ソニーが手掛ける「Xperia 10 IV」は、その圧倒的な軽さとスリムなボディに、5000mAhという大容量バッテリーを搭載した、まさに驚きのスマートフォンです。毎日持ち歩くデバイスだからこそ、バッテリー持ちは非常に重要。さらに、リッチな有機ELディスプレイは動画視聴やゲームを存分に楽しませてくれます。プロセッサーはQualcomm Snapdragon 695 5Gを搭載し、普段使いはもちろん、ちょっとしたゲームも快適に動かせるバランスの取れた性能が魅力です。
「Xperia 10 IVって格安SIMでも快適に使えるの?」「Xperia 10 IVのAPN設定って難しい?」「どのXperia 10 IV MVNOを選べばいいの?」「Xperia 10 IV 乗り換えはスムーズにできる?」といった疑問をお持ちではありませんか?
この記事では、Xperia 10 IVを格安SIMで使うことを検討しているあなたのために、Xperia 10 IV 対応バンドから初期設定、そしてXperia 10 IVにぴったりのおすすめMVNOまで、徹底的に解説します。この記事を読めば、安心してXperia 10 IVと格安SIMの快適なスマホライフをスタートできるはずです。
Xperia 10 IVと格安SIMの相性:基本情報

Xperia 10 IVの対応バンドと主要MVNOの対応状況
Xperia 10 IVは、日本国内の主要なキャリアが使用している通信バンドに幅広く対応しています。これにより、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルといった大手キャリアの回線を利用している格安SIM(MVNO)でも、Xperia 10 IVを問題なく利用することが可能です。
快適な通信環境を確保するためには、利用する格安SIMが使用しているキャリア回線が、Xperia 10 IVの対応バンドにしっかりと合致しているかを確認することが重要です。
Xperia 10 IVの対応バンドの詳細は以下の通りです。
通信規格 | バンド/周波数帯 | キャリア回線例(日本) |
5G (Sub6 GHz) | n3, n28, n77, n78, n79 | ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル |
4G LTE | Band 1, 3, 4, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 38, 41, 42 | ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル |
3G (UMTS/HSPA+) | Band 1, 4, 5 | ドコモ、au、ソフトバンク |
2G (GSM) | 850, 900, 1800, 1900 MHz | – |
(注記:上記は一般的な対応バンド情報であり、モデルや販売地域によって異なる場合があります。必ず購入元の公式情報で最新の対応バンドをご確認ください。)
主要MVNOの対応状況は以下の通りです。Xperia 10 IVの対応バンドが広いため、ほとんどのMVNOで問題なく利用できます。
MVNO(キャリア回線) | 5G対応 | 4G対応 | デュアルSIM対応(物理SIM+eSIM) |
mineo (ドコモ/au/ソフトバンク) | ○ | ○ | ○ |
IIJmio (ドコモ/au) | ○ | ○ | ○ |
J:COM MOBILE (au) | ○ | ○ | ○ |
NUROモバイル (ドコモ/au/ソフトバンク) | ○ | ○ | ○ |
イオンモバイル (ドコモ/au) | ○ | ○ | ○ |
LINEMO (ソフトバンク) | ○ | ○ | ○ |
ahamo (ドコモ) | ○ | ○ | ○ |
povo2.0 (au) | ○ | ○ | ○ |
楽天モバイル (自社/au) | ○ | ○ | ○ |
Xperia 10 IVは物理nano-SIMスロットとeSIMを搭載しており、2つの異なる回線を同時に利用する「デュアルSIM」運用が可能です。これにより、1台のXperia 10 IVで2つの電話番号や2つの異なるキャリア回線を利用する便利な使い方ができます。例えば、通話用とデータ通信用でSIMを使い分ける、あるいは仕事用とプライベート用で番号を分けるといった応用も可能です。
SIMロック解除の必要性
Xperia 10 IVは、基本的にSIMフリー端末として販売されています。これは、特定のキャリアの通信回線に限定されずに、どのキャリアのSIMカードでも利用できることを意味します。そのため、大手キャリアで購入したスマートフォンに義務付けられているようなSIMロック解除の手続きは、Xperia 10 IVでは不要です。
