L-03EをMVNOの格安SIMで使う

※ 本ページは広告を含みます

docomoから2013年 1月19日に発売されたモバイルwifiルーターのL-03EをMVNOの格安SIMで使う為の情報を紹介します。

「L-03E」は、受信時最大100Mbps、送信時最大37.5Mbpsの通信速度を実現する「Xi」対応のモバイルWi-Fiルーター。800MHz帯にも対応し、従来よりも広い「Xi」エリアで通信が行えるようになった。
また、公衆無線LANサービスへの接続にも対応しており、Wi-Fiスポットでも使用することが可能

L-03Eのスペック

この項目ではL-03Eのスペックについて紹介していきます。
既にお持ちの方のスペック再確認や、これから購入検討されている方は参考にしてください。

仕様

本体サイズ 92(H)×60(W)×19.5(D)
通信方式 LTE/3G/(3Gハイスピード対応)
通信速度 LTE:下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbps
3G下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbps
連続通信時間 LTE:約12時間
3G:約13時間
連続待受時間 460時間
同時接続可能台数 10台
バッテリー容量 3,600mAh
SIMカードサイズ microSIM

対応バンド

L-03Eが対応しているバンド(周波数帯域)を表にしてみました。各バンドに割り当てられているキャリアも記載しておくので参考にしてください
D=ドコモ
A=au
S=ソフトバンク
R=楽天モバイル

FD-LTE バンド1(2.0GHz)DAS:○
バンド2(1.7GHz):×
バンド3(1.7GHz)DASR:×
バンド4(AWS):×
バンド5(850MHz):×
バンド7(2.6GHz):×
バンド8(900MHz)S:×
バンド12(700MHz):×
バンド13(700MHz):×
バンド17(700MHz):×
バンド19(800Mhz)D:○
バンド21(1.5GHz)D:○
バンド28(700MHz)DAS:×
TD-LTE バンド38(2.6GHz):×
バンド39(1.9GHz):×
バンド40(2.3GHz):×
バンド41(2.5GHz):×
バンド42(3.5GHz)DAS:×
3G(W-CDMA) バンド1(2GHz)DS:○
バンド2(1.9GHz):×
バンド4(AWS):×
バンド5(850MHz):×
バンド6(800MHz):○
バンド8(900MHz)S:×
バンド19(800MHz)DS:○
GMS/GPRS 850MHz:○
900MHz:○
1.8GHz:○
1.9GHz:○

L-03Eで利用できるMVNOの格安SIM一覧

L-03EをMVNOの格安SIMで利用する場合、主にドコモの回線を利用したMVNO業者になります。

L-03Eで利用できるオススメMVNOの格安SIM業者一覧
(業者名をクリックで詳細サイトに移動できます)

各業者、L-03Eは動作確認端末として掲載されていない場合が多いですが、mineoのDプランなどでは動作確認端末と掲載されているので確実です、他のドコモ回線の格安SIMでも問題なく使えます。
SIMカードのサイズはmicroSIMとなっています。
この機種はSIMロック解除可能の端末ですが、ドコモ回線のMVNO業者のSIMカードならSIMロック解除不要でそのまま差し替えるだけで使えます。
SIMロック解除を行った場合、ドコモ以外の回線でも利用可能ではありますが、ドコモから販売されている端末でドコモ回線に最適化されているので特殊な理由が無い限りはドコモ回線の格安SIMでの利用をおススメします。

楽天モバイルでの利用について

検索エンジンでのモバイルルーターの検索キーワードを精査していると、「機種名+楽天モバイル」といった複合キーワードを楽天モバイルで検索している人が割と多いです。
定額でデータ容量無制限で利用できるので、手持ちのモバイルルーターで使えないか調べている人が多いのだと思います
L-03Eは楽天モバイルのLTEでのメイン回線であるバンド3には対応していないので、残念ながら利用不可で、パートナーエリアのau回線であるバンド18もこの機種は対応していません。
楽天モバイルをお考えであれば、楽天モバイルでセット販売されているRakuten WiFi Pocket 2Bという楽天オリジナル機種をポイント還元で実質0円で販売されているので、L-03Eで利用しなくてもソレで利用するのがおススメです自社のオリジナルですので楽天での利用には最適化されている機種だと思われますし

L-03Eチェックポイント

公衆無線LAN対応

公衆無線LANへの接続も可能となり、通信量超過の速度規制をうけないための工夫もなされています

モバイルチャージャー機能搭載


L-03Eのバッテリーから、お持ちのスマートフォンやタブレットに充電できるモバイルチャージャー機能搭載。
外出先での電池切れでも安心

大容量バッテリー

連続駆動時間約12時間の3600mAh大容量バッテリーを搭載。
海外旅行やビジネスなど長時間の利用でも安心してお使いいただけます
互換バッテリー

大容量とはいえ、販売からかなり年数が経った機種ですのでバッテリーの劣化も進んでると思われます
この機種のバッテリーの型式はL21ですが、互換バッテリーを検索してみましたが、2021/9月現在で残念ながらもう存在していないようです
後継機のL-02Fで使われているL22という型式のバッテリーでも利用可能のようですが、こちらの機種の互換バッテリーも残念ながらみつけられませんでした。
他の入手方法で考えられるのはL-03EかL-02Fのジャンク品でバッテリーが生きてるのを運よくゲットするくらいだと思われます。

国際ローミング対応

本端末は、クラス4になります。
LTEネットワークは使用不可、3GネットワークおよびGSM/GPRSネットワークのサービスエリアでご利用になれます。
また、3G850MHz/GSM850MHzに対応した国・地域でもご利用になれます。ご利用可能エリアをご確認ください。

SIMロック解除について

L-03EはSIMロック解除対応機種となっています
SIMロック解除はオンラインでの解除は不可となっており、ドコモショップでの対応となります
ショップでその場でのSIMロック解除はできないらしくお預かり対応となるようなので、SIMロック解除には数日かかるようになっています。
スマホの場合、ショップでのSIMロック解除は手数料がかかりますが、モバイルルーターに関しては手数料無料で対応して貰えるようです。
この機種はSIMロック解除対応機種ですので、SIMロック解除後はau回線やソフトバンク回線など他社の回線でも対応するバンドでの利用は可能ではありますが、対応するバンド(周波数)はドコモに最適化されているのでドコモ回線での利用をおススメします。

APN設定方法

L-03EのAPN設定は、パソコンやスマホのブラウザからの設定となっています。

ブラウザから

1.L-03Eとパソコンもしくはスマホなどをwifi接続します。
(この接続はネットに接続するわけではなくルーターとパソコンやスマホなどの端末を接続するローカル接続なので、ネットに繋がってる必要はありません)
2.ルーターと端末の接続が完了したら、ブラウザを開いてアドレスバーに「https://192.168.225.1/」と入力して移動して、接続設定画面を開きます。
ユーザー名には「Admin(初期値)」と入力
ログインパスワードには「1234(初期値)」と入力

3.設定画面が表示されたら「ネットワーク設定」→「プロファイル」→「新規作成」と進めていきます

設定情報画面のプロファイル設定を開いて、各MVNO業者から指定されたAPN情報を入力して保存で完了です。

プロファイル名 任意の名称
APN MVNO業者から指定されたAPN情報
ユーザー名 MVNO業者から指定されたAPN情報
パスワード MVNO業者から指定されたAPN情報
認証方式 CHAP

本体の液晶画面から

WEBで公開されている説明書を見る限り、L-03Eの新規のAPN追加はブラウザからのみとなってる模様

コメント

タイトルとURLをコピーしました