ドコモで2016年2月17日に発売されたモバイルルーターWi-Fi STATION N-01HをMVNOの格安SIMで運用しようと考えていらっしゃる方向けの情報ページです。
Wi-Fi STATION N-01Hはドコモから発売されたNEC社製のモバイルwifiルーターです。
3つの帯域を利用するキャリアアグリゲーション(3CA)に対応しており、受信時最大300Mbps、送信時最大50Mbpsの高速データ通信に対応
ドコモ回線の格安SIMでもキャリアアグリゲーンには対応しています。
2GHz/800MHz/1.5GHz/1.7GHzの4つの周波数帯で運用するクアッドバンドLTEに対応しており、800MHzプラチナバンドなど、都心から郊外まで広いエリアで安定した通信が行えます
世界的に権威あるデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞したスタイリッシュなデザイン
国内仕様で作られているので海外ローミングには対応していないので海外利用を考えていらっしゃるかたは注意が必要です
Wi-Fi STATION N-01Hのスペック
この項目ではWi-Fi STATION N-01Hのスペックについて紹介していきます。
既にお持ちの方のスペック再確認や、これから購入検討されている方は参考にしてください。
仕様
まずは簡易的ですが、主な仕様はコチラ
本体サイズ | 115(H)×63(W)×11(D) |
---|---|
通信方式 | LTE/3G/(3Gハイスピード対応) キャリアアグリゲーション(CA)対応 |
通信速度 | LTE:下り最大337.5Mbps/上り最大50Mbps 3G下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbps |
連続通信時間 | LTE-Advanced(CA):約10時間 LTE:約13時間 3G:約9時間 |
連続待受時間 | 1180時間 |
同時接続可能台数 | 16台 Wi-Fi:10台/USB:1台/Bluetooth-PAN:5台を併用 |
バッテリー容量 | 2,500mAh |
SIMカードサイズ | microSIM |
対応バンド
Wi-Fi STATION N-01Jが対応しているバンド(周波数帯域)を表にしてみました。
各バンドに割り当てられているキャリアも記載しておくので参考にしてください
D=ドコモ
A=au
S=ソフトバンク
R=楽天モバイル
FD-LTE | バンド1(2.0GHz)DAS:○ |
---|---|
バンド2(1.7GHz):× | |
バンド3(1.7GHz)DASR:○ | |
バンド4(AWS):× | |
バンド5(850MHz):× | |
バンド7(2.6GHz):× | |
バンド8(900MHz)S:× | |
バンド12(700MHz):× | |
バンド13(700MHz):× | |
バンド17(700MHz):× | |
バンド19(800Mhz)D:○ | |
バンド21(1.5GHz)D:○ | |
バンド28(700MHz)DAS:× | |
TD-LTE | バンド38(2.6GHz):× |
バンド39(1.9GHz):× | |
バンド40(2.3GHz):× | |
バンド41(2.5GHz)A:× | |
バンド42(3.5GHz)DA:× | |
3G(W-CDMA) | バンド1(2GHz)D:○ |
バンド2(1.9GHz):× | |
バンド4(AWS):× | |
バンド5(850MHz):× | |
バンド6(800MHz):○ | |
バンド8(900MHz):× | |
バンド19(800MHz)D:○ | |
GMS/GPRS | 850MHz:× |
900MHz:× | |
1.8GHz:× | |
1.9GHz:× |
Wi-Fi STATION N-01Hで利用できるMVNOの格安SIM一覧
Wi-Fi STATION N-01HをMVNOの格安SIMで利用する場合、主にドコモの回線を利用したMVNO業者になります。
(業者名をクリックで詳細サイトに移動できます)
- IIJmio(みおふぉん)
- mineo (ドコモ回線のDプラン)
- NUROモバイル
各業者、Wi-Fi STATION N-01Hは動作確認端末として掲載されていない場合が多いですが、mineoのDプランなどでは動作確認端末と掲載されているので確実です、他のドコモ回線の格安SIMでも問題なく使えます。
SIMカードのサイズはmicroSIMとなっています。