グローバルモデルや、家電量販店、オンラインストアなどで販売されているXperia 10 IVは、最初からSIMフリーの状態です。これにより、購入後すぐに好きな格安SIMを挿入して利用を開始できます。中古品を購入する際も、SIMロックがかかっている心配はほとんどありませんが、念のため「SIMフリー端末であること」を確認しておくと安心です。
格安SIMを契約してから利用開始するまでの一般的な流れ

Xperia 10 IVで格安SIMを使い始めるまでの流れは、初めての方でも理解しやすいように、おおむね以下のステップで進みます。
- 現在の契約状況の確認と準備
- 現在お使いのスマホの契約状況(契約期間、違約金、MNP予約番号の取得など)を確認します。
- MNP(モバイルナンバーポータビリティ)で電話番号を引き継ぐ場合は、現在契約中のキャリアでMNP予約番号を取得します。
- Xperia 10 IVは基本的にSIMフリーのため、SIMロック解除の手続きは不要です。
- Xperia 10 IVは物理SIMとeSIMのデュアルSIMに対応しているため、どちらを利用するか、あるいは両方利用するかを検討します。
- 格安SIM(MVNO)の選択と申し込み
- この記事で紹介するおすすめMVNOや、ご自身の利用状況(データ容量、通話頻度、予算など)に合った格安SIMを選びます。
- 各MVNOの公式サイトから申し込みを行います。本人確認書類やクレジットカード情報が必要です。eSIMの場合は、物理SIMの郵送を待つ必要がないため、最短で当日中に開通することも可能です。
- SIMカード/eSIMプロファイルの到着と設定
- 物理SIMの場合: 申し込み後、数日後にSIMカードが郵送されてきます。Xperia 10 IVのSIMトレイを開き、SIMカードを挿入します。
- eSIMの場合: 申し込み完了後、QRコードやアクティベーションコードがメールなどで送られてきます。Xperia 10 IVの設定からeSIMプロファイルをダウンロード・インストールします。
- APN設定(通信設定)
- Xperia 10 IVで格安SIMを利用するためには、インターネットに接続するためのAPN設定が必要です。APN設定は、各MVNOが指定するAPN情報をXperia 10 IVに手動で設定します。詳しい手順は後述の「Xperia 10 IVで格安SIMを使う際の初期設定ガイド」をご確認ください。
- 開通手続き(MNPの場合)
- MNPを利用して電話番号を引き継ぐ場合、SIMカード/eSIMプロファイルが届いたらMVNOのウェブサイトや電話で開通手続きを行います。この手続きが完了すると、元のキャリアとの契約が自動的に解約され、新しい格安SIMで電話番号が利用できるようになります。
これらのステップを踏むことで、スムーズにXperia 10 IVと格安SIMの利用を開始できます。
Xperia 10 IVにおすすめの格安SIM
Xperia 10 IVの性能を最大限に活かしつつ、通信費を抑えたい方のために、特におすすめの格安SIM(MVNO)を5社厳選してご紹介します。各社の特徴、料金プラン、そしてXperia 10 IVでの利用メリットを比較検討し、あなたにぴったりのサービスを見つけてください。
mineo(マイネオ)
mineoは、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線から選べる「マルチキャリア対応」が最大の特長です。これにより、Xperia 10 IVの対応バンドを最大限に活かし、ご自身の利用環境に最適な回線を選ぶことができます。
- 特徴:
- 3大キャリア回線から選択可能(Aプラン:au、Dプラン:ドコモ、Sプラン:ソフトバンク)
- 余ったデータを翌月に繰り越せる「パケット繰り越し」
- ユーザー同士でパケットを分け合える「パケットシェア」「フリータンク」
- マイピタ: データ容量に応じたシンプルな料金プラン(1GB~20GB)
- マイそく: 最大1.5Mbps(スタンダード)または最大3Mbps(プレミアム)でデータ使い放題(混雑時は速度制限あり)
- Xperia 10 IV デュアルSIM運用にも最適(物理SIMとeSIMの組み合わせで利用可能)
- Xperia 10 IVでの利用メリット:
- どのキャリアから乗り換えても最適な回線を選べるため、Xperia 10 IVの通信環境を維持しやすい。
- 多様な料金プランがあるため、Xperia 10 IVで動画視聴やSNSなど、使い方に合わせて無駄なく利用できる。
- 余ったパケットを有効活用できるパケット繰り越しは、データ使用量に波がある方に便利。
料金プラン例(マイピタ):
- 1GB: 月額 1,298円
- 5GB: 月額 1,518円
- 10GB: 月額 1,958円
- 20GB: 月額 2,178円(通話定額オプションは別途)
mineo公式サイトへはこちら!
