ソニーのフラッグシップスマートフォン「Xperia 1 IV」は、クリエイターの創造性を刺激する高性能カメラ、高精細な4K HDR有機ELディスプレイ、そしてプロレベルのオーディオ性能を兼ね備えた、まさに「究極のエンターテインメント体験」を提供できる一台です。写真や動画撮影、ゲーム、高音質での音楽鑑賞など、スマートフォンの性能に一切の妥協を許さないユーザーに絶大な人気を誇ります。
「Xperia 1 IVは格安SIMでも快適に使えるの?」「Xperia 1 IVのAPN設定って難しくない?」「どのXperia 1 IV MVNOを選べばいいの?」「Xperia 1 IV 乗り換えはスムーズにできる?」といった疑問をお持ちではありませんか?
この記事では、Xperia 1 IVを格安SIMで使うことを検討しているあなたのために、Xperia 1 IV 対応バンドから初期設定、そしてXperia 1 IVにぴったりのおすすめMVNOまで、徹底的に解説します。この記事を読めば、安心してXperia 1 IVと格安SIMの最高のスマホライフをスタートできるはずです。
Xperia 1 IVと格安SIMの相性:基本情報

Xperia 1 IVの対応バンドと主要MVNOの対応状況
Xperia 1 IVは、キャリア版(ドコモ、au、ソフトバンク)とSIMフリー版(ソニーストアなどで販売)で対応バンドが異なります。特に「プラチナバンド」と呼ばれる、繋がりやすい周波数帯への対応状況は、快適な通信環境を確保するために非常に重要です。ここでは、各モデルの対応バンドと、主要MVNOでの利用可能性について解説します。
Xperia 1 IVのモデル別対応バンド
モデル名 | 型番 | 5G NR 対応バンド | 4G LTE 対応バンド | 3G 対応バンド |
ドコモ版 | SO-51C | n1, n28, , n78, n79, n257 | B1, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B18, B19, B21, B28, B38, B39, B40, B41, B42 | B1, B5 |
au版 | SOG06 | n3, n28, n41, n77, n78, n257 | B1, B3, B4, B5, B7, B8, B11, B13, B17, B18, B19, B20, B26, B28, B38, B39, B41, B42 | B1, B2, B4, B5 |
ソフトバンク版 | A201SO | n3, n28, n77, n78, n257 | B1, B2, B3, B4, B8, B11, B12, B17, B18, B19, B28, B38, B39, B40, B41, B42 | B1, B2, B4, B8 |
SIMフリー版 (国内) | XQ-CT44 | n3, n28, n41, n77, n78, n79 | B1, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B17, B18, B19, B21, B26, B28, B38, B39, B40, B41, B42 | B1, B5, B6, B8, B19 |
対応バンド参照元:
(SO-51C)https://www.docomo.ne.jp/support/product/so51c/spec.html
(SOG06)sog06_syuuhasu.pdf
(A201SO)https://www.softbank.jp/mobile/set/common/pdf/products/xperia1m4/spectrum.pdf
(XQ-CT44)https://www.sony.jp/xperia/xperia/xperia1m4/spec_sony.html
(注記:上記は各モデルの公式情報や信頼できる情報源に基づいています。地域や通信環境によって実際の利用状況は異なる場合があります。プラチナバンドや主要バンドは特に重要です。)
主要MVNOのXperia 1 IV対応状況
MVNO(キャリア回線) | ドコモ版 (SO-51C) | au版 (SOG06) | ソフトバンク版 (A201SO) | SIMフリー版 (XQ-CT44) | デュアルSIM対応(物理SIM+eSIM) |
mineo (D/A/Sプラン) | D:◎, A:○, S:○ | D:○, A:◎, S:○ | D:○, A:○, S:◎ | D:◎, A:◎, S:◎ | ○ (全モデル) |
