各MVNOのサポート情報を参考にすれば、決して難しいことではありません。ぜひこの機会に、HTC Desire 22 proと格安SIMで、賢くスマートなスマホ生活を手に入れてください。

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