mineo(マイネオ)IIJmio(アイアイジェイミオ)
IIJmioは、格安SIMの老舗として知られ、通信品質の安定性と料金の安さに定評があります。コストを抑えつつも、安定した通信環境を求める方におすすめです。
- 特徴:
- ドコモ回線(Dタイプ)とau回線(Aタイプ)から選択可能。
- ギガプラン: 2GBから50GBまで幅広いデータ容量から選択可能。
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能。
- 高速通信と低速通信の切り替えが可能な専用アプリ「みおぽん」を提供。
- Xperia 10 IV APN設定も公式サイトで詳しく解説されており安心。
- Xperia 10 IVでの利用メリット:
- 通信品質が比較的安定しており、Xperia 10 IVでの快適なネット利用が可能。
- 大容量プランも充実しているため、動画視聴など、Xperia 10 IVでデータを多く消費する方にも最適。
- Xperia 10 IVのデュアルSIM機能と合わせて、通話とデータでSIMを使い分けるのも効率的。
料金プラン例(ギガプラン – ドコモ回線/au回線共通):
- 2GB: 月額 850円
- 4GB: 月額 1,060円
- 8GB: 月額 1,500円
- 15GB: 月額 1,800円
- 20GB: 月額 2,000円(通話定額オプションは別途)
IIJmioの詳細はこちら!
IIJmioJ:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)
J:COM MOBILEは、ケーブルテレビのJ:COMが提供する格安SIMで、J:COMサービスとセットで利用することでさらにお得になるのが魅力です。au回線を利用しています。
- 特徴:
- au回線を利用。
- J:COM NETやJ:COM TVとのセット割引「J:COMまとめ請求」でお得に利用できる。
- データ盛: J:COMの対象サービスとのセットでデータ容量が増量されるキャンペーンを定期的に実施。
- 店舗サポートが充実しており、初期設定などに不安がある方でも安心。
- Xperia 10 IVでの利用メリット:
- J:COMサービスを既に利用している、または検討している方にとっては、Xperia 10 IVの通信費をまとめて節約できる。
- 対面でのサポートが受けられるため、Xperia 10 IV 乗り換えや初期設定に不安がある方でも安心して利用開始できる。
- au回線なので、Xperia 10 IV au系格安SIMを探している方に最適。
料金プラン例(データ盛):
- 1GB: 月額 1,078円
- 5GB: 月額 1,628円
- 10GB: 月額 2,178円
- 20GB: 月額 2,728円(J:COM対象サービス加入でデータ容量増量)
J:COM MOBILEのプランを見る!
J:COM MOBILENUROモバイル(ニューロモバイル)
NUROモバイルは、ソニーグループが提供する格安SIMで、データ通信の速度や料金プランの豊富さが特徴です。ドコモ、au、ソフトバンクの3回線から選べます。通信品質を重視するなら検討の価値ありです。
- 特徴:
- ドコモ、au、ソフトバンクの3回線から選択可能。
- 豊富なデータ容量プラン(データ専用プランから音声通話付きプランまで)。
- NEOプランLiteやNEOプランなど、高速通信に特化したプランも提供。
- **VMVNO(ベストエフォート型MVNO)**として、通信品質にこだわりを持つ。
- Xperia 10 IVでの利用メリット:
- データ通信の質にこだわりたいXperia 10 IVユーザーにおすすめ。
- 多様な回線とプランから選べるため、自身の通信環境や使い方に合わせて最適な選択が可能。
- Xperia 10 IV ソフトバンク系格安SIM、Xperia 10 IV ドコモ系格安SIM、Xperia 10 IV au系格安SIMのいずれも選べる柔軟性がある。
料金プラン例(バリュープラス):
- 3GB: 月額 792円
- 5GB: 月額 990円
- 8GB: 月額 1,485円
- 15GB: 月額 2,090円
- 20GB: 月額 2,690円(通話定額オプションは別途)
NUROモバイルをチェック!
