ここでは、OCNモバイルONEとIIJmioのどちらを利用しようか悩んでいる方向けに双方のプランや料金主要なオプションサービスなどの比較をしていきます。
OCNモバイルONEとIIJmioの料金プラン比較
まずは双方提供しているプランの比較をしていきましょう。
比較対象がIIJmioという事で、マイネオ側はドコモ回線のDプランを使って比較していきます
※()内の金額はデータ専用SIM
背景色■は日割りプランです。
背景色■は最大500bpsで月間15GBまで制限無しです。
OCNモバイルONE | IIJmio |
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3GB/月 1800円 (1100円) |
3GB/月 1800円 (1100円) |
6GB/月 2150円 (1450円) |
6GB/月 2150円 (1450円) |
10GB/月 3000円 (2300円) |
12GB/月 3000円 (2300円) |
20GB/月 4850円 (4150円) |
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30GB/月 6750円 (6050円) |
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110MB/日 1600円 (900円) |
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170MB/日 2080円 (1380円) |
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500kbps(15GB/月) 2500円 (1800円) |
料金プラン比較の評価
ライトユーザー向けプラン
日頃ほとんどデータ通信を使用しないライトユーザー向けのプランを比較してみましょう
ほとんどスマホは使わないが、連絡手段として必要なので持っているだけなので、とにかく月額を安くしたい人とか多いと思います。
OCNモバイルONEとIIJmioの最安値プランはOCNの110MB/1600円になります。
IIJmioの方は最低が3GBのプランになり、それ以下のプランは提供されていないので、IIJmioの最安値は3GB/1800円のプランになります。
3GBもどちらかと言えばライトユーザー向けになるのかもしれませんが、私自身3GBで契約していて、それなりにスマホを使いますが、自宅にwifi環境もあるのと、低速と高速を切り替えて使い分けているせいか3GB使い切る事はないので、ほんとうのライトユーザーなら3GB以下のプランが欲しい所だと思います。
とにかく安く済ませたい方はこの2社で比較するなら、月3GB以下のプランを提供しているOCNモバイルONEがおススメできると言えますね。
ミドルユーザー向けプラン
標準的な使用頻度のミドルユーザー向けプランは両社共、3GB/6GBの2つのプランをを提供されています。
この両社の二つのプランはそれぞれ月額が同額なっていますので、ミドルユーザー向けのプランで両社比較すると両社同等という事になりますね。
ただし、今なら2年間データ容量2倍などのキャンペーンなどあったりするので、キャンペーン開催時期や内容によっては優劣が付く場合もあります。
ちなみに、この記事を書いてる2018/8/22現在はIIJmioがデータ容量増量キャンぺーンを開催されているので、キャンペーン期間中はIIJmioの方がお得に利用できますね。
ヘビーユーザー向けプラン
月間通信料が10GBを超えるヘビーユーザ向けのプランは、IIJmioは12GBプランが最大で、OCNモバイルONEは10GBとさらに上の20GB、30GBのプランを提供されています。
10GBくらいがちょうど良いユーザーの方は、OCNの場合10GBが月額3000円で、IIJmioは12GBがOCNと同額の月額3000円なので、IIJmioの方がデータ容量が多い分お特になります。
10GBでは足りない超ヘビーユーザーの方は、IIJmioの場合12GB/月のプランが最大なので、OCNとIIJmioの2社で比べた場合、必然的に20GB/30GBのプランを提供されているOCNという選択になると思います。
スマホセット(端末セット)の比較
SIMカード契約時に一緒に新しくスマホも購入したい方も多いと思います。
格安SIM業者でも、SIMフリー端末を端末セットとして販売されています。
端末セットについては、OCNモバイルONEの方がほとんどの場合においてお得になっています。
OCNモバイルONEでは音声対応SIMとスマホのセットを購入する場合、らくらくセットというプランがあり、一括購入でも分割での購入でも、通常よりかなり安く買えるセット購入プランを提供されています。
2018/7月現在での最新機種でのOCNモバイルONEとIIJmioの両社で取扱いがある同じ機種での値段で比較をしてみましょう。
OCNモバイルONE | IIJmio |
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AQUOS sense plus SH-M07 一括:29800円 分割:1300円×24ヶ月 |
AQUOS sense plus SH-M07 一括:36800円 分割:1580円×24ヶ月 |
ZenFone 5 一括:39800円 分割:1660円×24ヶ月 |
ZenFone 5 一括:48800円 分割:2050円×24ヶ月 |
HUAWEI P20 lite 一括:14800円 分割:750円×24ヶ月 |
HUAWEI P20 lite 一括:27800円 分割:1200円×24ヶ月 |
OCNモバイルONEのらくらくセットでの購入は音声対応SIMでのスマホセット購入でしか利用できませんが、低価格での購入が可能になっています。
上記の比較表では両社で取り扱いがあった一部の端末で比較していますが、その他の機種でも、らくらくセットでの購入の場合通常よりかなり安く購入できます。