IIJmio (D/Aタイプ) | D:◎, A:○ | D:○, A:◎ | D:○, A:○ | D:◎, A:◎ | ○ (全モデル) |
J:COM MOBILE (au) | △ | ◎ | △ | ○ | ○ (全モデル) |
NUROモバイル (ドコモ/au/ソフトバンク) | ドコモ:◎, au:○, ソフ:○ | ドコモ:○, au:◎, ソフ:○ | ドコモ:○, au:○, ソフ:◎ | ドコモ:◎, au:◎, ソフ:◎ | ○ (全モデル) |
イオンモバイル (ドコモ/au) | ドコモ:◎, au:○ | ドコモ:○, au:◎ | ドコモ:○, au:○ | ドコモ:◎, au:◎ | ○ (全モデル) |
LINEMO (ソフトバンク) | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ (全モデル) |
ahamo (ドコモ) | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ (全モデル) |
povo2.0 (au) | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ○ (全モデル) |
楽天モバイル (自社/au) | ○ (自社/auローミング) | ◎ (自社/auローミング) | ○ (自社/auローミング) | ◎ (自社/auローミング) | ○ (全モデル) |
◎: 最適な組み合わせ(各キャリアのプラチナバンド・主要5Gバンドに完全対応)
○: 問題なく利用可能だが、一部のバンドに非対応のため、利用場所によっては電波状況が劣る可能性あり
△: 利用可能だが、対応バンドが少なく、通信エリアや品質に影響が出る可能性が高い
注意点:
- SIMフリー版 (XQ-CT44) のXperia 1 IVは、国内で利用されるほとんどのバンドに対応しているため、どのMVNO回線(ドコモ系、au系、ソフトバンク系、楽天モバイル)でも快適に利用しやすいのが最大のメリットです。
- キャリア版のXperia 1 IVは、購入したキャリアの回線を利用するMVNOとの相性が最も良いです。例えば、ドコモ版のXperia 1 IV (SO-51C) は、ドコモ回線を利用するMVNO(mineo Dプラン、IIJmio Dタイプなど)で最大限の性能を発揮しやすいでしょう。
- 異なるキャリアの回線を利用する場合、特に「プラチナバンド」(ドコモ Band 19、au Band 18/26、ソフトバンク Band 8)や主要な5Gバンド(ドコモ n79、au n77/n78、ソフトバンク n77)に対応していないと、郊外や山間部、建物内で電波が弱くなったり、5G通信が限定されたりする可能性があります。
デュアルSIMについて:
Xperia 1 IVは、キャリア版・SIMフリー版を問わず、全てのモデルが物理nano-SIMスロットとeSIMを搭載しており、2つの異なる回線を同時に利用する「デュアルSIM(DSDS/DSDV)」運用が可能です。これにより、例えばデータ通信は格安SIM、通話は大手キャリアといった使い分けや、プライベートと仕事の電話番号を1台で管理するといった便利な活用ができます。
SIMロック解除の必要性
Xperia 1 IVは、2022年発売のモデルであり、日本の電気通信事業法改正により、原則としてSIMロックはかかっていません(SIMフリー)。これは、ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアで購入した端末であっても、最初からSIMフリーの状態で販売されていることを意味します。
そのため、Xperia 1 IVを格安SIMで利用する際に、以前のように別途SIMロック解除の手続きを行う必要は基本的にありません。購入後すぐに、お好みの格安SIMを挿入する(またはeSIMプロファイルをダウンロードする)だけで利用を開始できます。
確認事項:
ただし、万が一、非常に古い在庫品や海外版の端末、あるいは特殊な販売形態のXperia 1 IVを入手した場合は、SIMロックがかかっている可能性もゼロではありません。もし不安な場合は、以下の方法で確認できます。
- 別のキャリアのSIMカードを挿入してみる:現在利用しているキャリアとは異なる格安SIMや他社SIMをXperia 1 IVに挿入し、正常に通信できるかを確認します。もし「SIMネットワークのロック解除PIN」などのメッセージが表示される場合は、SIMロックがかかっている可能性があります。