NUROモバイルイオンモバイル
イオンモバイルは、全国のイオン店舗で対面サポートが受けられる点が強みです。初めて格安SIMを利用する方や、手厚いサポートを求める方におすすめです。ドコモ回線とau回線に対応しています。
- 特徴:
- ドコモ回線とau回線から選択可能。
- 全国のイオン店舗で契約や相談、初期設定サポートが受けられる。
- 1GB刻みの細かなデータ容量プランがあり、無駄なく利用できる。
- 家族で契約するとお得になる「シェアプラン」も提供。
- Xperia 10 IVでの利用メリット:
- 店舗で直接サポートを受けられるため、Xperia 10 IV APN設定やXperia 10 IV 乗り換えに不安がある方でも安心。
- 月々のデータ使用量にばらつきがある場合でも、細かなプラン変更で最適な料金に調整しやすい。
- Xperia 10 IV ドコモ系格安SIMまたはXperia 10 IV au系格安SIMを選びたい方に適している。
料金プラン例(音声プラン):
- 0.5GB: 月額 858円
- 2GB: 月額 1,078円
- 10GB: 月額 1,958円
- 20GB: 月額 3,058円(その他、細かくデータ容量が選べます。通話定額オプションは別途)
イオンモバイルの詳細はこちら!
イオンモバイルその他の格安SIM業はコチラ
格安SIMでXperia 10 IVを使うメリット・デメリット

ソニーの高性能スマートフォン、Xperia 10 IVを格安SIMで利用することには、多くのメリットがある一方で、いくつか注意すべきデメリットも存在します。これらを理解した上で、ご自身に最適な選択をしましょう。
メリット
- 通信費の大幅削減: 大手キャリアに比べて、月額料金が格段に安くなります。データ容量や通話時間によっては、毎月数千円もの節約が可能です。Xperia 10 IVの端末代金と合わせても、トータルの維持費を大幅に削減できます。
- 自由なプラン選択: 各MVNOは多様なデータ容量や通話プランを提供しており、自分の利用状況に合わせて無駄のないプランを選べます。使わないサービスに料金を払う必要がありません。
- SIMフリー端末のメリットを活かす: Xperia 10 IV SIMフリーモデルであれば、キャリアに縛られずに自由にSIMカードやeSIMを差し替えることができます。海外旅行時などにも現地のSIMやeSIMを利用しやすくなります。
- デュアルSIM運用が可能: Xperia 10 IVは物理SIMとeSIMを組み合わせたデュアルSIMに対応しているため、格安SIMと大手キャリアのSIM、あるいは異なる格安SIMを組み合わせて、用途に応じた使い分けが可能です。例えば、普段使いは格安SIM、出張時だけeSIMで別の回線を使う、といった使い方もできます。
- MNPで電話番号を継続: 現在使っている電話番号は、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)を利用することで、格安SIMに乗り換えてもそのまま引き継ぐことができます。
デメリット
- 通信速度が大手キャリアより遅くなる可能性: 格安SIMは大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しているため、時間帯(特に昼休みや夕方など回線が混み合う時間帯)によっては通信速度が遅くなることがあります。動画視聴やオンラインゲームなど、安定した通信を求める場合は、MVNOの通信品質に注意が必要です。
- サポート体制が異なる: 大手キャリアのような手厚い店舗サポートがないMVNOもあります。問い合わせは主にオンライン(チャット、メール)や電話が中心となります。初期設定やトラブル時に自分で解決する能力がある程度求められる場合があります。
- キャリアメールが使えない: 多くの格安SIMでは、ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアが提供する@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなどのキャリアメールアドレスは利用できなくなります。乗り換え後もメールアドレスを引き続き利用したい場合は、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスをメインに使うか、キャリアが提供する「メールアドレス持ち運びサービス」を利用することを検討しましょう(有料の場合があります)。