この機種はSIMロック解除可能の端末ですが、ドコモ回線のMVNO業者のSIMカードならSIMロック解除不要でそのまま差し替えるだけで使えます。
SIMロック解除を行った場合、ドコモ以外の回線でも利用可能ではありますが、ドコモから販売されている端末でドコモ回線に最適化されているので特殊な理由が無い限りはドコモ回線の格安SIMでの利用をおススメします。
楽天モバイルでの利用
SIMロック解除すればドコモ回線以外でも対応バンド内では使えますが、ドコモ回線以外では性能をフルで使えないのでおススメしませんとか書いちゃってますが
楽天モバイル回線のエリア内にお住まいの方は楽天モバイルで自宅の固定Wi-Fiとして利用するのは有りかなと個人的には思います。
楽天モバイルはau回線のパートナーエリアを利用する場合は高速通信は月7GBが上限となっていますが、楽天回線を利用する場合、無制限で高速通信の利用が可能となっています。
楽天回線エリアにお住まいの場合は、月額3278円(税込)で無制限で利用できる固定Wi-Fiが置けると考えたら、かなりおススメな気がします
ソフトバンクAIRやWiMAXなどのモバイルホームルーターなどと比べても安く使える上に、WiMAXのような3日で10GB超えると1日速度制限されるような縛りもなく個人的には有りな選択だと思います。
Wi-Fi STATION N-01Hチェックポイント
PREMIUM 4G対応
国内初のクレードル内臓LTEアンテナ搭載
有線LAN接続も可能で最大16台同時接続
互換バッテリー
大容量とはいえ、数年使えば経年劣化でバッテリーが弱くなる事もあると思います。Wi-FiSTATIONHW-01Hは取り外し可能な電池パック式で自分で交換も可能なので、中古で購入された方などもバッテリー持ちに不満がある場合、互換バッテリーと交換がおススメです。
互換バッテリーの大手ロワジャパンで販売されているコチラのNEC用の互換バッテリーが利用可能となっています。
SIMロック解除について
SIMロック解除はオンラインでの解除は不可となっており、ドコモショップでの対応となります
ショップでその場でのSIMロック解除はできないらしくお預かり対応となるようなので、SIMロック解除には数日かかるようになっています。
スマホの場合、ショップでのSIMロック解除は手数料がかかりますが、モバイルルーターに関しては手数料無料で対応して貰えるようです。
この機種はSIMロック解除対応機種ですので、SIMロック解除後はau回線やソフトバンク回線など他社の回線でも対応するバンドでの利用は可能ではありますが、対応するバンド(周波数)はドコモに最適化されているのでドコモ回線での利用をおススメします。
なお、海外ローミングには対応しておらず国内専用となっています。
APN設定方法
Wi-Fi STATION N-01HのAPN設定は液晶モニタから本体のみでのAPN設定と、パソコンやスマホのブラウザからの設定どちらでも可能となっています。
ブラウザから
(この接続はネットに接続するわけではなくルーターとパソコンやスマホなどの端末を接続するローカル接続なので、ネットに繋がってる必要はありません)
1.ルーターと端末の接続が完了したら、ブラウザを開いてアドレスバーに「https://192.168.179.1」もしくは「https://N-01H.tool/」と入力して移動して、接続設定画面を開きます。
2.初期設定画面でパスワードを決めます
3.ユーザーには「Admin(初期値)」と入力
パスワードには初期設定で決めたパスワードを入力します
4.設定画面が表示されたら「基本設定」をクリックし、「接続先設定(LTE/3G)」と進めていきます
リストから「接続先名」が「 未設定」の行の 「編集」をクリックします。
各MVNO業者から指定されたAPN情報を入力して保存で完了です。
プロファイル名 | 任意の名称 |
---|---|
APN | MVNO業者から指定されたAPN情報 |
ユーザー名 | MVNO業者から指定されたAPN情報 |
パスワード | MVNO業者から指定されたAPN情報 |
認証方式 | CHAP |
IPタイプ | IPv4 |
本体の液晶画面から
2.[設定]画面を下にスクロールして[APN設定]をタップします。
3.[APN設定]画面の[新規追加]をタップします。
4.各MVNO業者から指定されたAPN情報を入力して保存で完了です。
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