- IMEI番号で確認する:Xperia 1 IVのIMEI番号(設定アプリの「端末情報」で確認可能)を、購入したキャリアのウェブサイトのSIMロック解除確認ページに入力して確認することもできます。
結論として、ほとんどのXperia 1 IVはSIMフリーであるため、安心して格安SIMとの組み合わせを検討できます。
格安SIMを契約してから利用開始するまでの一般的な流れ

Xperia 1 IVで格安SIMを使い始めるまでの流れは、初めての方でもスムーズに進められるよう、以下のステップで解説します。
- 現在の契約状況の確認と準備
- 現在お使いのスマホの契約状況(契約期間、違約金、MNP予約番号の取得など)を確認します。
- MNP(モバイルナンバーポータビリティ)で電話番号を引き継ぐ場合は、現在契約中のキャリアでMNP予約番号を取得します。この番号は有効期限があるため、取得後すぐに格安SIMの申し込みを行いましょう。
- お持ちのXperia 1 IVがSIMロックされている可能性は低いですが、念のためSIMロックがかかっていないか確認しておくと安心です。
- Xperia 1 IVは物理SIMとeSIMのデュアルSIMに対応しています。どちらを利用するか、あるいは両方利用するかを検討しておきましょう。
- 格安SIM(MVNO)の選択と申し込み
- この記事で紹介するおすすめMVNOや、ご自身の利用状況(データ容量、通話頻度、予算など)、そしてお持ちのXperia 1 IVのモデルと相性の良い回線に合った格安SIMを選びます。
- 各MVNOの公式サイトから申し込みを行います。本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)やクレジットカード情報が必要です。
- eSIMの場合: 物理SIMの郵送を待つ必要がないため、最短で当日中に開通することも可能です。オンラインで本人確認を済ませれば、手続きがよりスムーズになります。
- SIMカード/eSIMプロファイルの到着と設定
- 物理SIMの場合: 申し込み後、数日後にSIMカードが郵送されてきます。Xperia 1 IVのSIMトレイ(多くの場合、側面にある小さな穴にSIMピンを挿して開ける)を開き、SIMカードを挿入します。
- eSIMの場合: 申し込み完了後、MVNOからeSIMプロファイルのダウンロードに必要なQRコードやアクティベーションコードがメールなどで送られてきます。Xperia 1 IVの「設定」アプリからeSIMプロファイルをダウンロード・インストールします。
- APN設定(通信設定)
- Xperia 1 IVで格安SIMを利用するためには、インターネットに接続するためのAPN設定が必要です。APN設定は、各MVNOが指定するAPN情報をXperia 1 IVに手動で設定します。詳しい手順は後述の「Xperia 1 IVで格安SIMを使う際の初期設定ガイド」をご確認ください。
- 開通手続き(MNPの場合)
- MNPを利用して電話番号を引き継ぐ場合、SIMカード/eSIMプロファイルが届いたら、MVNOのウェブサイトや電話で開通手続きを行います。この手続きが完了すると、元のキャリアとの契約が自動的に解約され、新しい格安SIMで電話番号が利用できるようになります。通常、開通手続きは数分から数時間で完了します。
これらのステップを踏むことで、高性能なXperia 1 IVと格安SIMの快適な利用をスムーズにスタートできます。
Xperia 1 IVにおすすめの格安SIM
Xperia 1 IVの圧倒的な性能を最大限に活かしつつ、月々の通信費を賢く抑えたい方のために、特におすすめの格安SIM(MVNO)を5社厳選してご紹介します。各社の特徴、料金プラン、そしてXperia 1 IVでの利用メリットを比較検討し、あなたにぴったりのサービスを見つけてください。
mineo(マイネオ)
mineoは、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線から選べる「マルチキャリア対応」が最大の特長です。お持ちのXperia 1 IVのモデルに合った回線を選べるため、快適な通信環境を維持しやすいでしょう。
- 特徴:
- 3大キャリア回線(Aプラン:au、Dプラン:ドコモ、Sプラン:ソフトバンク)から自由に選択可能。
- 余ったデータを翌月に繰り越せる「パケット繰り越し」機能。
- ユーザー同士でパケットを分け合える「パケットシェア」や、余ったパケットを譲り合える「フリータンク」といった独自のコミュニティサービス。