ちなみに、らくらくセットでの購入以外、データ通信SIMとのセットだったり、すでにOCNモバイルONEを利用されている方がスマホを購入される場合など通常の購入の場合は、IIJmioとあまり差はありません。
通話料金の比較
OCNモバイルONEとIIJmioの通話料金の比較をしていきます。
通話オプションを利用せず通常の通話に関しては、OCNモバイルONEとIIJmioに限らず基本的には国内通話:20円/30秒になってます。
格安SIMのサービスが始まったばかりの頃は、通話に関するサービスがほとんどありませんせんでしたが、現在では10分かけ放題のサービスなどが登場して、ほとんどの格安SIM業者で通話オプションを提供されています。
OCNモバイルONE | IIJmio |
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通常発信での国内通話 30秒/20円 |
通常発信での国内通話 30秒/20円 |
OCNでんわアプリからの通話 30秒/10円 |
みおふぉんダイアルからの通話 30秒/10円 |
10分かけ放題 月額850円 |
10分かけ放題(家族間は30分かけ放題) 月額830円 |
トップ3かけ放題 月額850円 |
3分かけ放題(家族間は10分かけ放題) 月額600円 |
かけ放題ダブル 月額1300円 |
通話料金比較の評価
普段通りの通常発信での通話はOCNモバイルONEとIIJmioともに、30秒/20円となっています。
これはOCNモバイルONEとIIJmioというより、どこの携帯電話会社でも通話オプション無しでの通話だと同じだと思います。
格安SIM業者はほとんどの場合、通話のサービスでプレフィックス通話という通話料金を安くするサービスを提供しています。
プレフィックス通話というのは、電話番号の前にプレフィックス番号を付けて発信する事で、通常とは異なる通話回線を利用して通話料金を安くするサービスです。
mineoの場合プレフィックス番号は「0063」で、mineo電話アプリを利用すれば、この「0063」を自動で追加して相手番号にかけてくれるアプリになっています。
電話帳からの発信も当然可能で、自動でプレフィックス番号を追加して発信できる仕組みになっています。
OCNでんわも同様の仕組みになっています。
通話料金はOCNモバイルONEとIIJmioともに、通常発信の約半額の30秒/10円になっています。
OCNモバイルONEとIIJmioともに10分かけ放題の通話オプションがあり、OCNが月額850円、IIJmioが月額830円とIIJmioが若干安くなっています。
1回の通話が10分以内なら何度でも通話可能なサービスになっています。
こういった、〇分かけ放題の通話オプションはほとんどの業者で提供されているサービスで、10分で通話が自動で終了するアプリや、10分をアラームで通知してくれるアプリなど、便利なアプリがiphone、andorid共にあるので、アプリストアで探してみてください!
OCNでは10分かけ放題の他にトップ3かけ放題という通話オプションがあります。
この通話オプションは、通話時間が長かった上位3番号までの通話料金を無料にしてくれるオプションです。
この3つの番号に関しては10分などの時間の縛りはなく、完全にかけ放題になります。
特定の相手のみ長電話する場合はコチラのオプションが最適になりますが、通話料金が無料になるのは上位の3つの番号までなので、その他の通話に関してはOCNでんわアプリでの通話の30秒/10円になります。
10分かけ放題とトップ3かけ放題両方を利用したい方には、かけ放題ダブルという通話オプションも月額1,300円で提供されています。
IIJmioのかけ放題も他社とは違う特徴があります。
10分かけ放題の場合、同一契約の家族間の場合30分かけ放題、3分かけ放題の場合10分かけ放題になっています。
このように家族間の通話がお得なのと、他社にはない3分かけ放題という月額少し安いオプションも提供されているのが特徴です。
かけ放題の通話オプションの比較すると、10分かけ放題の他に、トップ3かけ放題も提供しているOCNの方がメリットが大きい気もしますが、IIJmioも家族間の通話の優遇や、3分かけ放題という下位のプランもあるので、通話の利用スタイルによって人それぞれ最適なプランが違うとは思います。
端末保証サービス比較
両社とも数多くの追加オプションを提供されていますが、利用者が多いと思われる追加オプションの端末保証のサービスの比較をしてみます。
ドコモ/ソフトバンク/auの大手3キャリアと違い、格安SIM業者の場合持ち込みできるショップがほとんど無いので、故障した時などの修理保証は気になる方も多いと思います。
OCNモバイルONE | IIJmio |
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あんしん保証(セット端末) スマートフォン/月額430円 タブレット/月額410円 ルーター/月額340円 |
端末保証オプション(セット端末) 月額380円/500円 |
あんしん保証(持込端末) 月額500円 |
つながる端末保障(持込端末) 月額500円 |
端末保証サービスの比較の評価
保証内容
持込端末の場合
修理代金は2回目まで無料(ただし補償上限金額(50,000円)超える場合、その差額)
端末の交換1回目4000円、2回目8000円
3回目以降は実費になります。
実質年2回までの保証ですね。
セット端末の場合
修理の場合の補償上限
スマートフォン・タブレット/40,000円(税抜)
ルーター/22,000円(税抜)
修理不能の場合、同等品と交換
年2回まで保証
修理代金は2回目まで無料(ただし上限5万円まで)
端末の交換1回目4000円、2回目8000円
こちらも実質年2回までの保証ですね。
修理時は代替機を送ってくれます。
早ければ翌日到着で送って貰えるそうで助かりますね。
両社とも、持込端末の場合は月額500円ですが、セット端末の場合OCNはスマホかタブレットかルーターで金額が変動、IIJmioは機種によって月額が2段階になっています。
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