- 初期設定の複雑さ: 物理SIMの挿入やeSIMプロファイルのダウンロード、そしてXperia 10 IV APN設定など、自身で行う初期設定が必要です。これは難しくありませんが、初めての方には戸惑うかもしれません。
- 決済方法が限られる: クレジットカード決済のみに対応しているMVNOが多いです。口座振替やデビットカードに対応しているMVNOは少ないため、事前に確認が必要です。
Xperia 10 IVで格安SIMを使う際の初期設定ガイド(APN設定の具体的な手順)
Xperia 10 IVに格安SIMを挿入するだけでは、すぐにインターネットに接続できるわけではありません。APN設定と呼ばれる通信設定を行う必要があります。Xperia 10 IVのようなAndroidスマートフォンでは、APN設定は手動で行うのが一般的です。
APN設定の基本的な流れ(手動設定の場合)
- Wi-Fiに接続する: APN設定を行うために、まずXperia 10 IVをWi-Fiに接続します。自宅のWi-FiやフリーWi-Fiなど、インターネットに接続できる環境を用意してください。
- MVNOのAPN情報を確認する:
- 契約した格安SIM(MVNO)の公式サイトにアクセスし、「APN設定」「初期設定」「Android 設定」などの項目を探します。
- 各MVNOが指定する「APN名(アクセスポイント名)」「ユーザー名」「パスワード」「認証タイプ」などの情報をメモしておきましょう。
- Xperia 10 IVの設定を開く:
- Xperia 10 IVの「設定」アプリを開きます。
- 「ネットワークとインターネット」をタップします。
- 「モバイルネットワーク」をタップします。
- 利用するSIM(例:SIM 1またはSIM 2/eSIM)をタップします。
- 「アクセスポイント名(APN)」をタップします。
- 新しいAPNを追加する:
- 画面右上の「+」ボタン(または三点リーダーメニューから「新しいAPN」)をタップします。
- メモしておいたMVNOのAPN情報を各項目に入力していきます。
- 名前: 任意の名前(例:mineo Dプラン)
- APN: MVNOが指定するAPN(例:mineo-d.jp)
- ユーザー名: MVNOが指定するユーザー名(例:mi***@*******ne.jp または任意のユーザー名)
- パスワード: MVNOが指定するパスワード(例:mineo または任意のパスワード)
- 認証タイプ: MVNOが指定する認証タイプ(例:PAPまたはCHAP、あるいは未設定)
- その他の項目は基本的に初期設定のままで問題ありませんが、MVNOによってはプロキシやポートの指定がある場合があります。その際は指示に従って入力してください。
- 入力が完了したら、右上の三点リーダーメニューをタップし、「保存」をタップします。
- 作成したAPNを選択する:
- APNリストに戻り、今作成したAPNの右側にあるラジオボタン(丸いチェックボックス)をタップして選択します。
- Wi-Fiを切断し、モバイルデータ通信を確認する:
- 設定アプリでWi-Fiをオフにし、モバイルデータ通信(4G/5G)に切り替わっていることを確認します。
- Chromeなどのブラウザでウェブサイトが表示されるか、各種アプリでインターネットに接続できるかを確認してください。
注意点
- 古いAPN設定の削除: もし以前に別の格安SIMを利用していた場合や、大手キャリアのAPN設定が残っている場合は、新しいAPNを作成する前に、不要なAPN設定を削除しておくと混乱を防げます。「アクセスポイント名(APN)」の画面で、削除したいAPNを長押しするか、タップして詳細を開き、削除するオプションを選択します。
- デュアルSIM運用時の設定: Xperia 10 IVはデュアルSIM対応のため、2枚のSIMを挿入している場合は、どちらのSIMでデータ通信を行うかを設定で選択する必要があります。「モバイルネットワーク」の画面で、「優先SIM」や「データSIM」などの項目を確認してください。
もし上記の手順でうまくいかない場合は、契約したMVNOのサポートセンターに問い合わせるか、公式サイトのFAQを確認してみてください。多くのMVNOでは、分かりやすい設定ガイドを提供しています。
よくある質問(FAQ)

Q1: Xperia 10 IVはeSIMに対応していますか?