- マイピタ: データ容量に応じたシンプルな料金プラン(1GB~20GB)。
- マイそく: 最大1.5Mbps(スタンダード)または最大3Mbps(プレミアム)でデータ使い放題(混雑時は速度制限あり)。
- Xperia 1 IV デュアルSIM運用に最適で、異なる回線を組み合わせることも可能。
- Xperia 1 IVでの利用メリット:
- 高性能なXperia 1 IVの通信性能を最大限に引き出すため、お持ちの端末のキャリア版(ドコモ版、au版、ソフトバンク版、SIMフリー版)に合わせて最適な回線を選べます。
- 多様な料金プランがあるため、Xperia 1 IVで動画視聴、ゲーム、SNSなど、使い方に合わせて無駄なく利用できます。
- データ使用量に波がある方でも、パケット繰り越しやフリータンクで無駄なくデータを利用できるのが魅力です。
料金プラン例(マイピタ)
- 1GB: 月額 1,298円
- 5GB: 月額 1,518円
- 10GB: 月額 1,958円
- 20GB: 月額 2,178円(通話定額オプションは別途)
mineo公式サイトへはこちら!
mineo(マイネオ)IIJmio(アイアイジェイミオ)
IIJmioは、格安SIMのパイオニアとして通信品質の安定性と料金の安さに定評があります。コストを抑えつつも、Xperia 1 IVで安定した通信環境を求める方に特におすすめです。
- 特徴:
- ドコモ回線(Dタイプ)とau回線(Aタイプ)から選択可能。
- ギガプラン: 2GBから50GBまで幅広いデータ容量から選択可能で、大容量プランも充実。
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能。
- 高速通信と低速通信の切り替えが可能な専用アプリ「みおぽん」を提供し、データ節約に貢献。
- Xperia 1 IV APN設定の手順も公式サイトで非常に詳しく解説されており、初心者でも安心。
- Xperia 1 IVでの利用メリット:
- お持ちのXperia 1 IVがドコモ版ならDタイプ、au版ならAタイプを選ぶことで、通信品質が安定しやすいです。SIMフリー版であればどちらの回線も快適に利用できます。
- Xperia 1 IVで4K動画視聴や高画質ゲームなど、データを多く消費する方でも、大容量プランを選べば快適に利用できます。
- 専用アプリで高速/低速を切り替えることで、データ容量をより効率的に利用し、通信費を抑えることが可能です。
料金プラン例(ギガプラン – ドコモ回線/au回線共通)
- 2GB: 月額 850円
- 4GB: 月額 1,060円
- 8GB: 月額 1,500円
- 15GB: 月額 1,800円
- 20GB: 月額 2,000円(通話定額オプションは別途)
IIJmioの詳細はこちら!
IIJmioJ:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)
J:COM MOBILEは、ケーブルテレビやインターネットサービスで知られるJ:COMが提供する格安SIMです。J:COMサービスとセットで利用することで、さらにお得になるのが最大の魅力です。au回線を利用しています。
- 特徴:
- au回線を利用しており、auの通信エリアを広くカバー。
- J:COM NETやJ:COM TV、J:COM 電力などとのセット割引「J:COMまとめ請求」でお得に利用できる。
- データ盛: J:COMの対象サービスとのセットでデータ容量が増量されるキャンペーンを定期的に実施。
- 全国のJ:COMショップや家電量販店で店舗サポートが受けられるため、初期設定などに不安がある方でも安心。
- Xperia 1 IVでの利用メリット:
- お持ちのXperia 1 IVがau版であれば、au回線を利用するJ:COM MOBILEとの相性が非常に良く、高性能な通信を体感できます。SIMフリー版でも快適です。
- J:COMサービスを既に利用している、または検討している方にとっては、Xperia 1 IVの通信費をまとめて節約できる大きなメリットがあります。
- 対面での手厚いサポートが受けられるため、Xperia 1 IV 乗り換えや初期設定に不安がある方でも安心して利用開始できます。
料金プラン例(データ盛)
- 1GB: 月額 1,078円
- 5GB: 月額 1,628円
- 10GB: 月額 2,178円
- 20GB: 月額 2,728円(J:COM対象サービス加入でデータ容量増量)
J:COM MOBILEのプランを見る!
J:COM MOBILENUROモバイル(ニューロモバイル)
NUROモバイルは、ソニーグループが提供する格安SIMで、データ通信の速度や料金プランの豊富さが特徴です。ドコモ、au、ソフトバンクの3回線から選べ、通信品質にこだわりを持つ方におすすめです。
- 特徴:
- ドコモ、au、ソフトバンクの3回線から選択可能。
- 豊富なデータ容量プラン(データ専用プランから音声通話付きプランまで)。
- NEOプランLiteやNEOプランなど、高速通信に特化した大容量プランも提供し、特定の時間帯での速度低下を抑制。
- 「データ繰り越し」や「Gigaプラス」(余ったギガをもらえる)など、データ容量を無駄なく使えるサービスが充実。
- Xperia 1 IVでの利用メリット:
- Xperia 1 IVの高性能を活かし、データ通信の質にこだわりたいユーザーにおすすめです。
- お持ちのXperia 1 IVのモデルに合わせて最適な回線とプランを選べるため、通信速度や安定性を重視する方にも最適。
- Xperia 1 IV ソフトバンク系格安SIM(ソフトバンク版の場合)、Xperia 1 IV ドコモ系格安SIM(ドコモ版の場合)、Xperia 1 IV au系格安SIM(au版の場合)のいずれの組み合わせでも、良好な通信環境が期待できます。SIMフリー版であればどの回線でも快適です。
料金プラン例(バリュープラス)
- 3GB: 月額 792円
- 5GB: 月額 990円
- 8GB: 月額 1,485円
- 15GB: 月額 2,090円
- 20GB: 月額 2,690円(通話定額オプションは別途)
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NUROモバイルイオンモバイル(イオンモバイル)
イオンモバイルは、全国のイオン店舗で対面サポートが受けられる点が強みです。初めて格安SIMを利用する方や、初期設定やトラブル時に手厚いサポートを求める方におすすめです。ドコモ回線とau回線に対応しています。
- 特徴:
- ドコモ回線とau回線から選択可能。
- 全国のイオン店舗で契約や相談、初期設定サポートが直接受けられる。
- 1GB刻みの細かなデータ容量プランがあり、自分の利用状況に合わせて無駄なく料金を抑えられる。
- 家族で契約するとお得になる「シェアプラン」も提供。
- Xperia 1 IVでの利用メリット:
- 店舗で直接サポートを受けられるため、Xperia 1 IV APN設定やXperia 1 IV 乗り換えに不安がある方でも安心して利用開始できます。
- お持ちのXperia 1 IVがドコモ版ならドコモ回線、au版ならau回線を選ぶことで、良好な通信環境を期待できます。SIMフリー版でもどちらの回線も快適です。
- Xperia 1 IVで月々のデータ使用量にばらつきがある場合でも、細かなプラン変更で最適な料金に調整しやすいのが魅力です。
料金プラン例(音声プラン)
- 0.5GB: 月額 858円
- 2GB: 月額 1,078円
- 10GB: 月額 1,958円
- 20GB: 月額 3,058円(その他、細かくデータ容量が選べます。通話定額オプションは別途)
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格安SIMでXperia 1 IVを使うメリット・デメリット

高性能なXperia 1 IVを格安SIMで利用することには、多くのメリットがある一方で、いくつか注意すべきデメリットも存在します。これらを理解した上で、ご自身に最適な選択をしましょう。
メリット
- 通信費の大幅削減: 大手キャリアに比べて、月額料金が格段に安くなります。Xperia 1 IVのような高額な端末を購入した場合でも、毎月の通信費を大幅に節約できるため、トータルの維持費を抑えられます。年間で数万円以上の節約も夢ではありません。
- 自由なプラン選択: 各MVNOは多様なデータ容量や通話プランを提供しており、Xperia 1 IVの利用頻度や使い方に合わせて無駄のない最適なプランを選べます。使わないサービスに料金を払う必要がありません。