はい、Xperia 10 IVはeSIMに対応しています。物理的なnano-SIMカード1枚とeSIM1枚を同時に利用できる**デュアルSIM(DSDS/DSDV)**仕様です。これにより、2つの異なる回線を1台のスマートフォンで利用でき、非常に便利です。eSIMを利用すれば、物理SIMの到着を待つことなく、最短で即日開通することも可能です。
Q2: 格安SIMに乗り換えると、キャリアメールは使えなくなりますか?
はい、多くの格安SIMでは、ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアが提供する@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなどのキャリアメールアドレスは利用できなくなります。乗り換え後もメールアドレスを引き続き利用したい場合は、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスをメインに使うか、キャリアが提供する「メールアドレス持ち運びサービス」を利用することを検討しましょう(有料の場合があります)。
Q3: Xperia 10 IVを格安SIMで使うと、通信速度は遅くなりますか?
大手キャリアと比較すると、通信速度が遅くなる可能性はあります。特に、お昼休み時間帯(12時~13時頃)や夕方(18時~19時頃)など、回線が混み合う時間帯には速度低下を感じることがあります。これは、格安SIMが大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しているため、帯域が混雑すると速度が制限されることがあるためです。動画視聴やオンラインゲームなど、安定した通信を求める場合は、MVNOの通信品質に関する口コミなどを参考に慎重に選びましょう。
Q4: Xperia 10 IVでテザリングは使えますか?
はい、Xperia 10 IVでテザリング(インターネット共有)を利用することは可能です。格安SIMでも、原則としてテザリング機能は問題なく使えます。Xperia 10 IVをモバイルルーターのように活用し、他のデバイスに安定したインターネット接続を提供できます。ただし、一部のMVNOや料金プランによっては、テザリングに制限があったり、追加料金が発生したりする場合がありますので、契約前に各MVNOの公式サイトで確認することをおすすめします。
Q5: Xperia 10 IVはSIMフリーですか?
はい、Xperia 10 IVは基本的にSIMフリーモデルとして販売されています。特定のキャリアに縛られることなく、国内外のどの通信キャリアのSIMカードやeSIMでも利用可能です。そのため、SIMロック解除の手続きは不要で、購入後すぐに好きな格安SIMを挿入して利用を開始できます。
まとめ:Xperia 10 IVと格安SIMで、賢く快適なスマホライフを!
この記事では、Xperia 10 IVを格安SIMで利用する際の様々な疑問について、詳しく解説してきました。
Xperia 10 IVは、その優れた性能と多様な通信バンドへの対応により、ほとんどの格安SIM(MVNO)で問題なく利用できます。特に、Xperia 10 IV SIMフリーモデルであれば、SIMロック解除の手間もなく、スムーズに乗り換えが可能です。また、物理SIMとeSIMを組み合わせたデュアルSIMに対応しているため、2枚のSIMを使い分けてより柔軟な運用も可能です。
格安SIMを利用することで、Xperia 10 IVの魅力を存分に味わいながら、毎月の通信費を大幅に節約できるという大きなメリットがあります。初期設定のAPN設定も、少し手間はかかりますが、決して難しいものではありません。
もしあなたが、Xperia 10 IVの性能を最大限に引き出しつつ、家計にも優しくスマートフォンの利用をしたいと考えているなら、ぜひこの記事で紹介したおすすめの格安SIMを検討してみてください。
Xperia 10 IVと格安SIMの組み合わせで、より賢く、より快適なスマホライフを手に入れましょう!
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