- SIMフリー端末のメリットを最大限に活かす: Xperia 1 IVはSIMフリーであるため、キャリアに縛られずに自由にSIMカードやeSIMを差し替えることができます。海外旅行時などにも現地のSIMやeSIMを利用しやすく、通信コストを抑えられます。
- デュアルSIM運用による利便性向上: Xperia 1 IVは物理SIMとeSIMを組み合わせたデュアルSIMに対応しているため、格安SIMと大手キャリアのSIM、あるいは異なる格安SIMを組み合わせて、用途に応じた柔軟な使い分けが可能です。例えば、普段使いはデータ容量の多い格安SIM、サブで通話専用のSIMを持つ、といった効率的な運用ができます。
- MNPで電話番号を継続: 現在使っている電話番号は、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)を利用することで、格安SIMに乗り換えてもそのまま引き継ぐことができるため、手間なく乗り換えが可能です。
デメリット
- 通信速度が大手キャリアより遅くなる可能性: 格安SIMは大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しているため、時間帯(特に平日昼休みや夕方など、回線が混み合う時間帯)によっては通信速度が遅くなることがあります。Xperia 1 IVで4K動画視聴やオンラインゲームなど、安定した高速通信を求める場合は、MVNOの通信品質や混雑時の速度に注意が必要です。
- 端末のモデルとMVNO回線の相性問題: Xperia 1 IVはキャリア版によって対応バンドが異なります。特に「プラチナバンド」と呼ばれる繋がりやすい周波数帯や、主要な5GバンドにMVNOの回線が対応していない場合、郊外や山間部、建物内で電波が弱くなったり、5G通信が利用できなかったりする可能性があります。ご自身のXperia 1 IVのモデルと利用するMVNOの回線がマッチしているか、事前に必ず確認が必要です。
- サポート体制が異なる: 大手キャリアのような手厚い店舗サポートがないMVNOもあります。問い合わせは主にオンライン(チャット、メール)や電話が中心となります。初期設定やトラブル時に自分で解決する能力がある程度求められる場合があります。イオンモバイルのように店舗サポートがあるMVNOを選ぶのも一つの手です。
- キャリアメールが使えない: 多くの格安SIMでは、ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアが提供する@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなどのキャリアメールアドレスは利用できなくなります。Xperia 1 IVを格安SIMで利用する場合も同様です。乗り換え後もメールアドレスを引き続き利用したい場合は、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスをメインに使うか、大手キャリアが提供する「メールアドレス持ち運びサービス」(有料)を利用することを検討しましょう。
- 初期設定の複雑さ: 物理SIMの挿入やeSIMプロファイルのダウンロード、そしてXperia 1 IV APN設定など、自身で行う初期設定が必要です。これは難しくありませんが、初めての方には戸惑うかもしれません。
- 決済方法が限られる: クレジットカード決済のみに対応しているMVNOが多いです。口座振替やデビットカードに対応しているMVNOは少ないため、事前に確認が必要です。
Xperia 1 IVで格安SIMを使う際の初期設定ガイド(APN設定の具体的な手順)
Xperia 1 IVに格安SIMを挿入するだけでは、すぐにインターネットに接続できるわけではありません。APN設定と呼ばれる通信設定を行う必要があります。Xperia 1 IVのようなAndroidスマートフォンでは、APN設定は手動で行うのが一般的です。
APN設定の基本的な流れ(手動設定の場合)
- Wi-Fiに接続する: APN設定を行うために、まずXperia 1 IVをWi-Fiに接続します。自宅のWi-FiやフリーWi-Fiなど、インターネットに接続できる環境を用意してください。
- MVNOのAPN情報を確認する:
- 契約した格安SIM(MVNO)の公式サイトにアクセスし、「APN設定」「初期設定」「Android 設定」などの項目を探します。
- 各MVNOが指定する「APN名(アクセスポイント名)」「ユーザー名」「パスワード」「認証タイプ」などの情報をメモしておきましょう。
- MVNOによっては、詳細な設定項目(MCC、MNC、APNタイプなど)の指定がある場合もありますので、正確にメモしてください。
- Xperia 1 IVの設定を開く:
- Xperia 1 IVのホーム画面から「設定」アプリのアイコンをタップして開きます。
- 「ネットワークとインターネット」をタップします。
- 「モバイルネットワーク」をタップします。
- 利用するSIM(例:SIM 1またはSIM 2/eSIM)をタップします。
- 「アクセスポイント名(APN)」をタップします。
- もし、設定がすでに表示されている場合は、その設定が正しいかMVNOの情報を照合します。
- 新しいAPNを追加する:
- 画面右上の「+」ボタン(または三点リーダーメニューから「新しいAPN」)をタップします。
- メモしておいたMVNOのAPN情報を、各項目に正確に入力していきます。
- 名前: 任意の名前(例:mineo Dプラン、IIJmioなど)
- APN: MVNOが指定するAPN(例:mineo-d.jp, iijmio.jpなど)
- ユーザー名: MVNOが指定するユーザー名(例:mi***@*******ne.jp など。不要な場合もあります。)
- パスワード: MVNOが指定するパスワード(例:mineo など。不要な場合もあります。)
- 認証タイプ: MVNOが指定する認証タイプ(例:PAPまたはCHAP、あるいは未設定/なし)
- APNタイプ: 「default,supl」(カンマで区切る。MVNOによっては「default,supl,mms」など追加指定あり)
- その他の項目(プロキシ、ポート、MCC、MNCなど)についても、MVNOの指示に従って入力してください。
- 入力が完了したら、右上の三点リーダーメニューをタップし、「保存」をタップします。
- 作成したAPNを選択する:
- APNリストに戻り、今作成したAPNの右側にあるラジオボタン(丸いチェックボックス)をタップして選択します。選択すると、通常はすぐにモバイルデータ通信が開始されます。
- Wi-Fiを切断し、モバイルデータ通信を確認する:
- Xperia 1 IVの設定アプリでWi-Fiをオフにし、画面上部のステータスバーに4Gや5Gのアイコンが表示され、モバイルデータ通信に切り替わっていることを確認します。
- Chromeなどのブラウザを開き、ウェブサイトが表示されるか、各種アプリでインターネットに接続できるかを確認してください。
注意点
- 古いAPN設定の削除: もし以前に別の格安SIMや大手キャリアのAPN設定が残っている場合は、新しいAPNを作成する前に、不要なAPN設定を削除しておくと、新しい設定が優先されやすくなり、混乱を防げます。「アクセスポイント名(APN)」の画面で、削除したいAPNを長押しするか、タップして詳細を開き、削除するオプションを選択します。
- デュアルSIM運用時の設定: Xperia 1 IVはデュアルSIM対応のため、2枚のSIMを挿入している場合は、どちらのSIMでデータ通信を行うか、あるいは通話を行うかを設定で選択する必要があります。「モバイルネットワーク」の画面で、「優先SIM」や「データSIM」などの項目を確認してください。
もし上記の手順でうまくいかない場合は、契約したMVNOのサポートセンターに問い合わせるか、公式サイトのFAQを確認してみてください。多くのMVNOでは、分かりやすい設定ガイドを提供しています。
よくある質問(FAQ)

Q1: Xperia 1 IVはeSIMに対応していますか?
はい、Xperia 1 IVは全てのモデル(ドコモ版 SO-51C、au版 SOG06、ソフトバンク版 A201SO、SIMフリー版 XQ-CT44)でeSIMに対応しています。物理的なnano-SIMカード1枚とeSIM1枚を同時に利用できる**デュアルSIM(DSDS/DSDV)**仕様です。eSIMを利用すれば、物理SIMの到着を待つことなく、オンラインで手続きを完結し、最短で即日開通することも可能です。
Q2: 格安SIMに乗り換えると、キャリアメールは使えなくなりますか?
はい、多くの格安SIMでは、ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアが提供する@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなどのキャリアメールアドレスは利用できなくなります。Xperia 1 IVを格安SIMで利用する場合も同様です。乗り換え後もメールアドレスを引き続き利用したい場合は、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスをメインに使うか、大手キャリアが提供する「メールアドレス持ち運びサービス」(有料)を利用することを検討しましょう。
Q3: Xperia 1 IVを格安SIMで使うと、通信速度は遅くなりますか?
大手キャリアと比較すると、通信速度が遅くなる可能性はあります。特に、お昼休み時間帯(12時~13時頃)や夕方(18時~19時頃)など、回線が混み合う時間帯には速度低下を感じることがあります。これは、格安SIMが大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しているため、帯域が混雑すると速度が制限されることがあるためです。
また、Xperia 1 IVのモデルと格安SIMの回線の相性によっては、プラチナバンドや主要5Gバンドに対応していないために、郊外や山間部、建物内で電波が弱く、速度が遅くなることがあります。高性能なXperia 1 IVの性能を最大限に活かすためにも、契約前に必ずお持ちのXperia 1 IVの対応バンドと、利用したいMVNOの回線の対応バンドを確認しましょう。
Q4: Xperia 1 IVでテザリングは使えますか?
はい、Xperia 1 IVでテザリング(インターネット共有)を利用することは可能です。格安SIMでも、原則としてテザリング機能は問題なく使えます。Xperia 1 IVを高性能なモバイルルーターのように活用し、他のデバイス(PCやタブレットなど)に安定したインターネット接続を提供できます。ただし、一部のMVNOや料金プランによっては、テザリングに制限があったり、追加料金が発生したりする場合がありますので、契約前に各MVNOの公式サイトで確認することをおすすめします。
Q5: Xperia 1 IVはSIMフリーですか?
はい、Xperia 1 IVは基本的にSIMフリー端末として販売されています。2022年に発売されたモデルであるため、日本の電気通信事業法改正により、大手キャリア版を含め、原則としてSIMロックはかかっていません。そのため、特定のキャリアに縛られることなく、国内外のどの通信キャリアのSIMカードやeSIM(全モデル対応)でも利用可能です。中古品などを購入する際は、念のためSIMロックがかかっていないか確認するとより安心です。
まとめ:Xperia 1 IVと格安SIMで、賢く快適なスマホライフを!
この記事では、ソニーの高性能スマートフォンXperia 1 IVを格安SIMで利用する際の、あらゆる疑問について詳しく解説してきました。
Xperia 1 IVは、その圧倒的なカメラ性能、美しいディスプレイ、そして優れたオーディオ性能で、あなたのデジタルライフを豊かにしてくれる素晴らしい一台です。お持ちのXperia 1 IVのモデルに合った格安SIMを選ぶことで、その魅力を最大限に引き出しつつ、毎月の通信費を大幅に節約できるという大きなメリットがあります。特に、全モデルで対応しているXperia 1 IV デュアルSIM機能は、より柔軟な通信環境を求める方にとって大きな強みとなるでしょう。
初期設定のAPN設定も、この記事のガイドを参考にすれば決して難しいものではありません。万が一不明な点があれば、契約するMVNOのサポートを活用しましょう。
もしあなたが、Xperia 1 IVの高性能を存分に楽しみながら、家計にも優しくスマートフォンの利用をしたいと考えているなら、ぜひこの記事で紹介したおすすめの格安SIMを検討してみてください。お持ちの端末のモデルと、利用したいMVNOの回線の相性をしっかり確認することが、賢く快適なスマホライフを送るための鍵です。
Xperia 1 IVと格安SIMの組み合わせで、より賢く、より快適なスマホライフを手に入れましょう!
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